試合日程・結果
FIXTURES & RESULTS2021明治安田生命J2リーグ第34節
10月17日(日) 13:00 シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山
- 13' 上門 知樹
- 63' 石毛 秀樹
- 86' 上門 知樹
松本山雅FC
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前半0'松本ボールでキックオフ、試合開始
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前半0'予想フォーメーションは4-4-2。前節からのスタメン変更は1人。山本が外れ、Mデュークが入る。前節は後半に同点に追い付かれるも、上門の決勝ゴールで7試合ぶりの勝利を飾った。今節も白星をつかみ、第19節以来の連勝となるか
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前半0'予想フォーメーションは3-4-1-2。前節からのスタメン変更は3人。野々村、下川、阪野が外れ、星、前、鈴木が入る。前節は前半に先制点を奪われると、最後まで相手のコンパクトな守備陣形を崩せずに敗戦。今節は3試合ぶりの勝利を収めて降格圏から抜け出したい
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前半0'岡山の直近5試合は1勝3分け1敗。松本の直近5試合は1勝2分け2敗。両者の過去対戦成績は6勝6分け3敗と岡山の勝ち越し
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前半2'前線の高い位置から相手のディフェンスラインに対してプレスを掛け、相手にロングボールを蹴らせる
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前半3'右CKを獲得
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前半4'キッカーの石毛が右足でニアサイドを狙ったクロスを中に送る。しかし、相手に大きくクリアされてしまう
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前半6'中盤でボールを奪い、素早い攻撃を仕掛けようとするが、前線のMデュークにうまくおさまらない
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前半7'星を中心に後方でパスを組み立て、相手の陣形の隙をうかがう
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前半9'石毛が右サイドの敵陣中央から右足でゴール前にアーリークロスを送る。ペナルティエリア手前の中央に上門が走り込むも、届かず、ボールは流れてしまう
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前半10'徳元が相手に後ろから倒され、敵陣中央の左でFKを獲得する
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前半11'キッカーの上門が右足で強烈なシュートを放つも、村山に阻まれてしまい、得点は奪えない
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前半12'味方のシュートのこぼれ球に反応した上門が相手のディフェンスラインの裏に抜け出し、ペナルティエリア左からループシュートを放つ。ネットを揺らすも、これはオフサイドの判定となってしまう
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前半13'GOALゴール!!!Mデュークが敵陣のセンターサークル付近で空中戦に競り勝つと、落としたボールに反応した石毛が敵陣浅い位置から相手ディフェンスラインの裏に走り込んだ上門へ浮き球のスルーパスを出す。上門はうまくトラップで抜け出し、最後は村山をかわしてペナルティエリア右から冷静に流し込み、先制点を奪う岡山 1 - 0 松本
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前半13'今季のリーグ戦、先制に成功した試合は12試合。10勝1分け1敗で勝率は83.3%
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前半16'得点後も前線から厳しいプレスを掛け続け、相手に思うように攻撃を展開させない
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前半18'相手に支配される時間が続いたものの、落ち着いてパスを組み立て始め、攻撃を組み立てる
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前半19'攻め急がず、ピッチを幅広く使って攻撃を展開する
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前半21'Mデューク、上門ら前線の選手と中盤の選手がうまく連動して相手をサイドに追いやり、プレスを掛けている
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前半23'中盤でボールをつなぎ、最後はMデュークが敵陣中央で前を向いてボールをもらって相手の裏にスルーパスを出そうとするも相手にカットされてしまい、つながらない
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前半24'飲水タイムが設けられ、プレーが中断される
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前半25'飲水タイムが終了し、プレーが再開される
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前半26'前線でボールを回すものの、最後のラストパスの精度を欠き、決定機を作れない
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前半28'右CKを獲得
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前半29'キッカーの佐藤が右足でゴール前にクロスを送る。しかし、最後はMデュークにペナルティエリア中央でクリアされてしまう
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前半31'クロスのこぼれ球を河野が拾い、中に切れ込みペナルティエリア手前の右から左足で強烈なシュートを放つ。しかし、ボールは枠の右側へと外れてしまう
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前半33'相手の前線からのプレスに対して思うように中盤以降にボールをつなげない
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前半35'右CKを獲得
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前半36'キッカーの佐藤がショートコーナーを選択する。最後は右サイドの敵陣中央からクロスを中に送るものの、得点には至らない
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前半37'鈴木が右サイドの敵陣深くからグラウンダーのクロスを中に送る。河合がペナルティエリア中央から右足でシュートを放つも、梅田のセーブに遭い、得点を奪えない
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前半39'徳元が相手をかわす際にファウルを受け、左サイドの敵陣深くでFKを獲得する
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前半40'キッカーの石毛が右足でクロスを中に送るも、ニアサイドで相手にクリアされてしまう
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前半43'ディフェンスラインでボールを回し、中盤に縦パスを入れて前進を試みる。しかし、相手の素早いプレスに遭って思うように前線の高い位置までボールを運べない
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前半46'アディショナルタイムは2分の表示
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前半46'鈴木がこぼれ球に反応してゴール前から振り向きざまに右足でシュートを打つ。しかしうまくミートできず、相手に阻まれてしまう
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前半48'前半終了。1-0と、ホームの岡山のリードで試合を折り返す
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後半0'岡山ボールでキックオフ、後半開始
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後半0'23外山OUT→27下川IN
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後半2'左サイドの敵陣深くでFKを獲得。キッカーの石毛が右足でニアサイドを狙ったクロスボールを中に送る。しかし、Mデュークがファウルを取られてしまい、得点には至らない
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後半3'敵陣中央の左でFKを獲得。キッカーの佐藤が右足でゴール前に目掛けて浮き球を送る。しかし、ペナルティエリア内で相手にヘディングでクリアされてしまう
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後半6'左サイドでダイレクトパスを効果的に用いて相手の陣形に揺さぶりをかける
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後半8'Mデュークが縦パスを収め、反転してペナルティエリア左から左足で山なりの浮き球を中に送る。しかし、味方にはうまく合わない
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後半10'Mデュークがペナルティエリア左からグラウンダーの鋭いクロスを中に送る。ゴール前でこぼれたボールに対して反応した喜山がシュートを放つ。しかし、これは枠の上へと外れてしまう
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後半11'8河合OUT→45山口IN
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後半12'ペナルティエリア手前の右でFKを獲得する
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後半13'キッカーの山口が右足でシュートを放つ。しかし壁に当たってしまい得点には至らない
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後半14'相手のシュートが頭に直接当たってしまい、上門がピッチに倒れ込んでいる
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後半15'上門は一度ピッチの外に運びこまれる
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後半16'プレーが一時中断されていたが、ドロップボールでプレーが再開される
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後半17'一度ピッチの外に出ていた上門がピッチに戻る
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後半18'GOALゴール!!!石毛からの浮き球のパスを受けたMデュークがペナルティエリア中央から左足でシュートを放つ。これは村山に阻まれるものの、こぼれ球を徳元が拾い、ペナルティエリア左から石毛へ横パスを送る。石毛がペナルティエリア中央から左足でシュートを放つと、ボールはDFに当たり、ゴールへ吸い込まれる岡山 2 - 0 松本
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後半22'14鈴木OUT→25榎本IN
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後半22'38佐藤OUT→IN28小手川
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後半23'前線からMデューク、徳元らが激しいプレスを掛け、相手にロングボールを蹴らせる
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後半24'飲水タイムが設けられ、プレーが中断される
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後半26'41徳元OUT→4濱田IN
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後半26'飲水タイムが終わり、プレーが再開される
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後半28'右CKを獲得。キッカーの山口が右足でゴール前にクロスを送る。しかし、ペナルティエリア内で相手にクリアされてしまう
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後半30'ディフェンスラインからビルドアップを行い、相手のプレスをかわして前線までボールを運ぶ。しかし、最後は山口へのラストパスが合わず、得点には結び付かない
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後半33'波状攻撃を仕掛けるものの、岡山の中央を固めた守備に遭ってゴールを脅かすことはできない
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後半34'パウリーニョにイエローカード
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後半35'48石毛OUT→27木村IN
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後半36'右サイドの敵陣中央でFKを獲得。キッカーの山口が右足でゴール前に浮き球のパスを供給。ペナルティエリア中央で榎本がヘディングシュートを放つも、梅田に阻まれてしまう
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後半37'右CKを獲得。キッカーの山口が右足で中にクロスボールを送る。しかし、ボールはマイナス方向に流れ、相手にカットされてしまう
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後半39'中盤まではボールをつなげるものの、中盤以降は相手の素早いプレスに遭ってうまくボールをつなげない
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後半41'GOALゴール!!!前線の高い位置でボールを奪い返して、パウリーニョから上門にボールが渡る。受けた上門がペナルティエリア手前の中央から右足で強烈なドライブ気味のシュートを放つ。ボールは見事にゴール左に突き刺さり、追加点を奪う岡山 3 - 0 松本
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後半43'26パウリーニョOUT→8田中IN
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後半43'19MデュークOUT→15山本IN
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後半43'14上門OUT→20川本IN
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後半43'5前OUT→11阪野IN
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後半46'アディショナルタイムは6分の表示
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後半47'前線へ攻め込みたいが、岡山がコンパクトな守備を保っているため、思うように攻められない
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後半49'左サイドの敵陣深くで木村らがボールを保持して、時計の針を進める
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後半51'大野にイエローカード
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後半51'前線の高い位置で相手のプレスをうまくかわし、ボールをキープする
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後半52'試合終了。3-0でホームの岡山が勝利
試合経過
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13' | |||
46*' |
外山 凌
→下川 陽太
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56' |
河合 秀人
→山口 一真
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63' | |||
67' |
鈴木 国友
→榎本 樹
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|||
67' |
佐藤 和弘
→小手川 宏基
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|||
徳元 悠平
→濱田 水輝
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71' | |||
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79' | |||
石毛 秀樹
→木村 太哉
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80' | |||
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86' | |||
パウリーニョ
→田中 裕介
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88' | |||
ミッチェル デューク
→山本 大貴
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88' | |||
上門 知樹
→川本 梨誉
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88' | |||
88' |
前 貴之
→阪野 豊史
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|||
90+6' |
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- ゴール
- イエローカード
- レッドカード
- 交代
ファジアーノ岡山メンバー
スターティングメンバー
-
GK 31 梅田 透吾
-
DF 16 河野 諒祐
-
DF 5 井上 黎生人
-
DF 22 安部 崇士
-
DF 11 宮崎 智彦
-
MF 48 石毛 秀樹80'
-
MF 26 パウリーニョ88'
-
MF 6 喜山 康平
-
MF 41 徳元 悠平71'
-
FW 14 上門 知樹88'
-
FW 19 ミッチェル デューク88'
サブ
-
GK 13 金山 隼樹
-
DF 4 濱田 水輝71'
-
DF 8 田中 裕介88'
-
MF 27 木村 太哉80'
-
FW 18 齊藤 和樹
-
FW 20 川本 梨誉88'
-
FW 15 山本 大貴88'
監督
交代
-
71'徳元 悠平 濱田 水輝
-
80'石毛 秀樹 木村 太哉
-
88'パウリーニョ 田中 裕介
-
88'ミッチェル デューク 山本 大貴
-
88'上門 知樹 川本 梨誉
カード
-
79'パウリーニョ
松本山雅FCメンバー
スターティングメンバー
-
GK 16 村山 智彦
-
DF 2 星 キョーワァン
-
DF 5 前 貴之88'
-
DF 33 大野 佑哉
-
DF 43 常田 克人
-
MF 8 河合 秀人56'
-
MF 23 外山 凌46*'
-
MF 24 平川 怜
-
MF 38 佐藤 和弘67'
-
FW 14 鈴木 国友67'
-
FW 15 伊藤 翔
サブ
-
GK 1 圍 謙太朗
-
DF 44 野々村 鷹人
-
MF 27 下川 陽太46*'
-
MF 28 小手川 宏基67'
-
FW 11 阪野 豊史88'
-
FW 25 榎本 樹67'
-
FW 45 山口 一真56'
監督
交代
-
46*'外山 凌 下川 陽太
-
56'河合 秀人 山口 一真
-
67'鈴木 国友 榎本 樹
-
67'佐藤 和弘 小手川 宏基
-
88'前 貴之 阪野 豊史
*:ハーフタイム
カード
-
90+6'大野 佑哉
スタッツ
Fagiano Okayama
|
STATS |
Matsumoto Yamaga F.C.
|
---|---|---|
9 |
シュート | 4 |
7 |
ゴールキック | 8 |
2 |
コーナーキック | 5 |
12 |
直接FK | 14 |
0 |
間接FK | 1 |
0 |
オフサイド | 1 |
0 |
PK | 0 |
試合データ
- 主審
- 鶴岡 将樹
- 副審1
- 中井 恒
- 副審2
- 船橋 昭次
- 第4の審判員
- 武田 光晴
- 入場者数
- 5,032人
- 天候・風
- 晴・強風
- 気温/湿度
- 20.2℃/41%
- ピッチ
- 全面良芝
試合レポート
MATCH REPORTハーフタイムの監督コメント
- BOX脇を有効に
- セカンドボールの予測
試合後のコメント
■名波浩監督記者会見のコメント
Q:まずは試合の総括を。
「(岡山の)守備が非常に整っていて、オートマチックなオーガナイズを崩すにはやはり相手の背後、ボックスの中を冷静に突いていき、ラストパスも含めて精度を求めて攻撃を構築したいと思っていました。守備はセカンドボールの奪い合いで負けないこと。(ミッチェル)デュークと上門(知樹)というダイナミックに動いてポストプレーの質が高い2トップにいかにボールを触らせないかがキーだったと思います。オフサイドで取り消しになったシーンも含めて、前半は背後を使われたシーンがあり、風の影響もありましたが、我々のゲームとして重くなってしまったというところです。0-2になるまでセカンドボールを4対6か3対7くらいの割合で岡山に拾われてきていたので、余裕を持って高い位置からマイボールでゲームを進められなかったのは反省しなければいけないところだと思います。後半は風上だったのでシュートの意識を持ってというところで言うと、我々は(足を)振る意識がなくて、相手は石毛(秀樹)のシュートもそうですし上門のシュートも振る意識があった中で追加点を取られてしまったので、シュートの意識が結果的には0-3というスコアに大きく差が出てしまったと思います」
Q:前半はボールを持っているときに左サイドでノッキングしていた。どうボールを動かしたかったのか、狙いと評価を。
「ボックス脇に、特に伊藤翔が顔を出したときにシンプルに使えませんでした。それを使うイメージでファーストタッチを置けなかったということ。相手のサイドバックにアプローチをかけられて簡単にロストしたりグチャグチャッとなってしまったりした要因だと思います。その後に外山には『インサイドに顔を出している選手に斜めにパスを入れろ』と言いました。そのイメージがボールを受ける前にはなくて、スムーズにそういうシーンがなかったです。後半の下川は通らなかったけど少しそれをやって、相手にとって嫌がるシチュエーションを作れていたので、ああいうことをやり続けなければいけません。あとはあそこに出すことによって中を締めてくれるので、ボランチエリアが空いてボールをもらえます。0-2になってからは何回かあったので、もう少し早く自分たちで気付いてやらなければいけませんでした」
Q:全体的にミスが多くて自分たちの時間帯がつくれそうなときに手放していた印象がある。どうアプローチしていくか。
「くだらないミスで自分たちの首を絞めているのはこの何試合でも確かなこと。単純にパスの質であるし、ファーストタッチの質であるし、クリアの質であるし、もっと言えば声かけの質であるし、ボールを受ける前の準備の質であるし…その全てが足りない。その中で『ボールをもらいたがらない症候群』というか、受けたがらないようにして相手に隠れてしまう。あとは前にサポートできず、常に逃げ場と広いスペースを探してしまう。最後に入った山口もトップ下に入れているのにあれだけ外に行くのはやっぱりロストしたくない気持ちが強すぎるからで、あそこにいるとウイングバックが出られなくなってロックしてしまうので、そこもうまくいかなかった原因の一つだと思っています」
Q:橋内選手の状態と、彼がいなかったことによる若いディフェンスラインの影響は?
「来週やれるために今週は飛ばそうと。前日練習で早々に自分から言ってきたので仕方がないことです。若いセンターバック陣はラインコントロールに終始して背後のケア、1点目はまだ大丈夫だろうという気持ちが強いように見えました。相手が風上だったので、シチュエーションに対して研ぎ澄ませて対応しなければならなかったと思います」
■佐藤和弘選手のコメント
Q:率直に2連敗で0−3で負けた試合を、ボランチとしてキャプテンとして、どう受け止めて、どんな風に振り返りますか?
「不甲斐ないと思っています。
本当に今のチーム状況的には勝ち点3が必要な中で、こうやって先制されて自分たちが苦しい状況になった中で、自分のミスから2失点目をされました。ボランチとして出ている中で、足を引っ張ってしまったことは申し訳ないと思っています」
Q:前半スコアが動く前までの時間もビルドアップでノッキングするシーンが多く、練習でやっている狙いが出せていない印象があるが。自分たちがボールを持っているときの試合運びについて。
「自分が後ろに落ちて(最終ラインが)4枚になる形を作っていたのですが、ボランチ2枚が相手FWの後ろで隠れていた方が、(そこで)パスを受けてから開放してウイングバックにつけられる状況や相手が飛び組みにくい状況を作れたのかなというのがあったので。前半、(自分が最終ラインまで)落ちたときに、パスが横、横だったので、それを一つ縦につけられることによって、相手が(中に)締めたところをという考えが必要だったと思います」
Q:厳しい状況のまま、残り8試合になりましたが、なかなか好転する兆しが外から見えてこないのですが、それでも顔を上げて続けていく中で、選手目線での打開策やチームに促していくべきことは?
「勢いを持って前へ前へ行くことが、今のチームにとっては大事だと思います。綺麗に繋いで崩すとか、そういうことを言っている場合ではなく、時には(相手の裏へボールを入れて)ひっくり返してから、そこにみんなでサポートに行くとか、セカンドボールを拾って圧をかけていくとか、泥臭いことが今のチームには必要だと思います」
■前貴之選手のコメント
Q:怪我が明けて10試合ぶりのスタメンでした。その間のチーム状況を踏まえて、今日もなかなか上手くいかないゲームでしたが、前選手にはどのように映った?
「自分たちでビルドアップを含めてバランスを崩しているというのが印象的です。声がけもできる場面もありましたが、なかなかうまくいかずに自分たちから(バランスを)崩してしまってミスが多い試合になってしまいました。
そこを変えらえるような選手にならないといけませんし、そういう時間もない中で、どうすべきか考えたいと思っています」
Q:特に左サイドにボールがあるときにノッキングしたイメージがありました。前選手は、中に絞ったり外にいたり色々と工夫しながら打開しているように見えたが、どのようにイメージでしたか?
「ボランチが落ちて可変する中では、ウイングバックのポジションが重要になってきます。
サイドに張ってしまっていると捕まるし、相手の最終ラインに入るとそのまま捕まってしまう中で、ほぼボランチ化したほうが、相手が嫌に感じるんじゃないかと思って、個人的にはそういうところを意識しながら立ち位置を考えていました。左サイドでは、(相手に)捕まっていて、最終的にトキ(常田)からロングボールが多くなってしまったと思います。1人1人のサッカー感もあると思いますが、伝えられるところは反省して、伝えながらやっていきたいです」
Q:残り8試合で好転させないといけないと思いますが、チームを変えるため、良い結果をもたらすために前選手自身がやるべきことは?
「サッカーが蹴るサッカーであれば、話し合いはほぼいらないと思いますが、そういうサッカーをしないと言っているし、そういうサッカーをするということであれば、1人1人が考えないといけないし、僕も伝えられることを伝えていかなければなりません。同じことの繰り返しが続いているので、どれだけ選手が自覚して取り組んでいるかだと思います。厳しく言えば、自覚ない選手は出てきて欲しくないし、そういうことができないのであればやって欲しくない。本当にそういう気持ちで、日々のトレーニングから自分もやっていきたいし、みんなにもやってもらえるように声をかけていきたいです」
■鈴木国友選手のコメント
Q:久々の出場となったが。
「リハビリの時からこの岡山戦を目指してやってきたので、順調に回復できました。外からチームを見る中で感じたことをピッチで出せれば良かったですが、出せた部分と出せていない部分がはっきりとした試合だったと思います」
Q:ここからチームとして大事にすべき点は。
「一つ一つの局面を大事にしなければいけないとピッチで感じました。例えばセカンドボール(の奪い合い)の時に、相手は深い位置まで来ていますし、そういうところでマイボールにしていました。サッカーでは至るところで局面の勝負が出てくるので、そこで勝つことで前に行けるシーンや、逆に攻められてしまうシーンがあると思います。そこは日々の練習や意識の部分で変わるはずです。寄せきれていないところを一歩寄せたりと単純なことですが、そういうところはチームとしてやっていかなければいけないと感じました」
Q:次節に向けて意気込みを。
「この難しい状況を作ったのは自分たちなので、残り8試合でどう勝ち点3を取っていくかが大事になります。今は積み上げてきたものを大事にして、全員が同じイメージを持ってピッチに立たなければいけないと思います」
■小手川宏基選手のコメント
Q:途中出場となったが。
「負けている状態だったので、しっかりと自分たちの時間を作りながら、いかにして点を取るのか。そういった意識を持って試合に入りました。個人的にはタッチ感も悪くなくて、スムーズに試合に入っていけました。ただ、内容的には盛り返せなかったので、そういう部分を反省しなければいけないと思います」
Q:ここからチームとして大事にすべき点は。
「みんなで同じ方向を向いてやっていくということが大事だと思います。試合中で言えば、チーム全体としてどう戦うべきか。今やらなければいけないプレーを見極めながらやっていきたいです」
Q:次節に向けて意気込みを。
「勝って結果で示すしかないと思うので、勝ち点3をしっかりと取れるように頑張ります」