試合日程・結果
FIXTURES & RESULTS2021明治安田生命J2リーグ 第31節
9月26日(日) 13:30 サンプロ アルウィン
松本山雅FC
- 52' 橋内 優也
- 61' 伊藤 翔
ギラヴァンツ北九州
- 24' 前川 大河
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前半0'北九州ボールでキックオフ、試合開始
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前半0'予想フォーメーションは3-4-1-2。前節からのスタメン変更は2人。下川、鈴木が外れ、宮部、伊藤が入る。6試合未勝利で降格圏内の21位と苦しんでいるが、この試合に勝利して、流れをつかみたい。残り12試合でどこまで順位を上げられるかにも期待が高まる。攻守で奮闘するセルジーニョの活躍にも注目したい
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前半0'予想フォーメーションは4-4-2。前節からのスタメン変更は1人。富山が外れ、前川が入る。前回の松本戦では1-2で敗れている。この試合でリベンジを果たせるか。6試合負けなしを継続している中で、今試合も勝利を手にしたい。守護神である田中の活躍にも期待が高まる
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前半0'松本の直近5試合は0勝2分け3敗。北九州の直近5試合は2勝3分け0敗。両者の過去対戦成績は7勝2分け2敗と松本の勝ち越し
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前半0'セルジーニョはこの試合でJ2通算100試合出場を達成
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前半2'右CKを獲得
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前半2'高橋がクロスを供給するも、ゴールにはつながらない
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前半4'敵陣浅い位置でFKを得る
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前半4'キッカーの高橋がロングボールを送ると、味方が頭で競り合う。最後は西村がうまく右足で合わせ、ペナルティエリア手前の中央から右足でシュートを放つ。しかし、村山に対応されてしまう
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前半7'セルジーニョがよい形で味方と連係し、左サイドの敵陣深くからクロスを供給する。すると、伊藤が左足でシュートを放つ。しかし、ゴールには至らない
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前半10'右サイドの敵陣深くでFKを獲得する
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前半10'キッカーのセルジーニョが右足でふわりとしたボールを中央に送る。橋内がペナルティエリア中央で合わせるも、シュートには至らない
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前半13'山口が左サイドの敵陣中央からパスを前線に送ると、抜け出した外山が左サイドの敵陣深くで受け、いったん山口へボールを戻す。リターンを受けた山口はペナルティエリア中央へ斜めにパスを送り、再び外山がペナルティエリア内へ進入するも、うまく合わせられずにゴールラインを割ってしまう
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前半18'平川にイエローカード
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前半19'セルジーニョがペナルティエリア手前の中央から右足でシュートを放つも、DFに阻まれてしまう
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前半20'自陣から福森が右足でグラウンダーの長いパスを前線へ送る。しかし、村山に対応され、攻撃にはつながらない
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前半24'GOALゴール!!!前線からの積極的な守備が得点につながる。相手のビルドアップに対してパスコースを制限していた前川がペナルティエリア中央での村山のコントロールの乱れを見逃さず、ボールを奪取。そのまま無人のゴールへ落ち着いて右足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らす。先制点を獲得松本 0 - 1 北九州
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前半24'今季のリーグ戦、先制に成功した試合は9試合。4勝3分け2敗で勝率は44.4%
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前半25'飲水タイムのため、いったんプレーが止まる
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前半26'飲水タイムが終了し、プレーが再開される
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前半29'新垣が佐藤と接触し、ピッチに倒れ込んでいたが、立ち上がりプレーに戻る
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前半30'永野にイエローカード
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前半30'永野が平川の服を引っ張ってしまう。このプレーが、警告の対象となる
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前半32'永田が相手と接触し、腕を押さえてピッチに倒れ込んでしまう
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前半34'永田がプレーに戻る
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前半35'味方からのパスを受けた山口がペナルティエリア右からシュートを打つも、岡村に阻まれてしまう
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前半38'新垣がペナルティエリア左からシュートを放つと、橋内の手に当たってPKを獲得する
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前半40'10セルジーニョOUT→8河合IN
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前半41'キッカーは佐藤亮。左足でシュートを放つも、クロスバーに当たり、ゴールには至らない
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前半44'宮部がペナルティエリア手前の右からシュートを放つも、田中にわずかに触られ、枠の上に外れてしまう
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前半44'右CKを獲得。キッカーがクロスを供給するも、DFにはじかれてしまう
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前半46'アディショナルタイムは5分の表示
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前半47'再び右CKを獲得。キッカーがクロスを入れるが、DFにクリアされてしまう
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前半48'右CKを獲得
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前半49'キッカーは山口。クロスを供給するも、DFにはじかれてしまう
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前半49'山口がペナルティエリア手前の右から右足で強烈なシュートを放つも、ゴールには至らない
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前半51'前半終了。0-1と、アウェイの北九州のリードで試合を折り返す
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後半0'松本ボールでキックオフ、後半開始
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後半0'45山口OUT→25榎本IN
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後半0'37宮部OUT→29村越IN
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後半3'後半立ち上がり、ボールを保持して攻撃のチャンスをつくる
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後半4'村越が右サイドの敵陣中央から左足でシュートを放つ。しかし、ゴールには至らない
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後半7'GOAL!ゴール!!!右サイドの敵陣中央でFKを獲得。キッカーの佐藤がクロスを入れると、混戦の中でボールがこぼれる。すると、そのボールにいち早く反応した橋内が、ゴールエリア左角付近から豪快に左足を振り抜き、ゴールを決める松本 1 - 1 北九州
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後半10'右CKを獲得
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後半10'キッカーは永野。クロスを供給するもシュートには至らない
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後半12'7佐藤亮OUT→18富山IN
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後半12'11永野OUT→17針谷IN
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後半14'村越が右サイドの敵陣深くからパスを戻し、受けた佐藤がクロスを入れるもDFにクリアされてしまう
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後半16'GOAL!ゴール!!!村山が前線にロングボールを供給。ペナルティエリア中央へ榎本が頭で落とし、うまく収めた伊藤が右足でシュートを放つ。すると、放たれたボールはゴール右へ吸い込まれる。逆転に成功する松本 2 - 1 北九州
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後半16'14新垣OUT→26斧澤IN
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後半19'左サイドの敵陣中央でFKを獲得する。キッカーの佐藤がクロスを供給し、頭で合わせるも、ゴールには至らない
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後半21'左CKを獲得
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後半21'キッカーは佐藤。右足でクロスを入れると、田中にパンチングではじかれてしまう
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後半24'飲水タイムのため、いったんプレーが止まる
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後半25'飲水タイムが終わり、プレーが再開される
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後半26'村越のロングスローに榎本が走り込んで受ける。右サイドの敵陣深くからペナルティエリア内にドリブルで進入するも、村松に阻まれてしまう
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後半28'西村が左サイドの敵陣深くから中央にボールを送るも、DFに阻まれてしまう
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後半30'永田にイエローカード
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後半30'永田が競り合いの際に相手を引っ張ってしまう。このプレーが警告の対象となる
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後半32'左サイドの敵陣中央でFKを獲得する
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後半32'キッカーがクロスを放つも、DFにヘディングでクリアされてしまう
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後半34'村松が相手と接触し、頭から出血したためいったん外に出る。10人となる
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後半35'5村松OUT→22生駒IN
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後半35'32永田OUT→28乾IN
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後半37'河合が左サイドの敵陣深くからクロスを供給するも、DFに阻まれてしまう
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後半38'右CKを獲得
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後半38'キッカーは佐藤。右足でクロスを入れるが、ファウルがあり、ゴールにはつながらない
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後半40'左サイドの敵陣深くでFKを獲得
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後半40'キッカーがクロスを入れるも、DFに阻まれてしまう
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後半41'右CKを獲得
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後半41'キッカーが左足でクロスを供給するも、ニアサイドでDFにクリアされてしまう
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後半42'村山が自陣の中央からロングボールを前線に送る。しかし、味方はペナルティエリア内でうまく収めることができない
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後半45'右CKを獲得
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後半45'キッカーがパスをするが、DFに阻まれて攻撃にはつながらない
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後半45'アディショナルタイムは5分の表示
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後半48'左CKを獲得。キッカーがクロスを入れるも、DFにはじかれてしまう。最後は味方がシュートを放つが、村山にキャッチされてしまう
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後半49'伊藤が足を痛めてピッチに倒れ込んでしまう
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後半50'15伊藤OUT→11阪野IN
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後半50'岡村がペナルティエリア内でヘディングシュートを放つも、枠の上に外れてしまう
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後半51'24平川OUT→22米原IN
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後半52'試合終了。2-1でホームの松本が勝利
試合経過
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18' | |||
24' |
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30' |
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セルジーニョ
→河合 秀人
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40' | |||
山口 一真
→榎本 樹
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46*' | |||
宮部 大己
→村越 凱光
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46*' | |||
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52' | |||
57' |
佐藤 亮
→富山 貴光
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|||
57' |
永野 雄大
→針谷 岳晃
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61' | |||
61' |
新垣 貴之
→斧澤 隼輝
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|||
75' |
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|||
80' |
村松 航太
→生駒 仁
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80' |
永田 拓也
→乾 貴哉
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|||
伊藤 翔
→阪野 豊史
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90+5' | |||
平川 怜
→米原 秀亮
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90+6' |
- ゴール
- イエローカード
- レッドカード
- 交代
松本山雅FCメンバー
スターティングメンバー
-
GK 16 村山 智彦
-
DF 13 橋内 優也
-
DF 33 大野 佑哉
-
DF 37 宮部 大己46*'
-
DF 43 常田 克人
-
MF 10 セルジーニョ40'
-
MF 23 外山 凌
-
MF 24 平川 怜90+6'
-
MF 38 佐藤 和弘
-
FW 15 伊藤 翔90+5'
-
FW 45 山口 一真46*'
サブ
-
GK 1 圍 謙太朗
-
DF 44 野々村 鷹人
-
MF 8 河合 秀人40'
-
MF 22 米原 秀亮90+6'
-
MF 29 村越 凱光46*'
-
FW 11 阪野 豊史90+5'
-
FW 25 榎本 樹46*'
監督
交代
-
40'セルジーニョ 河合 秀人
-
46*'山口 一真 榎本 樹
-
46*'宮部 大己 村越 凱光
-
90+5'伊藤 翔 阪野 豊史
-
90+6'平川 怜 米原 秀亮
*:ハーフタイム
カード
-
18'平川 怜
ギラヴァンツ北九州メンバー
スターティングメンバー
-
GK 27 田中 悠也
-
DF 5 村松 航太80'
-
DF 6 岡村 和哉
-
DF 30 福森 健太
-
DF 32 永田 拓也80'
-
MF 10 髙橋 大悟
-
MF 11 永野 雄大57'
-
MF 14 新垣 貴之61'
-
MF 16 西村 恭史
-
FW 7 佐藤 亮57'
-
FW 13 前川 大河
サブ
-
GK 1 吉丸 絢梓
-
DF 22 生駒 仁80'
-
DF 28 乾 貴哉80'
-
MF 17 針谷 岳晃57'
-
MF 26 斧澤 隼輝61'
-
FW 18 富山 貴光57'
-
FW 19 平山 駿
監督
交代
-
57'佐藤 亮 富山 貴光
-
57'永野 雄大 針谷 岳晃
-
61'新垣 貴之 斧澤 隼輝
-
80'村松 航太 生駒 仁
-
80'永田 拓也 乾 貴哉
カード
-
30'永野 雄大
-
75'永田 拓也
スタッツ
Matsumoto Yamaga F.C.
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STATS |
Giravanz Kitakyushu
|
---|---|---|
14 |
シュート | 8 |
8 |
ゴールキック | 11 |
6 |
コーナーキック | 5 |
11 |
直接FK | 14 |
1 |
間接FK | 0 |
1 |
オフサイド | 0 |
0 |
PK | 1 |
試合データ
- 主審
- 村上 伸次
- 副審1
- 竹田 和雄
- 副審2
- 篠藤 巧
- 第4の審判員
- 松澤 慶和
- 入場者数
- 4,465人
- 天候・風
- 雨のち曇・弱風
- 気温/湿度
- 18.6℃/77%
- ピッチ
- 全面良芝
試合レポート
MATCH REPORTハーフタイムの監督コメント
- 判断をシンプルに
- もっとアグレッシブに行くこと
- まずは1点取って追いつくぞ
試合後のコメント
■名波浩監督記者会見のコメント
Q:まずは試合の総括を。
「自陣でのミスがビハインドに繋がって、勝てていないチームの中では難しいシチュエーションにしてしまいました。その後も頭が下がって、声が出ないという前半の時間帯があったので、それを乗り切るのが難しったです。この試合の一番大きなポイントは(北九州の)PKだったと思います。あのPKが外れてくれて、我々にとってはまたパワーがみなぎったというか、ひっくり返そうという気持ちになれたと感じます。内容が良くても勝てないゲームが何試合もあって、今日のようにパレープレーというか、力づくで取った2点があって、何十年と携わっていてもサッカーは難しいと感じながら戦況を見守っていました。後半の立ち上がりに若い選手を2人入れて、起爆剤とゴール前の迫力という意味では、(山口)一真が外に流れっぱなしのことが多かったので、早めにジャッジして榎本を入れました。あとは宮部が前選択しようとすると食われてしまうという悪循環のボールワークで、得意の守備も体を投げ出してもなかなかマイボールにできないシーンがあって、ここは思い切ってと。今週、先週と村越が今できる自分のキャパをトレーニングの中で発揮しなければグループに入れないと自覚してくれて、今日の45分は最高ではなかったですが、合格点を与えても良いプレーだったと思います。これから時間が増えたり、もっとキリキリとした時間帯で出てきた時に結果が残せるかが楽しみです。逆転してからはセカンドボールをだいぶ拾えるようになって、相手のファウルでゲームが止まるシーンが多くて、休む時間ができました。85分過ぎからは、私はアディショナルタイムまで待とうと思いましたが、選手がはっきりとボックス脇をイメージして時間を使うことに終始していたので、それは素晴らしい判断だったと思います。阪野も体を張ってくれたので、途中交代の選手もスイッチが上手く入っていました。(前節・)金沢戦も含めた勝ち点4を次節以降に繋げなければいけないですし、負けなしのゲームが続くとチームの雰囲気は必ず良くなると思うので、1週でも多く、長く続けていきたいです」
Q:後半に若い選手を2人入れた中で、ベテランの橋内と伊藤が結果を残したが。
「橋内には怪我が治った後も若い3バックの先頭を切ってレクチャーしてもらいたいのと、声かけの中で今までと違った最終ラインの高さやカバーリングの意識を持ちながらやってほしいという意味では、失点数こそなかなかクリーンシートに繋がらないですが、危険を未然に防ぐシーンというのは非常に大きいと思います。ピッチの中でのコミュニケーション能力が非常に高いので、彼のリーダーシップには今後も期待したいです。ゴールシーンで言えば、利き足ではないので思い切り振ったと言っていましたが、あれも運ではなくて。リバプールとクリスタル・パレスのゲームで、世界の超一流がゴール前で外すシーンがありました。そんな選手たちでもこういうプレーをするのだから、私たちはさらに研ぎ澄ませた集中力と、ゴール前の冷静さを持とうと。その中で橋内のゴールと、伊藤翔の1stタッチも含めた一連の流れのゴール。集中力と技術が凝縮されたゴールだったと思います。勝ち点をもたらしてくれましたし、それ以上に献身性も含めて今後とも期待しています」
Q:金沢戦からセットプレーでの得点が続いているが。
「練習はしていますがキッカーが7割なので、金沢戦もセルジーニョのあのボール。それから今日の(佐藤)和弘のボールも、2点目の(村山の)ロングボールもそうですが、ボールの質が悪ければ何も起きません。ボールの質がすべてと言っても過言ではないと思います」
Q:先制されても逆転できたことについては。
「後半の早い時間帯で追いつけたので、それが選手たちの自信となって溢れ出たと思います。出足の速さや前半はシーンとしていたグラウンドが、後半は賑やかしくなって、そういったコミュニケーションに繋がりました。今季の逆転は2回目ということで、今後もビハインドになる可能性はあると思いますが、そういうゲームに対しての自信にもなると思います」
Q:ハーフタイムの選手へのアプローチと、選手間で出ていた言葉は。
「まずは村山が謝罪してロッカーに入ってきたので、選手たちがしっかりと声をかけて、『大丈夫、絶対に逆転するから』と。試合に絡んでいる選手もそうでない選手も村山のところに行って声をかけてくれたので、私が言うことはなく、後半は違ったメンタルでピッチに送り出せると思いました。(前半は)後ろ選択が多かったですが、そういうシーンで前が動かなかったり、クリアボールが一山越えないがために相手に良い位置で拾われてまた守備をいけなかったり、それを改善しようと強く言いました。あとはコースの限定が甘かったので、前線からもう少しハードに行ってコースを限定して、特にボランチエリア、(平川)怜と和弘のところからサイドチェンジをさせないように守備を意識させました。それが功を奏したのか、相手は同サイドのパスが多くなって、特に大野と村越のエリアで引っ掛けるシーンも多かったです。凌もブラインドサイドは100%のケアで、こちらから声をかけるとすぐに手を上げて反応してくれていたので、後半は後ろが安心して見られたと思います」
Q:前半はクロスがニアで引っかかっていたが、後半は中央やファーで勝負できていたように思うが。
「就任した2試合目の東京V戦からずっと言ってきていることです。一番最初の壁となるCBは必ず越して、それでいて1stポストに誰かが入るのが決まり事になっています。前半は越そうとは思っているけど技術的なものなのか、相手との間合いなのか。かなり低いボールもあったので、技術的な部分がほとんどで越えなかったと思います。後半は一山越えるボールが出てきて、樹のヘディングシュートのシーンは凌の完璧なクロスからだったので、あのようなシーンが増えれば自分たちのストロングも出せますし、セカンドボールが美味しいところにこぼれて(河合)秀人やセルジーニョが決めるシーンも出てくるのではないかと感じます」
Q:金沢戦を含めて勝ち点4を次に繋げていくために、重要なことは。
「言っていることを継続することと、ピッチの中で選手たちがもっと要求しあって、自分たちが良くなるための努力を全員が惜しまないこと。誰かがここは抜けば良いとか、この練習は楽だと思った瞬間に、トレーニングの局面での強度が下がってしまうので、そういうことはないようにやりたいです。守備の締まった北九州もしくは次の千葉に対して、蜂の一刺しさえも見せられないゲームでは情けないと思うので、そういうことにならないように準備したいと思います。負けなかった試合が2回続いたからといって、なんなんだという話で。ロッカーに帰ってくる選手たちの表情を見れば、まだまだ茨(の道)ということは分かっていると思うので、そういう気持ちを強く持ちながら指揮したいです。セルジーニョが少し足を痛めてしまって、毎試合のようにレギュラークラスが一人ずついなくなる苦しい台所事情の中でも、(前)貴之の第一子が生まれて運気、気流が良くなるようにとみんなが感じています。今は負の連鎖やオーラを出した人間がどうなるかは十分に分かっていると思うので、グループで一体感を持ってこの流れに乗っていきたいと思います」
■伊藤翔選手のコメント
Q:逆転ゴールのシーンを振り返ってください。
「味方の選手が毎回ヘディングで競り勝ってくれていたので、こちらも走りがいがありました。そのなかで良い角度でボールが来たので、あとは止めて打つだけでした」
Q:ゆりかごダンスは誰に向けてのパフォーマンスでしたか。
「前選手のお子さんが生まれたので、なんとか勝ってパフォーマンスができればと思っていました。自分のゴールでゆりかごダンスができたので、ひとつ満足できる点かなと思います」
Q:前半はミスからの失点で、先制点が大事なゲームでひっくり返せたメンタリティは。
「名波監督も仰っていましたが、村山選手の日頃の練習の姿勢や仲間に対する声のかけ方をみんな見ているので、あのまま『村山選手のミスで試合に負けた』と全員がしたくなかったというところで盛り返せたと思いますし、よりチームが一丸となったと思います」
Q:金沢戦から負けなしとなり10月以降につなげるためにどのようなアプローチが必要になるか。
「もちろん対戦相手によって戦い方は多少変わってくると思いますが、僕らの立ち位置的にやり方も大事ですが一戦一戦、一個一個のボールに向かって戦うのが大前提になるので、体も心も整えて準備することだと思います」
■橋内優也選手のコメント
Q:同点ゴールのシーンを振り返ってください。
「遅れて(BOX内に)入っていくのが自分の今日の役割だったので、まずは自分の役割を果たしてこぼれ球に反応しました」
Q:17シーズン以来のゴールについては。
「チームが苦しい状況で同点ゴールを取れたことはうれしく思います。ただ、前半開始10分くらいは相手の勢いがあり、その後は自分たちの時間帯もありながらミスで失点し、僕の手に当たってしまってPKを与えてしまいました。ただ(PKで)失点しなかったことはラッキーでしたし、今日の試合はそこが全てでした。点を取って勝てたことは良かったですが、前半のパフォーマンスは良くなかったので、改善したいと思います。
Q:先制されても逆転できたことで自信に繋がったか。
「どういう形でも勝ったことは大きいです。名波監督からも試合前に仰っていましたが、金沢戦で最後得点して勝ち点1を取れたことを自分たちがどうやってつなげるか、自分たち次第というところだったので、そこをつなげられたことは大きいです。試合前にはロッカールームへの動線にサポーターの皆さんから、たくさんの応援メッセージが張ってありました。ホームでも7月の頭から勝ちが無く、また今日も雨の中で足を運んでいただいて勝てたことは大きかったです」
■村山智彦選手のコメント
Q:今日はどのような思いで試合に入ったか。
「前節は一人少ない中で追いついて、試合前のミーティングでも名波さんからその拾った勝ち点1をどうするかは、ここにいる18人、ピッチに立つ11人しか決められないと言われました。結果的にはポジティブな引き分けから、絶対に必要だった勝ち点3が取れたので非常に良かったと思います」
Q:自身のミスから失点したが、その後の切り替えは。
「あの失点に関しては誰も悪くないというか、僕自身のミスです。僕がしっかりと反省して、2度と起こさないようにするのが大前提にあります。試合後に名波さんは、ムラ(村山)の責任ではなく自分の責任だと言っていましたが、その後に『僕の責任だ』と言いました。それでも『気にするな、顔を上げろ』と言ってくれたので、みんなに助けられて勝ち点3を取ってもらったというか、感謝の思いしかない試合でした。次はアウェイの千葉戦ですが、僕自身がどんな形であれチームを救えるようにやっていきたいと思います。もちろんそれはピッチ内でもピッチ外でも、明日からしっかりと『村山は切り替えている』と思ってもらえるように、反省するべきところは反省してやっていきたいです」
Q:次節に向けて意気込みを。
「今日はロッカーに入る時に全国の皆さんからのメッセージや、県内の方のメッセージをフラッグに書いていただいて、気持ちが高ぶる状況を作っていただきました。こんな状況でもすごくポジティブなメッセージがたくさんあって、皆さんに恩返ししなければいけないと思いました。この勝ちを繋げる大事な千葉戦になるので、一週間良い準備をして、皆さんと喜びを分かち合えるようにやっていきたいです。名波さんが監督になってから無失点がないので、無失点での勝利を監督にプレゼントできればと思うので、また後押しをお願いします」
■榎本樹選手のコメント
Q:今日の試合を振り返って。
「後半に出る時にまずは自分のやれることをやろうと思って入りました。良い形で1点目が取れたので、その後も勢いに乗って行けたと思います。前節の1点を今節に繋げるためにも、今日の試合は大事な一戦でした。終わってみれば前節の1点が大きかったと言えるゲームだったので、すごく良かったと思います」
Q:自身のストロングポイントを出せていたように思うが。
「相手DFがそこまでヘディングが得意ではないことは分かっていて、自分の長所がマッチして勝てましたが、次からはそこまで甘くないと思います。それでも自分のストロングポイントでは負けられないので、そこは大事にしていきたいです。後半から(村越)凱光と2人で入って逆転できて、結果を見れば良かったと思いますが、まだまだ改善しなければいけないところは多くあります。そこは次節までに修正したいですが、勢いを持って入れたのはすごく良いことだと思います」
Q:次節に向けて意気込みを。
「連勝すれば順位も開けてくると思うので、連勝というのが一番大事だと思います。そのためにも今日以上に強い気持ちを持って臨みたいです」