試合日程・結果
FIXTURES & RESULTS2021明治安田生命J2リーグ第29節
9月11日(土) 18:00 味の素スタジアム
東京ヴェルディ
- 30' 小池 純輝
- 82' ンドカ ボニフェイス
松本山雅FC
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前半0'東京Vボールでキックオフ、試合開始
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前半0'予想フォーメーションは4-1-2-3。前節からのスタメン変更は4人。浜崎、山口、山本、杉本が外れ、深澤、福村、石浦、小池が入る
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前半0'予想フォーメーションは3-4-2-1。前節からのスタメン変更は2人。安東、外山が外れ、下川、平川が入る
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前半0'東京Vの直近5試合は0勝2分け3敗。松本の直近5試合は1勝1分け3敗。両者の過去対戦成績は8勝4分け3敗と松本の勝ち越し
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前半1'河合が伊藤からの横パスに反応してペナルティエリア中央から左足を振り抜く。しかし、マテウスにセーブされてしまう
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前半4'石浦がハーフウェーライン付近から左足で前線に浮き球のパスを送るが、相手にブロックされてしまう
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前半6'深澤が右サイドの敵陣深くから右足でクロスを送る。端戸が反応するが、相手に競り負けてしまう
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前半7'右CKを獲得する。キッカーの佐藤優がクロスを送るが、相手にボールを奪われてしまう
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前半9'佐藤優が相手のクリアボールを拾うと、ペナルティエリア手前の左から右足を振り抜く。ボールはゴール左隅に飛んでいくが、圍にセーブされてしまう
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前半12'佐藤優が味方のマイナスのパスに反応してペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。ボールは勢いよくゴール中央に飛んでいくが、圍にセーブされてしまう
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前半15'セルジーニョが下川のパスを受けると、ペナルティエリア手前の左からドリブルを仕掛けるが、相手にボールを奪われてしまう
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前半17'セルジーニョが味方のクロスに反応すると、ペナルティエリア中央から右足を振り抜く。しかし、ボールは枠の上に外れてしまう
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前半18'小池が自陣からカウンター攻撃を仕掛けるが、相手にボールを奪われてしまう
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前半19'敵陣中央の右でFKを獲得する
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前半19'キッカーのセルジーニョが右足で浮き球のパスをペナルティエリア中央に送るが、相手にクリアされてしまう
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前半21'小池が味方の浮き球のパスに抜け出すと、ペナルティエリア左に進入する。飛び出してきた相手をかわして左足を振り抜くが、ボールは枠の上に外れてしまう
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前半23'飲水タイムが設けられ、プレーが中断する
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前半24'飲水タイムが終わり、プレーが再開される
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前半24'小池が味方の浮き球のパスを収めると、ペナルティエリア左に進入するが、相手にボールを奪われてしまう
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前半24'佐藤が味方のマイナスのパスに反応すると、ペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。しかし、ボールは枠の上に外れてしまう
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前半28'若狭を中心に自陣でボールを回すが、相手にボールを奪われてしまう
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前半29'左CKを獲得する
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前半29'キッカーのセルジーニョが右足でクロスを送るが、相手にクリアされてしまう
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前半30'GOALゴール!!!右サイドの敵陣深くからの山下のパスが起点となり、ペナルティエリア内で細かくパスをつないで相手を翻弄。最後は、梶川のトリッキーな縦パスに抜け出した小池がペナルティエリア中央から右足を振り抜いてネットを揺らす東京V 1 - 0 松本
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前半30'今季のリーグ戦、先制に成功した試合は12試合。6勝3分け3敗で勝率は50.0%
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前半33'左CKを獲得する
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前半34'キッカーの佐藤優が右足でインスイングのクロスを送るが、相手にクリアされてしまう
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前半35'河合が倒されて右サイドの敵陣中央でFKを獲得する
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前半36'キッカーのセルジーニョが右足でクロスを送るが、相手にクリアされてしまう
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前半36'下川が左サイドの敵陣深くで相手をかわして左足でクロスを送るが、マテウスにキャッチされてしまう
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前半40'セルジーニョが果敢に敵陣で相手ボールを狙いにいく
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前半41'下川が味方の横パスに反応してペナルティエリア中央から右足を振り抜く。しかし、マテウスにセーブされてしまう
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前半43'下川が相手をはがして左サイドの敵陣深くから左足でクロスを送る。味方が反応するが、相手に競り負けてしまう
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前半46'アディショナルタイムは2分の表示
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前半48'前半終了。1-0と、ホームの東京Vのリードで試合を折り返す
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後半0'松本ボールでキックオフ、後半開始
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後半1'左CKを獲得する
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後半1'キッカーのセルジーニョが右足でインスイングのクロスを送るが、相手にクリアされてしまう
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後半3'宮部が味方のスルーパスに反応して右サイドの敵陣深くに走り込むが、ボールはゴールラインを割ってしまう
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後半4'小池が味方の縦パスを受けると、ペナルティエリア左に進入。右足を振り抜くが、圍にセーブされてしまう
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後半5'左CKを獲得する
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後半6'キッカーの佐藤優が右足でクロスを送るが、相手にクリアされてしまう
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後半7'下川が味方の浮き球のパスを収めると、カットインしてペナルティエリア手前の左から右足を振り抜く。しかし、ボールは枠の上に外れてしまう
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後半8'平川にイエローカード
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後半8'平川が佐藤優と接触して警告を受ける
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後半10'山下が味方のスルーパスに抜け出すと、ペナルティエリア右から中央にパスを送る。しかし、圍にセーブされてしまう
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後半13'右CKを獲得する
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後半13'キッカーの佐藤優が右足でクロスを送る。若狭が飛び込んでヘディングシュートを放つが、ボールは枠の左に外れてしまう
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後半13'8河合OUT→45山口IN
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後半13'15伊藤OUT→14鈴木IN
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後半13'37宮部OUT→23外山IN
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後半15'左CKを獲得する
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後半16'キッカーの山口が右足でアウトスイングのクロスを送る。しかし、マテウスにクリアされてしまう
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後半18'佐藤が大野からのマイナスのパスに反応してペナルティエリア右から右足を振り抜くが、相手に当たってコースが変わってしまう
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後半19'19小池OUT→30杉本IN
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後半19'14石浦OUT→26持井IN
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後半21'福村がペナルティエリア左にパスを送ると、持井を起点にペナルティエリア内で細かくパスをつないで相手を崩す。しかし、ゴールには至らない
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後半24'飲水タイムが設けられ、プレーが中断される
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後半26'飲水タイムが終わり、プレーが再開される
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後半28'杉本が左サイドの敵陣深くからドリブルを仕掛けて左足でクロスを送る。山下が反応するが、シュートには至らない
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後半30'24平川OUT→22米原IN
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後半31'深澤が出血のためピッチの外に出る
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後半32'下川が右サイドの敵陣中央でボールを持つと、縦へ突破を試みる。しかし、ボールはタッチラインを割ってしまう
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後半32'深澤がプレーに復帰する
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後半33'右CKを獲得する。キッカーの山口が右足でアウトスイングのクロスを送るが、相手にクリアされてしまう。セルジーニョがペナルティエリア手前の左でクリアボールのこぼれ球を拾うと、右足を振り抜く。ボールは勢いよくゴールへ飛んでいくが、マテウスにセーブされてしまう
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後半35'9佐藤優OUT→13新井IN
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後半35'新井が相手からボールを奪うと、ドリブルでペナルティエリア右に進入。右足で中央にパスを送るが、相手に阻まれてしまう
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後半37'GOALゴール!!!右CKを獲得する。キッカーの梶川がクロスを送ると、ンドカがペナルティエリア中央からヘディングシュートを放ち、ネットを揺らす東京V 2 - 0 松本
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後半40'27下川OUT→7田中パIN
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後半41'25端戸OUT→27佐藤凌IN
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後半41'23深澤OUT→17加藤IN
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後半42'右CKを獲得する
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後半43'キッカーの梶川が右足でアウトスイングのクロスを送るが、相手にクリアされてしまう
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後半46'アディショナルタイムは5分の表示
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後半46'山下が右サイドの敵陣深くからボールをキープして味方とパス交換をし、ペナルティエリア右に進入して右足で中央にパスを送る。佐藤凌が反応してゴールエリアから右足を振り抜くが、ボールは枠の右に外れてしまう
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後半49'大野が味方のマイナスのパスを受けると、右足でクロスを送る。しかし、オフサイドの判定となってしまう
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後半51'試合終了。2-0でホームの東京Vが勝利
試合経過
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30' | |||
53' |
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58' |
河合 秀人
→山口 一真
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58' |
伊藤 翔
→鈴木 国友
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58' |
宮部 大己
→外山 凌
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小池 純輝
→杉本 竜士
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64' | |||
石浦 大雅
→持井 響太
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64' | |||
75' |
平川 怜
→米原 秀亮
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佐藤 優平
→新井 瑞希
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80' | |||
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82' | |||
84' |
下川 陽太
→田中 パウロ淳一
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端戸 仁
→佐藤 凌我
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86' | |||
深澤 大輝
→加藤 弘堅
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86' |
- ゴール
- イエローカード
- レッドカード
- 交代
東京ヴェルディメンバー
スターティングメンバー
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GK 31 マテウス
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DF 23 深澤 大輝86'
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DF 2 若狭 大志
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DF 15 ンドカ ボニフェイス
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DF 16 福村 貴幸
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MF 14 石浦 大雅64'
-
MF 9 佐藤 優平80'
-
MF 4 梶川 諒太
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FW 11 山下 諒也
-
FW 25 端戸 仁86'
-
FW 19 小池 純輝64'
サブ
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GK 1 柴崎 貴広
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MF 13 新井 瑞希80'
-
MF 17 加藤 弘堅86'
-
MF 20 阿野 真拓
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MF 26 持井 響太64'
-
MF 30 杉本 竜士64'
-
FW 27 佐藤 凌我86'
監督
交代
-
64'小池 純輝 杉本 竜士
-
64'石浦 大雅 持井 響太
-
80'佐藤 優平 新井 瑞希
-
86'端戸 仁 佐藤 凌我
-
86'深澤 大輝 加藤 弘堅
カード
松本山雅FCメンバー
スターティングメンバー
-
GK 1 圍 謙太朗
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DF 13 橋内 優也
-
DF 33 大野 佑哉
-
DF 37 宮部 大己58'
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DF 43 常田 克人
-
MF 8 河合 秀人58'
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MF 10 セルジーニョ
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MF 24 平川 怜75'
-
MF 27 下川 陽太84'
-
MF 38 佐藤 和弘
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FW 15 伊藤 翔58'
サブ
-
GK 16 村山 智彦
-
DF 44 野々村 鷹人
-
MF 7 田中 パウロ淳一84'
-
MF 22 米原 秀亮75'
-
MF 23 外山 凌58'
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FW 14 鈴木 国友58'
-
FW 45 山口 一真58'
監督
交代
-
58'河合 秀人 山口 一真
-
58'伊藤 翔 鈴木 国友
-
58'宮部 大己 外山 凌
-
75'平川 怜 米原 秀亮
-
84'下川 陽太 田中 パウロ淳一
カード
-
53'平川 怜
スタッツ
Tokyo Verdy
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STATS |
Matsumoto Yamaga F.C.
|
---|---|---|
11 |
シュート | 12 |
12 |
ゴールキック | 8 |
10 |
コーナーキック | 7 |
2 |
直接FK | 7 |
4 |
間接FK | 3 |
4 |
オフサイド | 3 |
0 |
PK | 0 |
試合データ
- 主審
- 山岡 良介
- 副審1
- 赤阪 修
- 副審2
- 阿部 将茂
- 第4の審判員
- 酒井 達矢
- 入場者数
- 3,505人
- 天候・風
- 曇・無風
- 気温/湿度
- 26.4℃/83%
- ピッチ
- 全面良芝
試合レポート
MATCH REPORTハーフタイムの監督コメント
- プレースピードを上げること
- シンプルに繋いでいくこと
- 球際を強くいこう
試合後のコメント
■名波浩監督記者会見のコメント
Q:今日の試合の総括を。
「東京Vがパス主体で人の出入りが激しく、縦パスでスイッチを入れながらポゼッションしてくるのはどのチームも分析していることです。その中で最終ラインから少し圧力をかけたり、ボランチのところで縦パスからのサイド攻撃を寸断するために、コースを限定しながら積極的に中締めして出させないことを最優先とした守備。中盤の守備は、奪った後は少し悪かったですが、そこまで不満足な出来ではなかったと思います。1失点目をしてから、もしくはするまでにだいぶ体の重い選手がいて、押し込まれる時間が長かったですが、前半の残り15分くらいは自分たちの時間になったと思います。後半の10分過ぎから2失点目をする少し前までは、互角のゲームだったのではないかと。そこで1点取れれば良かったですが、選手たちに伝えたのは、我々は単発感のある攻撃で、一発でフィニッシュまで行かない限りはシュートまで行けない。それからセカンドボールを拾った後に判断が悪かったり、さらに前へ追い越していく決断力がなかったりして、そういったフィニッシュのシーンになってしまいました。シュートは10本以上打っていますが、ほとんどは連続性のあるシーンではなかったので、そういった厚みを加えることは大事なことだと思います。途中から入ってきた選手がボックス内にいなかったり、ゲームを組み立てながらボックス内に入っていくスピードが上がらなかったので、迫力という意味ではそこも必要になってきます。クロスの質も上げていかないといけないですし、弾かれた後のセカンドボールがだいたい相手ボールになっていたので、ボランチのセカンドボールへの意識も上げてほしいです」
Q:相手にブロックを作られた時に、特にボランチがパスをつけられない場面が見られたが。
「1週間で東京Vが修正してきたのは、スリーラインをしっかりと整えるところだと思います。(東京Vの前節・)大宮戦の立ち上がりが悪かったのは、ギャップを使われて、サイドの広大なスペースを使われるシーンがあって、その反省を踏まえて後半はコンパクトにし始めて、押し込んでいました。今回は立ち上がりからそういうゲームになると予測していた中で、ボランチからの刺しパスが難しかったことと、体の重さもあってアクションが遅かったと感じました」
Q:サイドを起点にクロスを送る形は多かったと思う。その中での質や厚みの問題は、意識が原因なのか、個々に浸透しきれていないのか。
「細かく言えば両方だと思います。クロスに対する入り方や、人数、迫力はどこのクラブもやっているはずなので、言い続けるしかないです。あとは外と見せかけるというのが東京Vは多々ありましたが、我々はそこまでなかったと。1回だけセルジーニョと河合がワンツーで崩して、最後は下川がシュートを打ったシーンがありましたが、あのようなシーンがもう少し出てくると、相手の中盤が下がらないといけなくなってチャンスが増えたと思います。あのシーンは非常に距離感も良かったですし、外という意識を持たせて中を突いたのも良かったです。あとは1点を取れずにまたゼロで終わってしまったのは、大反省点だと思います。
Q:きょうの2失点は小さな隙を突かれたような形だったが。
「2失点目に関してはボールの質も良かったですし、ンドカ・ボニフェイスがいつも入ってくるエリアに入ってこなくて、後ろで構えていたところにピンポイントで合ってしまいました。あとは常田が後ろに引っ張られていたので、対応するのが遅れてしまったと思います。ただ、1失点目のクリアの質はきつく言いましたし、言ってからはクリアに力が入っていました。相手ボールになったとしても球際に強く行っていると感じられました。あれを最初から出さないといけないですし、中3日の疲労は関係ないところだと思います」
Q:負けている試合はほとんどが先制点を許し、そのままズルズルといくような形になっている。守備の意識付けはどのように考えているか。
「縦ズレ、スライド、中締め、帰陣という個人戦術のキーワードを使っていますが、それに対してエリアでコンビネーションもしくはユニットで、3人なり4人なり、何人称かは別として、みんなで共有してタイミングを合わせたり、行かないジャッジをしたり。そういうことを2か月半くらいで意識付けしてきました。そうこうしているうちにやられてしまうというより、自分たちが想定していない形でロストしたり、想定外な相手の崩しの形で面を食らって縦ズレできなかったり、スライドが遅くなったり、セカンドボールを意識しているうちに、マイボールになった瞬間の分散が遅かったり、また食われて守備で始まったり。ズルズルという表現がまさにそうなのではないかと思います。きょうは1点を取られた後、2点目を取られるまでに5セット目を超えたので、1点は行けるとずっと選手に鼓舞していました。ものすごく匂いを感じたわけではないですが、前向きに攻撃に入っている時は後ろから人数をかけようとしていました。ただ、途中から入った選手のシンプルさや、『俺がやらなきゃ』というのを見せすぎてしまって、余計な邪念で一コネ、二コネ多くて食われてしまう。結局また守備に入らないといけないというズルズル感。そのあたりが改善されない限りは、自分たちの良い攻撃、良い時間帯の増幅には繋がらないと思います」
Q:現役時代に苦しい経験してきたと思うが、自身の経験を踏まえての立て直すための方法は。
「基本的には勝つことが一番の良薬だと思います。90分の中で3ポイントを取ることに執着するのは、選手たちにも伝えていることです。ただ、疑心暗鬼になる選手もいるかもしれないですし、怪我人もいる中で全員に浸透させるのは難しい状況だと思います。ただ、一体感を求められて自分が就任しているので、そこはブレずに言い切りたいです。リーグ戦の3分の2が終わっている状況で、ゲームは待ってくれないですし、対戦相手が調子の良いこともあります。自分たちが後ろに重くなることも想定の範囲内になってしまっているので、ホームでもアウェイでも関係なく積極性を持って、前向きな言葉をかけながらやっていきたいです」
■河合秀人選手のコメント
Q:この東京V戦で勝つか負けるかで京都戦の引き分けの意味が変わるというなかで今日の結果の受け止めは。
「京都戦の引き分けを繋げるためにも、この試合が大事になると思っていました。この結果を受けて、まだまだ自分たちの甘さが浮彫になったと思います」
Q:立ち上がりのシュートなど攻撃の形は狙いが出ていたと思うがゴールに結びつかなかった。攻撃面への評価は。
「立ち上がりから連戦もあって少しチーム全体的に体が重いなと感じていました。30分過ぎから自分たちの形が出てきた時間帯で仕留められるかで残りの時間のゲームプランが変わります。そういうところでしっかり仕留めなければ、勝ち点3や自分たちの流れを持っていけないので、そういうところの差がでたのかなと思います」
Q:体が重いなかでも、今までうまくいかない時はファーストディフェンダーが決まらない、ボールの奪いところが無かった。今日は守備として良い形が多かったが相手の時間帯が多かったゲーム運びについては。
「ボールに行けていたかと言えば中でやっていて東京Vの立ち位置や数的優位の作り方で、両ウイングバックが縦ずれできずに自分たちが誘導してボールを奪えていたシーンが京都戦に比べて少なかったし、自分たちが誘導してボールを奪えないと、この先システムのミスマッチを狙われると思うので、チームとしてコミュニケーションも必要ですし、スモールサイドで奪うことを徹底しないと簡単に逆サイドに運ばれてスピードアップされてしまいます。今日も何回もそんなシーンがあったので、コースの切り方を大事にして残り13試合ですが、球際やファーストディフェンダーの質をもう一度見直して戦っていきたいです」
■大野佑哉選手のコメント
Q:チームとして失点が止まらないなかで相手の攻撃を抑えるのがポイントだったと思うが、守備の狙いと内容を振り返って。
「結果として2失点しているので内容は最悪です。前節、選手のなかでも球際などで手応えがあって、それを上澄みしていこうとしていました。守備ではめられそうなところで相手の佐藤選手のところでうまく溜めをつくられたり、前線が流動的に動いてくるところで受け渡しがスムーズにできなかったりと反省点が多い試合となりました」
Q:1失点目のシーンを振り返って。
「一番大外でやられましたが、シャドーやボランチの選手を動かして逆サイドに変えさせない守備のポジショニングをとることが必要でした。僕たちの左サイドでボールを取りきれるような守備をして、右サイドの選手はコーチングをすればよかったと思います」
■下川陽太選手のコメント
Q:この敗戦をどのように受け止めているか。
「相手からボールを奪ってチャンスになりそうな場面はありましたが、単発になってしまったり、どうしても手詰まり感がありました。それで得点に繋がらず、守備も我慢できずに失点してしまったので、負けるべくして負けたと思います」
Q:相手のウイングやサイドバックとの駆け引きについては。
「相手のボランチにもう少しプレスに行かないと、僕と宮部の裏を取られてしまいますし、ボランチのところに入らなくても外につけられてしまって、まずは駆け引きのところで負けていました。上手く縦ズレができていたこともありましたが、もっと連動しないとボールを取れないと感じました」
Q:攻撃ではクロスを上げるシーンが多く見られたが。
「最初のほうで切り返していたのは、中が間に合っていなくて、(伊藤)翔くんの一枚しかいなかったからでした。そこで2人、3人と入っていれば、そのまま上げられたと思います。僕の理想としてはGKとDFの間に入れたかったですが、中とのタイミングが合わなかったり、自分だけスピードが上がっていたので、捨てクロスになるのももったいないと思っていました。翔くんが何回も動き直して入ってくれている中で、そこに合わせられなかったのは課題です。中の動きに合わせて点を取りたいですし、クロスの種類も増やしていきたいです。数だけでなく、質も高めていきたいと思います」
Q:セルジーニョと河合のワンツーから良いシュートシーンも見られたが、あのようなシーンを増やすために必要なことは。
「選手との距離感だと思います。もし取られたとしても、距離感が良ければ密集してすぐに取れます。距離を取る質やタイミング、正確性を突き詰めていけば、もっと良い崩しができると感じます」
■佐藤和弘選手のコメント
Q:苦しい敗戦となったが、今日の試合を振り返って。
「前節は苦しい中で京都を相手に2-2。勝ち点を拾えていたという意味では、きょうはもったいない試合だったと思います」
Q:試合の入りについては。
「相手を掴めない中でもボランチが面を作って出ていって、縦パスを入れられないようにしないといけませんでした。(体力的に)きつくても試合になったら関係ないので、もっと強度を持ってやらなければいけなかったと思います」
Q:ボールを奪ってからのビルドアップへの課題感は。
「縦パスを刺せるタイミングもありましたし、相手がボールを回している時にミスパスを引っかけて、そこで僕や(平川)怜が追い越す動きをしていかないと、勢いはつかないと思います。相手が失って慌てている状態で、特に前半はこちらがゆっくりしてしまっていたので、もったいなかったと思います」
Q:その中でも随所に積極的なシーンを見せていたが。
「もっと攻撃に出ていく枚数を増やさないといけないと思います。シャドーに入った時に、僕たちが厚みを持って出ていくことが相手は嫌なはずです。それが少ないのが今のチームの現状で、足元ばかりにもなっています。少しずつ裏に出る枚数を増やしたり、追い越していくことが課題だと思います」
Q:次節に向けてどのように準備していきたいか。
「自分のプレーうんぬんではなく、チームが勝つことが今は一番大事です。勝ち点3を拾えるように死ぬ気で良い準備をしたいと思います」