試合日程・結果
FIXTURES & RESULTS2020明治安田生命J2リーグ 第41節
12月16日(水) 19:00 サンプロ アルウィン
松本山雅FC
- 66' 塚川 孝輝
東京ヴェルディ
- 11' 山下 諒也
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前半0'松本ボールでキックオフ、試合開始
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前半0'杉本はこの試合でJ2通算100試合出場を達成
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前半0'予想フォーメーションは3-1-4-2。前節からのスタメン変更は3人。大野、塚川、セルジーニョが外れ、浦田、杉本、高木彰が入る。チームは2連勝と調子は上々。今季初の3連勝に向けて、勝利をつかみたい
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前半0'予想フォーメーションは4-1-2-3。前節からのスタメン変更は5人。福村、佐藤優、小池、端戸、新井が外れ、奈良輪、山本、井出、山下、井上が入る。現在、5試合勝ちがなく、苦しい状態。白星を挙げて次節のホーム最終節に向け、チームをいい状態に持っていきたい
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前半0'松本の直近5試合は2勝2分け1敗。東京Vの直近5試合は0勝2分け3敗。両者の過去対戦成績は7勝3分け3敗と松本の勝ち越し
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前半0'松本は佐藤が、東京Vは平がキャプテンマークを巻く
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前半2'味方が左に展開。高橋が受けると、敵陣中央からペナルティエリア内へ浮き球のパスを供給するも、GKに処理されてしまう
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前半4'常田が自陣から前線にロングボールを供給。しかし、GKに対応されてしまう
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前半6'最終ラインからボールを回して攻撃のタイミングをうかがう
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前半9'藤田がペナルティエリア右角付近からクロスを送る。しかし、味方はゴール前に走りこめず、得点は奪えない
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前半11'GOALゴール!!!奈良輪がペナルティエリア右にスルーパスを供給。山下が受けると、ペナルティエリア右に進入し、飛び込むGKを見て、冷静にループシュートを放つ。ボールはゴールネットを揺らし、先制に成功する松本 0 - 1 東京V
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前半11'今季のリーグ戦、先制に成功した試合は20試合。13勝5分け2敗で勝率は65.0%
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前半13'山本がペナルティエリア右に浮き球のパスを供給する。奈良輪が反応するも、収められない
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前半16'常田が自陣から左足で前線にロングボールを送る。左サイドで阪野が受けると、そのままドリブルでペナルティエリア左に進入する。DFに寄せられながらも、シュートを放つ。しかし、GKに防がれてしまう
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前半18'杉本がハーフウェーライン付近でボールを奪うと、ドリブルで前線に運んで左に展開。受けた高橋が対じするDFを振りきって左サイドの敵陣深くからクロスを供給。ゴール前の阪野が頭で合わせるも、得点には至らない
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前半20'ハーフウェーライン付近でボールを奪うと、井上がドリブルで運んでカウンター攻撃を仕掛ける。井上は左の藤田を選択。受けた藤田はフリーになっている井出に預け、井出はペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜くも、枠はとらえられない
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前半22'阪野がペナルティエリア左でボールを収めるも、DF2人に囲まれてしまい、ボールを失ってしまう
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前半23'ピッチには雪が降っている
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前半24'山本がドリブルで長い距離を運ぶと、ペナルティエリア右にスルーパスを供給。外側の若狭がペナルティエリア右から中に折り返す。味方が合わせるも、得点は奪えない
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前半25'飲水タイムが設けられる
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前半26'飲水タイムが終了し、プレーが再開される
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前半28'鈴木がペナルティエリア右角付近からフェイントで相手を外して久保田に預ける。久保田はペナルティエリア右からシュートを放つも、得点にはつながらない
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前半30'杉本が敵陣で体の強さを見せてボールを奪う。パスを受けた佐藤は敵陣中央からミドルシュートを放つ。しかし、DFにブロックされてしまう
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前半31'山本が右サイドのスペースにスルーパスを供給。山下が反応するも、オフサイドの判定を受ける
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前半32'若狭がドリブルで持ち運んでペナルティエリア右にスルーパスを供給する。山下が反応するも、収められない
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前半34'藤田の中盤でのボール奪取から山下がペナルティエリア右に抜け出す。DFをかわそうとするも、対応されてしまう
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前半37'平が縦パスを供給。受けた味方はうまくDFを外し、最後は井出がペナルティエリア手前の左からシュートを放つ。しかし、枠はとらえられない
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前半39'左CKを獲得
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前半40'キッカーの佐藤は右足でクロスを供給する。味方がゴール前で頭で合わせるも、相手にクリアされてしまう
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前半42'相手のビルドアップに高橋がプレッシャーを仕掛けてボールを奪うも、タッチラインを割ってしまう
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前半45'井出が右に大きく展開。受けた山下はペナルティエリア手前の右から浮き球のパスを送ると、ファーサイドの味方が頭で合わせる。しかし、DFにブロックされてしまい、得点には至らない
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前半46'アディショナルタイムは2分の表示
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前半48'味方が前線でボールを奪うと、阪野がボールを持ってペナルティエリア内に進入する。周りの味方がいるも、DFに囲まれてしまい、パスを出せずにボールを失ってしまう
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前半49'前半終了。0-1と、アウェイの東京Vのリードで試合を折り返す
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後半0'東京Vボールでキックオフ、後半開始
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後半0'18高木彰OUT→17塚川IN
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後半1'ペナルティエリア右角付近から味方がゴール前に浮き球のパスを供給する。すると、混戦になったペナルティエリア内で阪野が収めてシュートを放つ。しかし、ゴール左に外れてしまう
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後半2'井出が右に展開。受けた若狭がペナルティエリア手前の右からシュートを放つ。しかし、GKに防がれてしまう
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後半3'右CKを獲得。キッカーは左足でインスイングのクロスを供給すると、ファーサイドの味方が相手を振り切ってゴール前で合わせる。しかし、うまく合わせられず、シュートは枠をとらえられない
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後半5'井上が倒されて敵陣中央の左でFKを得る
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後半6'キッカーの井出は右足で浮き球のパスをニアサイドに送るも、DFにクリアされてしまう
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後半7'杉本が味方とのワンツーから相手を外してペナルティエリア右からシュートを放つ。しかし、うまくミートせず、GKにキャッチされてしまう
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後半8'左CKを得る
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後半9'キッカーの佐藤は右足でクロスを供給する。常田が競り合うも、合わせられない
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後半9'右CKを得る。キッカーの佐藤は右足でニアサイドにクロスを送るも、DFにクリアされてしまう
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後半11'敵陣で鈴木がボールを奪うと、塚川が右にパスを供給。久保田が受けて右サイドの敵陣深くからクロスを送る。ペナルティエリア左に塚川はバイシクルシュートを放つも、うまくミートせず、枠はとらえられない
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後半14'浦田がペナルティエリア右にパスを供給。阪野がうまく落として杉本がペナルティエリア右からクロスを供給するも、味方はDFに寄せられており、合わせられない
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後半15'右サイドの敵陣浅い位置でFKを得る。キッカーの佐藤はファーサイドへ浮き球のパスを送るも、得点にはつながらない
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後半16'11阪野OUT→13韓勇太IN
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後半18'浦田がペナルティエリア内に浮き球のパスを送る。一度は味方が収めるも、こぼれ球に反応した高橋がシュートを放つ。しかし、ボールは大きく、枠を外してしまう
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後半19'右CKを得る
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後半20'キッカーの佐藤は右足でクロスを送る。中央で味方が頭で合わせるも、枠はとらえられない
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後半21'GOAL!ゴール!!!鈴木がハーフウェーライン付近で相手からボールを奪うと、ドリブルで前線まで運んで右サイドの敵陣深くから右足でクロスを供給。ペナルティエリア内に走り込んだ塚川が頭で合わせて同点弾を挙げる松本 1 - 1 東京V
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後半22'14森田OUT→19小池IN
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後半22'11井出OUT→9佐藤優IN
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後半23'飲水タイムが設けられる
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後半24'飲水タイムが終了し、プレーが再開される
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後半25'塚川が前線で収めると、ペナルティエリア右角付近からクロスを送る。ペナルティエリア手前の中央で久保田が収めると、シュートを放つ。DFにブロックされるも、鈴木がこぼれ球を拾ってシュートを放つ。しかし、GKに防がれてしまう
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後半27'山本が味方との接触から少しプレーが止まるも、すぐに再開される
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後半29'味方が左に大きく展開。高い位置で受けた高橋は近くの杉本へ。杉本はさらに右へ方向を変え、鈴木はペナルティエリア右から中に折り返す。しかし、味方は合わせられない
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後半31'久保田が右で相手を背負いつつ、中央に預ける。受けた佐藤は縦パスを供給。杉本はダイレクトではたいて、最後は塚川がミドルシュートを放つ。しかし、GKにキャッチされてしまう
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後半33'41久保田OUT→26山本真IN
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後半33'24奈良輪OUT→34石浦IN
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後半34'佐藤優がペナルティエリア左に浮き球のパスを供給。味方がうまく落とすも、合わせられない
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後半36'自陣から味方が前線にロングボールを供給。塚川がディフェンスラインの裏に抜け出すも、オフサイドの判定を受ける
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後半38'自陣でボールを奪うと、味方がドリブルで前線まで運び、左の塚川を使う。しかし、オフサイドの判定を受ける
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後半39'杉本が受けたパスをうまくトラップして相手を外し、ペナルティエリア手前の中央にパスを供給。山本真がフリーで合わせるも、うまくミートせず、枠はとらえられない
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後半41'小池がペナルティエリア右で時間を作ると、後ろから走り込む味方を使う。しかし、得点は奪えない
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後半42'右CKを得る。キッカーの佐藤優は右足でクロスを供給すると、ニアサイドで味方が後ろにそらし、ファーサイドの小池が合わせる。しかし、シュートは味方に当たってしまし、枠はとらえられない
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後半43'杉本が前線で時間を作って佐藤が左に展開。高橋が左サイドの敵陣深くからクロスを供給するも、得点にはつながらない
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後半45'13韓勇太OUT→3田中隼IN
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後半45'8杉本OUT→6藤田IN
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後半46'20井上OUT→4澤井IN
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後半46'35馬場OUT→3近藤IN
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後半46'アディショナルタイムは4分の表示
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後半47'前から人数を使って相手のプレッシャーを仕掛ける
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後半49'味方がスルーパスを供給。小池が受けると、ペナルティエリア右角付近からグラウンダーのクロスを供給するも、DFにクリアされてしまう
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後半50'右CKを得ると、キッカーは佐藤優。右足でクロスを入れる。しかし、得点は奪えない
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後半50'試合終了。1-1で引き分けに終わった
試合経過
11' |
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髙木 彰人
→塚川 孝輝
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46*' | |||
阪野 豊史
→韓 勇太
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61' | |||
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66' | |||
67' |
井出 遥也
→佐藤 優平
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|||
67' |
森田 晃樹
→小池 純輝
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久保田 和音
→山本 真希
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78' | |||
78' |
奈良輪 雄太
→石浦 大雅
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|||
韓 勇太
→田中 隼磨
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90' | |||
90+1' |
井上 潮音
→澤井 直人
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|||
杉本 太郎
→藤田 息吹
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90' | |||
90+1' |
馬場 晴也
→近藤 直也
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- ゴール
- イエローカード
- レッドカード
- 交代
松本山雅FCメンバー
スターティングメンバー
-
GK 1 圍 謙太朗
-
DF 2 浦田 延尚
-
DF 31 橋内 優也
-
DF 43 常田 克人
-
DF 42 高橋 諒
-
MF 27 鈴木 雄斗
-
MF 41 久保田 和音78'
-
MF 38 佐藤 和弘
-
MF 8 杉本 太郎90'
-
FW 18 髙木 彰人46*'
-
FW 11 阪野 豊史61'
サブ
-
GK 16 村山 智彦
-
DF 33 大野 佑哉
-
DF 3 田中 隼磨90'
-
MF 26 山本 真希78'
-
MF 6 藤田 息吹90'
-
MF 17 塚川 孝輝46*'
-
FW 13 韓 勇太61'
監督
交代
-
46*'髙木 彰人 塚川 孝輝
-
61'阪野 豊史 韓 勇太
-
78'久保田 和音 山本 真希
-
90'韓 勇太 田中 隼磨
-
90'杉本 太郎 藤田 息吹
*:ハーフタイム
カード
東京ヴェルディメンバー
スターティングメンバー
-
GK 31 マテウス
-
DF 2 若狭 大志
-
DF 35 馬場 晴也90+1'
-
DF 5 平 智広
-
MF 21 山本 理仁
-
MF 36 藤田 譲瑠チマ
-
MF 11 井出 遥也67'
-
MF 24 奈良輪 雄太78'
-
MF 14 森田 晃樹67'
-
MF 20 井上 潮音90+1'
-
FW 48 山下 諒也
サブ
-
GK 1 柴崎 貴広
-
DF 3 近藤 直也90+1'
-
DF 17 クレビーニョ
-
MF 9 佐藤 優平67'
-
MF 19 小池 純輝67'
-
MF 34 石浦 大雅78'
-
MF 4 澤井 直人90+1'
監督
交代
-
67'井出 遥也 佐藤 優平
-
67'森田 晃樹 小池 純輝
-
78'奈良輪 雄太 石浦 大雅
-
90+1'井上 潮音 澤井 直人
-
90+1'馬場 晴也 近藤 直也
カード
スタッツ
Matsumoto Yamaga F.C.
|
STATS |
Tokyo Verdy
|
---|---|---|
17 |
シュート | 6 |
9 |
ゴールキック | 11 |
6 |
コーナーキック | 4 |
3 |
直接FK | 7 |
2 |
間接FK | 4 |
2 |
オフサイド | 4 |
0 |
PK | 0 |
試合データ
- 主審
- 柿沼 亨
- 副審1
- 勝又 弘樹
- 副審2
- 鈴木 規志
- 第4の審判員
- 藤澤 達也
- 入場者数
- 2,596人
- 天候・風
- 雪・弱風
- 気温/湿度
- -3.3℃/68%
- ピッチ
- 全面良芝
試合レポート
MATCH REPORTハーフタイムの監督コメント
・競ったボールへの反応を早く
・背後を狙っていこう
・BOXで勝負しよう
試合後のコメント
■柴田峡監督 記者会見のコメント
Q:今日の試合の総括を。
「この雪の中、2,600人の方に来ていただき本当に感謝しております。また試合開催にあたって準備をしていただいた皆様にも、この場をお借りしてあらためて感謝いたします。
ゲームに関しては前半ある程度、想定どおりでした。ヴェルディさんに握られる形になりましたが、握られてもここを空けない。または縦へのボールに対しては厳しく行くなど幾つかのテーマを持って入ったんですが、少しボールの出どころ、受けどころの整理がつかないというか。まだ模索していてガチャガチャとバタバタと無秩序に行ってしまったところを入れ替わって、ゴールに向かうスペースを作ってしまったこと、失点の時間帯が悪かったことは90分終わってみると悔やまれるところです。ただ1点ビハインドで入った後半は行くしかなくて、ヴェルディさんは予想よりも我々のプレッシャーをまともに受けてくれたので。もう少しいなされたら苦しかったというのはありますが、そこはうちのプレスが良かったのかなと思いますし、ヴェルディさんもまだまだやっていかないといけないことがあるのかなと感じました。
相手チームには自分がアカデミーで指導していた頃に関わっていた選手もいて、それはそれで別の楽しみとしてゲームに入らせてもらいました。うちの選手たちの後半の躍動感、ヴェルディの知っている選手たちの活躍ぶりなど複雑な思いでいながらも、最後に勝ちきれなかったことは悔しいです。ただ今日は負けなくてOKにしないといけなかったのかなと。ただ決定機は多くあったので、うちもまだまだ伸びしろのあるチームなのかなと感じました」
Q:試合に入る前のテーマとしては?
「握られるところは仕方なく、奪いに行って押して押して獲りきれればいいんですが、精度が高い時のヴェルディは獲ろうとしても、どのチームもなかなか獲り切れない。そこでひっくり返されているところがあるので、そこは両方の想定をして入ったということです」
Q:後半は好転したが、どのような指示を?
「前半のほうが相手を見て行くところと行かないところを明確にしようと話をしたんですが、キチンと伝わっていなかったのか選手たちも馴染むのに時間がかかった。15分くらい経てば馴染むと思ったんですが、それまでに失点してしまった。ただ15分以降はゴール前まで迫られていても、危ない場面まではなかったと記憶しています。1点ビハインドなのでリスキーになってでも行かざるを得なくなったというのもあります。0-1で負けていると、そういう戦い方になる。少しリスクを背負ってでも行く場面を、幾つか整理しました。それが奏功したというよりも、1点リードのヴェルディと1点ビハインドの山雅との勝負の駆け引きというか、気持ちの違いというのも展開のあやとして出てきた面もあったと思います」
Q:ピッチコンディションもあり、ロングボールが目立ったが。
「ロングボールについては、相手の背後にどんどん蹴らせました。それがうちのやり方として選択しました」
Q:後半は自分たちのスタイルを表現できていたが?
「水曜日ナイトゲームは勝てていなかったので、どうしても勝ちたかったのはあります。何で勝てていないかと話し合いをすると、どうしても5連戦の何試合目に水曜日ナイトゲームが当たってくる。やはりメンバーのあやもあって、できれば前半からペースを握っていきたいのはありますが、ここに来てケガ人も出ているのと、寒いのは分かっていたので筋肉系に負担のかかる選手は使えない事情もあった。人のせいで握られたわけではないが、久しぶりに出た選手は試合勘がなかなか戻ってこないのも事実。コンディションや技術の問題ではなく、ゲームから遠ざかっている選手を使うとこうなるんだなと感じました」
Q:試合をみていて、雪の影響は感じた?
「ある程度スリッピーな状況であればあるほど、技術の差が出るもの。ヴェルディには足元がしっかりしている選手が多く、永井監督がユースの時から見ている選手は、次のプレーをイメージしたボールコントロールができている。またアカデミー出身者じゃないですけど井出遥也選手と山下諒也選手は特長が明確で、アクセントになっていました。ああいう技術はアカデミーの時から鍛えていて、ヴェルディの御家芸なので見習おうと思っても難しいですが、ああいうところをアカデミーのうちから指向していくことは、うちもエッセンスとして加えないといけないんじゃないかと感じています」
Q:前半は3バックの左脇を使われる場面も多かったが。
「背後に入り込んでくるタイミングが非常によく、山下選手だけではなく出し手と受け手の約束事がキチンとしていた。集大成を迎える時期になって、かなりチームとして熟してきているという印象です。後半途中から出てきた小池純輝選手と山下選手の両ワイドは相手にとって脅威だと思います。繋いで繋いで繋いで、あの2人が点を獲りに行くのがヴェルディのやり方。さらに先頭に強烈な選手がいれば、なかなか大変ですね。ディフェンスラインが手堅くなってくれば、これは手強いチームだなと感じました」
■鈴木雄斗選手のコメント
Q:66分のアシストの場面を振り返って?
「ボールを奪ってから時間が結構あったので、中をしっかり見ることができました。(塚川)孝輝とも話はしていて、あいつは点で合わせるというよりもスペースにボールを上げてあげた方が生きるので、そういうコミュニケーションもとれていた中での得点になりました」
Q:降雪によるピッチコンディションについて。
「やりにくさは少しあって、いつもよりボールを重く感じました。クロスを上げる際もニアに引っ掛けた場面が何回かありましたし、サイドチェンジも失速してしまいました。そういうところで難しさはありました」
Q:雪が降るほどの寒さだったが、何か対策などは?
「今日は本当に寒かったので、試合前にはお湯で足を温める選手はたくさんいました。圍(謙太朗)くんはヒートテックを着込んでいました(笑)。その意味では試合に向けて良い準備はできていたと思います」
■杉本太郎選手のコメント
Q:今日の試合を振り返って。
「試合が落ち着く前に点を取られてしまいました。うまくいかない中でも失点をしない力というか、ガマンしなければいけなかった。ただその後はうまく(守備を)はめることができて、同点に追い付けました。勝ち切りたかった試合でした」
Q:特殊なピッチコンディションで意識したことは?
「そこまでやりづらさはあまり感じませんでした。ドリブルの時にボールがちょっと流れていくな…というくらいで、パスもそんなに影響はありませんでした」
Q:最終戦に向けては?
「勝つことが一番大事です。その中でアグレッシブな中で後半のような勢いを出していければ良いと思います」
■塚川孝輝選手のコメント
Q:後半からの出場だったが。
「流れを変えたいと思っていたので、アグレッシブに前からいこうという気持ちで入りました。結果的に(鈴木)雄斗くんの素晴らしいボールで点を決めることができました。ただ、勝ち切りたかった試合でもあったので悔しさもあります」
Q:雪が降っている厳しい環境だったが。
「こういう状況でプレーをするのはプロ選手になって初めてでしたが、意外と違和感はありませんでした。自分はこのようなガチャとした感じの環境でプレーするのが好きな方だと思います。サポーターの皆さんが寒い中、手拍子をずっとしてくださっていました。本当に感謝しかないです」
Q:最終戦への意気込みは。
「個人として2桁得点というスコアが目に見えるところにあるので、狙いたいところではあります。チームとして苦しいシーズンでしたし、サポーターの皆さんに不甲斐ない結果を見せてしまいました。『終わりよければ全てよし』ではないですが、最後はホームで皆さんと笑って終われるようにしたいです」
■佐藤和弘選手のコメント
Q:試合を振り返って。
「前半は個人的にすごくミスが多かったです。味方との距離感も悪かったし、全然周りが見えていなかった。このような環境だったので、裏に蹴ってトヨ(阪野)を走らせて1対1を作った方が良かったのかなと感じました。そこはいい収穫だと思います」
Q:後半は自分たちのペースで試合ができていたと思うが。
「前半は立ち位置の問題や、相手がボールを握っていたというのもあって押し込まれる状況だったと思います。後半は自分たちのペースで前からいくことができました。(塚川)孝輝が入ったことによって、アバウトに蹴ったボールも競ってくれてマイボールなったので勢いが付いたと思います」
Q:寒い中2600人のサポーターが駆け付けてくれましたが。
「このような環境の中でも来てくれているお客さんのためにも勝ちたかったです。個人的には不甲斐ないプレーをしていたので、次節愛媛戦で必死にプレーしたいと思います。シーズン途中からレンタルで山雅にきているので出られていない選手の分も頑張らなくてはいけない。サポーターのためにも、ホームで最後に勝利を届けられたらいいなと思います」