試合日程・結果
FIXTURES & RESULTS2020明治安田生命J2リーグ第25節
10月10日(土) 14:00 サンプロ アルウィン
松本山雅FC
ジュビロ磐田
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前半0'磐田ボールでキックオフ、試合開始
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前半0'予想フォーメーションは3-1-4-2。前節からのスタメン変更は1人。藤田が外れ、佐藤が入る。10月5日に加入が発表された佐藤が早くも先発起用される。磐田のアカデミー出身であるため、松本での「デビュー戦」が「古巣戦」ということになる
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前半0'予想フォーメーションは3-4-1-2。前節からのスタメン変更は1人。上原が外れ、遠藤が入る。10月5日に加入が発表された遠藤が早くも先発起用される。今野、大森といった気心の知れたG大阪時代のチームメイトとともにピッチに立つ。「ビッグネーム」の存在はチームにどのような化学反応をもたらすか
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前半0'9月25日に就任した柴田監督は前節に就任後初勝利を飾る。ホームでは未勝利のため、サポーターの前で勝利を飾る光景を披露したい
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前半0'10月2日に就任した鈴木監督は就任後初戦となる京都戦で逆転負け。勝利から遠ざかっている中で「復帰」した監督は、どのようにチームを立て直すのか
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前半0'松本の直近5試合は1勝2分け2敗。磐田の直近5試合は0勝1分け4敗。両者の過去対戦成績は4勝2分け1敗と磐田の勝ち越し
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前半0'この試合で勝利を収めれば、J2通算50勝を達成
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前半0'松本はセルジーニョ、磐田は山本康がキャプテンマークを巻く
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前半1'遠藤が中央でボールを持ち、右サイドへ送る。松本が受けて相手と対じすると、遠藤に戻す。その後は急いで前線へ送らず、組み立て直す
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前半4'味方がディフェンスラインの裏へ縦パスを供給。中野が追ってペナルティエリア右へ走り込む。しかし、ボールは村山に処理されてしまう
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前半5'大森が右に流れていることを確認して遠藤が浮き球の縦パスをペナルティエリア右へ送る。大森はトラップするが、このときにハンドの判定を受けてしまう
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前半7'ルーズボールに反応した味方が右サイドの敵陣深くへ縦パスを送る。中野が走り込んで受けると、ドリブルを仕掛けてから中央へ横パスを供給。最後は受けた山本康がペナルティアーク付近で右足を振り抜くも、シュートは枠の左へ外れてしまう
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前半9'高橋が左サイドの敵陣中央でボールを持ち、右斜め前方のセルジーニョへつなぐ。しかし、セルジーニョは相手のタックルに遭ってボールを失ってしまう
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前半10'味方がディフェンスラインの裏を狙ったパスを供給。小川航が反応し、ペナルティエリア左へ走り込むが、ボールは村山に処理されてしまう
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前半11'右サイドで鈴木がフリーの状態でボールを持つ。ペナルティエリア右へ走り込む味方を狙って縦パスを送るが、相手にブロックされてしまう
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前半12'鈴木が右サイドをドリブルで持ち上がり、中央へパスを供給。セルジーニョが反応して相手のタックルをかわしながら受けると、ペナルティエリア手前の中央へ持ち上がってシュートを放つ。しかし、枠の上へ外れてしまう
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前半14'左サイドの敵陣中央でFKを得る
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前半15'ボールサイドには遠藤が立つ。右足で低い弾道のクロスを供給すると、味方が頭でそらす。相手にクリアされるも、山田がこぼれ球に反応してシュートを放つ。しかし、右のポストに当たってゴールならず
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前半15'山田がペナルティエリア中央でシュートを放つも、クロスバーに当たってゴールを奪えない
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前半18'小川航がドリブルでペナルティエリア内に進入してシュートを放つ。しかし、並走して対応する橋内にブロックされてしまう
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前半19'左CKを得る。キッカーは遠藤。右足でニアサイドを狙ってクロスを供給するが、相手にクリアされる。こぼれ球から左サイドでプレーが続き、最後は大森がクロスを上げる。ファーサイドで山田が相手と競り合いながら頭で合わせるが、ボールはゴールラインを割ってしまう
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前半21'前がペナルティエリア右からマイナスの角度へラストパスを供給。相手に当たって軌道が変わるも、佐藤が反応。シュートを放つと、相手に当たってクロスバーを直撃する。それでも、佐藤はこぼれ球に素早く反応し、続けてシュートを放つが、八田のファインセーブに阻まれてしまう
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前半22'右CKを得る。キッカーはセルジーニョ。クロスを供給するが、相手にクリアされてしまう
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前半24'飲水タイムが設けられる
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前半25'飲水タイムが終わり、プレーが再開される
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前半26'左サイドのスローインからの流れでセルジーニョがボールを持つ。右サイドへ大きく蹴り込むと、鈴木が受ける。鈴木は右サイドの敵陣深くで仕掛けるが、相手の対応に遭う
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前半28'ディフェンスラインを中心にじっくりとパスを回し、ビルドアップを行う。球際の場面で相手に厳しいタックルを受け、ボールを奪い合う展開になると、最後は山田が前との接触でファウルの判定を受けてしまう
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前半30'自陣から送られたボールに反応した阪野が前線から戻って山本康と激しく競り合う。しかし、戻りオフサイドと判定されてしまう
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前半32'ディフェンスラインのパス回しから前線に縦パスを供給。小川航が左サイドの敵陣深くへ走り込み、クロスを送る。相手に当たって左CKを得る
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前半32'キッカーの遠藤がショートコーナーを選択し、素早くリスタート。リターンパスに反応してファーサイドを狙ってクロスを供給するが、ゴールラインを割ってしまう
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前半34'左CKを得る。キッカーの遠藤はクロスを供給。しかし、村山にパンチングでクリアされてしまう
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前半36'相手のパス回しに対して前線の選手は積極的にプレスを掛ける
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前半37'中央にポジションを移していた大森がディフェンスラインからの縦パスを受けて持ち上がる。そのままスルーパスを供給すると、抜け出して反応した中野がペナルティエリア内でシュートを放つ。しかし、中野はオフサイドの判定を受けてしまう
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前半39'縦に速い攻撃で敵陣に持ち込む。この流れから阪野が持ち、中央からセルジーニョを狙って右斜め前にパスを送る。しかし、相手にカットされてしまう
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前半41'左サイドでテンポよくパスを回し、味方が浮き球の縦パスを供給。小川航が追ってペナルティエリア左へ走り込むが、ボールは相手にクリアされてしまう
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前半43'激しいチャージでボールを奪い、この流れからからセルジーニョが左サイドから大きくサイドチェンジ。鈴木が右サイドで受けてドリブルでカットインしてから中央へ横パスを送る。セルジーニョが受けて阪野との連係を試みるが、シュートには持ち込めない
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前半44'左サイドの敵陣中央でFKを得る。キッカーのセルジーニョが右足で精度の高いクロスを供給すると、阪野がゴール前で反応。ヘディングシュートを放つも、クロスバーに当たってしまい、ゴールならず
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前半46'アディショナルタイムは1分の表示
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前半46'米原が左サイドの敵陣中央からクロスを供給。阪野が反応してファーサイドから中央へ飛び込むが、相手との接触でファウルの判定を受けてしまう
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前半47'前半終了。スコアレスで試合を折り返す
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後半0'松本ボールでキックオフ、後半開始
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後半0'22米原OUT→8杉本IN
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後半1'中盤の配置は左に杉本、右に佐藤、少し下がった位置の中央に前が入る形となる
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後半3'佐藤が縦に走り込む鈴木を狙って中央から右サイドへパスを出す。しかし、相手にボールをカットされてしまう
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後半5'前線から激しくプレスを掛ける。しかし、鈴木が相手と接触したプレーはファウルの判定となってしまう
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後半7'味方が敵陣へラフなボールを送ると、セルジーニョが素早く落下点に入る。反応して下がってくる阪野を狙って横パスを送るも、相手に阻まれてしまう
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後半8'右サイドの敵陣浅い位置でFKを得る。キッカーのセルジーニョはペナルティエリア左を狙って大きく蹴り込む。味方は競り合うが、最後は相手にクリアされてしまう
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後半10'自陣の右サイドから味方がディフェンスラインの裏を狙って大きく蹴り込む。小川航が追ってペナルティエリア内へ走り込むが、オフサイドの判定となってしまう
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後半10'ベンチでは山本真が出場の準備を進める
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後半11'38佐藤OUT→26山本真IN
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後半13'代わった山本真はアンカーのポジションに入る。前は右のインサイドハーフの位置に移る
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後半15'大森が左サイドで斜めのパスを受けてドリブルを仕掛ける。その後、遠藤を中心とするパスワークを披露するも、クロスの供給には至らない
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後半16'16中野OUT→19三木IN
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後半16'9小川航OUT→11ルキアンIN
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後半18'代わった2人はそのまま2トップを形成する
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後半18'高橋が左サイドをドリブルで持ち上がってクロスを供給。しかし、ニアサイドで相手にクリアされてしまう
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後半19'伊藤が左サイドの敵陣深くからクロスを供給。八田にはじかれるが、山田がこぼれ球に反応。シュートに持ち込むも、相手にブロックされてしまう
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後半20'右CKを得る。キッカーの遠藤がクロスを供給すると、ルキアンが反応して頭で合わせる。たたき付けたシュートは村山にはじかれるも、さらにこぼれ球に反応してシュートを放つ。しかし、相手にクリアされてしまう
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後半22'ルキアンが右からのボールに反応してゴール前でシュートを放つ。ボールはゴール右をとらえるも、村山のファインセーブに阻まれてしまう
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後半24'ペナルティエリア手前の左でFKを得る
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後半25'キッカーの遠藤は直接狙って右足を振り抜く。しかし、クロスバーに当たってゴールならず
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後半26'大森がペナルティエリア右へ斜めのパスを送る。松本を経由してルキアンにボールが渡ると、ルキアンはペナルティエリア右から強烈なシュートを放つ。しかし、枠の上へ外れてしまう
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後半26'飲水タイムが設けられる
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後半27'5前OUT→14中美IN
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後半28'飲水タイムが終わり、プレーが再開される
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後半28'高橋がペナルティエリア手前の左からシュートを放つが、枠を外してしまう
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後半29'左CKを得る。キッカーのセルジーニョが右足でクロスを供給すると、常田がシュートに持ち込む。しかし、八田にセーブされてしまう
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後半31'左CK、右CKと連続してCKを獲得するが、得点には結び付けない
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後半33'山田がペナルティエリア内で相手を背負って縦パスを受けるが、対応した相手にクリアされてしまう
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後半34'松本が右サイドをドリブルで持ち上がって中央へ横パスを供給。ルキアンが受けてペナルティエリア手前の右からシュートを放つが、わずかに枠の左へ外れてしまう
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後半35'杉本が右サイドへ展開。鈴木が受けてペナルティエリア右角付近からクロスを供給。高橋がファーサイドで反応するも、ボールは相手にクリアされてしまう
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後半36'杉本がペナルティエリア手前の中央で味方とパス交換し、シュートを放つ。しかし、枠の右へ外れてしまう
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後半37'10セルジーニョOUT→20AロドリゲスIN
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後半38'鈴木がペナルティエリア手前の右から浮き球を供給。しかし、相手にクリアされてしまう
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後半40'右サイドの敵陣中央でFKを得る
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後半41'キッカーのAロドリゲスがクロスを供給。相手にクリアされ、こぼれ球からプレーが続くと、中美がペナルティエリア内へ浮き球の縦パスを送る。阪野が反応して走り込むが、合わせられない
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後半41'8大森OUT→24小川大IN
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後半42'杉本にイエローカード
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後半44'ルキアンが右コーナーフラッグ付近でボールを持つ。ここを起点に味方がパスを回し、最後はルキアンがクロスを入れる。しかし、相手にブロックされてしまう
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後半45'小川大が左サイドの敵陣深くからクロスを供給。三木が中央で反応してヘディングシュートを放つが、村山にセーブされてしまう
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後半46'アディショナルタイムは4分の表示
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後半46'左サイドで細かくパスをつなぎ、この流れから遠藤がふわりとしたクロスを供給。しかし、村山にはじかれてしまう
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後半49'遠藤が山なりのボールをペナルティエリア内に送り、ルキアンが相手を背負って受ける。この流れから右サイドにボールが渡り、最後は松本がクロスを入れるが、相手にブロックされてしまう
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後半51'ハーフウェーライン付近でFKを得る。キッカーのAロドリゲスが左足でペナルティエリア右へ縦パスを供給。味方が競り合うが、ボールを収められない
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後半51'試合終了。0-0で引き分けに終わった
試合経過
米原 秀亮
→杉本 太郎
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46*' | |||
佐藤 和弘
→山本 真希
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56' | |||
61' |
中野 誠也
→三木 直土
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61' |
小川 航基
→ルキアン
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前 貴之
→中美 慶哉
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72' | |||
セルジーニョ
→アルヴァロ ロドリゲス
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82' | |||
86' |
大森 晃太郎
→小川 大貴
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|||
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87' |
- ゴール
- イエローカード
- レッドカード
- 交代
松本山雅FCメンバー
スターティングメンバー
-
GK 16 村山 智彦
-
DF 33 大野 佑哉
-
DF 31 橋内 優也
-
DF 43 常田 克人
-
DF 42 高橋 諒
-
MF 27 鈴木 雄斗
-
MF 22 米原 秀亮46*'
-
MF 5 前 貴之72'
-
MF 38 佐藤 和弘56'
-
FW 11 阪野 豊史
-
FW 10 セルジーニョ82'
サブ
-
GK 1 圍 謙太朗
-
DF 2 浦田 延尚
-
MF 26 山本 真希56'
-
MF 14 中美 慶哉72'
-
MF 8 杉本 太郎46*'
-
MF 20 アルヴァロ ロドリゲス82'
-
FW 44 服部 康平
監督
交代
-
46*'米原 秀亮 杉本 太郎
-
56'佐藤 和弘 山本 真希
-
72'前 貴之 中美 慶哉
-
82'セルジーニョ アルヴァロ ロドリゲス
*:ハーフタイム
カード
-
87'杉本 太郎
ジュビロ磐田メンバー
スターティングメンバー
-
GK 1 八田 直樹
-
DF 2 今野 泰幸
-
DF 15 伊藤 洋輝
-
DF 38 山本 義道
-
MF 8 大森 晃太郎86'
-
MF 10 山田 大記
-
MF 14 松本 昌也
-
MF 23 山本 康裕
-
MF 50 遠藤 保仁
-
FW 9 小川 航基61'
-
FW 16 中野 誠也61'
サブ
-
GK 21 杉本 大地
-
DF 3 大井 健太郎
-
DF 24 小川 大貴86'
-
DF 44 大武 峻
-
MF 7 上原 力也
-
FW 11 ルキアン61'
-
FW 19 三木 直土61'
監督
交代
-
61'中野 誠也 三木 直土
-
61'小川 航基 ルキアン
-
86'大森 晃太郎 小川 大貴
カード
スタッツ
Matsumoto Yamaga F.C.
|
STATS |
Jubilo Iwata
|
---|---|---|
8 |
シュート | 11 |
9 |
ゴールキック | 5 |
2 |
コーナーキック | 7 |
13 |
直接FK | 9 |
2 |
間接FK | 1 |
2 |
オフサイド | 1 |
0 |
PK | 0 |
試合データ
- 主審
- 上村 篤史
- 副審1
- 山際 将史
- 副審2
- 中澤 涼
- 第4の審判員
- 竹長 泰彦
- 入場者数
- 4,877人
- 天候・風
- 曇・無風
- 気温/湿度
- 14.9℃/87%
- ピッチ
- 全面良芝
試合レポート
MATCH REPORTハーフタイムの監督コメント
- 守備のポジショニングをしっかりとること
- プレスは前から続けていこう
- 最後まであきらめずに走りまけないこと
試合後のコメント
■柴田峡監督記者会見のコメント
Q:今日の試合の総括を。
「いま、選手たちにも話をしてきましたけど、何が足りないから点が取れなかったのか。また、120%頑張れたから無失点に抑えられたところもあると思うし、こちらも準備が短い中とはいえ、工夫していかなくちゃいけない部分、取り組んでいかなくちゃいけない部分が明確になってきたかなという気がしています。そこをキチンと補って、中3日ですが次の試合に進んでいければと思います」
Q:どのような狙いで、この試合に臨んだ?
「磐田さんは新しい選手が入ってきて、もう一つパスの出どころが増えた。もともとクオリティーの非常に高い選手が多く、まず相手のストロングである攻撃の部分をキチンと抑える、ストライカーへの対応を考える。前節、前々節くらいから前から行くのか、少し引いて守るのかというところは整理してきました。それで選手たちも違和感なくできるようになってきました。
特に攻撃の部分で後ろからきっちりと繋いでいくとか、奪ったあとも最後までしっかりやり切るとか。奪っても途中までいくけど、また奪われるというサイクルが山形戦でも比較的多くて、そこがちょっと。せっかく狙いどおりに守備ができても攻撃に繋がらないと、結局は攻められっぱなしになってしまう。そこの課題をブラッシュアップして臨んだつもりですが、まだまだブラッシュアップしきれていないという印象です」
Q:守備面では選手たちも最後まで走っていたし、マンツーマンも効果的だったが?
「特にマンツーマンで人をハメにいったわけではないが、局面局面で見て感じられた方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的には自分のゾーンをキープしながらボールのあるところに出て行って、穴のところがカバーしていく。そういうイメージでしたが、マンツーマンに見えたとすれば、それだけ人に厳しくいけていたのかなと思います。結果としては守備のクオリティーが高かったという言い方ができるかもしれません」
Q:攻撃面ではサイドチェンジの場面が多くみられていたが?
「相手の守備の特長も踏まえた上で、今のサッカーは比較的そういうサッカーが主流になっています。サイドでプレスをかけにくれば、逆のサイドには当然ある程度のスペースが空いてくる。そこを我々としては走力で落とさないといけない。磐田さんの場合は少しそこが遅れてくるような傾向があったので、そこはチャンスだよという話はしていました。実際それで決定機を迎えることができたので、あとは最後をキチンと決められるかどうか。ここが結構大事なところなんですが、これは時間をかけてトレーニングしていくしかないので引き続きやっていきたいです」
Q:新加入の佐藤和弘の起用意図は?
「思ったよりもコンディションも悪くなく、紅白戦で使っても非常にクオリティーをキープしてくれていた。思い切って使ってみようとトライしました」
Q:今日の試合では、どこでボールを奪おうという狙いがあった?
「基本的にはサイドで奪いたいので、中を少し締めた状態で外に追い出していくことを想定していました。どうしてもボールを受けて、キチンとラストに繋げられる遠藤選手がいるので、そこを使われたくなかった。選手たち自身でも、そこはケアしてくれていました」
Q:決定機もある中で無得点だったが、改善すべきポイントは?
「フィニッシュのところの、前のタイミングでボールを失うことが多いので、そこの部分は少し改善しないといけない。山形戦もそうでしたがボールを奪って、最後に押し込むところじゃなくて、そこにいく前の段階で(失ってしまう)。カウンターの精度は上げていかないといけないが、それは難しいトレーニングを積むわけではないので、中3日で修正できるところは修正していきたい」
Q:後半開始時から選手交代で中盤を入れ替えていたが、その狙いは?
「このコロナ禍により1試合で5人交代できるということで、前線の選手を中心に交代していった形になりましたが、このシステムでやっていると中盤の3枚は体力の消耗度がかなり高いので。少しコンディション含めて、ゲームの中から疲労度の見えた選手から替えざるを得ない状況であることが一つ。
それから守備のスイッチを入れられる選手、そして自分でボールを運んでいける選手。その両方できれば一番良いが、それぞれ得意不得意があるので、今日はある程度は守備的にいかざるを得ない状況だという判断をしました。前半はハードワークのできる選手で、後半はゴールに向かっていける選手や個で運べる選手というところで交代しました」
Q:攻撃面において、他に工夫すべきところ、補っていかなといけないところは?
「フィニッシュのイメージ、シナリオですね。シナリオというのは自分のゴール前から相手のゴール前を使ってというイメージ、アタッキングサードに入ってからのイメージの共有ができるか。ゴールから逆算してのプレーができるか、カウンターをどう変えていけるか、クロスの精度はどうなのかなども考えていかないといけない。3日でできることだけではなく、ちょっとずつ向上していけるようなファクターを取り出して、改善していきたいです」
Q:引き分けという結果をどう捉えている?
「もちろん勝ちたかったです。今季はまだ連勝していないですし、悪天候の中でも来ていただいた5000人ものサポーターの皆さんと喜びを共有しようと話をしていたので、勝ちきれなかった悔しさは当然ありますし、自分の中でも『もうちょっと何ができたんだろう』という思いはあります。
そうはいっても押し込まれている時間、握られている時間が長かったのも事実。そういう中で選手たちは120%、130%出してくれた満足感や感謝もあります。複雑ではありますが結果を前向きに捉えて、次に繋がる勝点1だったと考えるように努めます」
■佐藤和弘選手のコメント
Q:加入後即先発起用となった試合で、積極的にボールに絡んだが?
「自分のやれることをやろうという気持ちで入りました。ゴール前で決めきるチャンスまで入れたことはすごく良かったですけど、50分くらいで替わってしまっているので、そこは試合をやりながら出場時間を延ばしていけるようにしたいです」
Q:松本の一員として、サンプロアルウィンで戦った印象は?
「今まではアウェイで来ることが多かったが、熱いサポーターの皆さんが味方になってくれていて、本当に後押しになりました。きつい時にあれだけの応援をしていただけることはありがたいと思いました」
Q:56分での交代となったが、それは事前に予定されていた?
「そういう話は監督からはなかったです。まだまだゲーム体力というところで、前に出ていく、締めるということが全然できていませんでした。もうちょっとやらないとチームにも迷惑になるので、移籍直後とか関係なく、もっとやれるようにしていきたいです」
■橋内優也選手のコメント
Q:今日の守備で意識したところは?
「磐田に遠藤(保仁)選手が入ったことで、そこから質の高いボールが入ってくることはゲームをやりながらも感じていました。何度か危ないシーンはありましたが、そこから一発で背後を取られないように意識して対応していました」
Q:無失点で終えたが、守備の手応えは?
「ほぼ押されていたのでもっともっと改善しないといけない思いが強いです。
それでも、若い選手が多い中でもゼロでゲームを終えられました。少しずつ自信を確信に変えていってもらえればチームとしてはいいと思います」
Q:無失点で抑えたこと、ペナルティエリア内で体を寄せることについては?
「(守備の)狙いは持っていたが、そこはもう少しうまく表現できればよかったと思います。バーに当たったりポストに当たったりしたシーンもありましたが、ゴール前で体を張るということに対しては、若い選手もゲームを重ねるごとに自覚と責任感が出てきて少しずつ良くなっていると思います。あとは最後に1歩足を出すとか体を投げ出すことまでしっかりできて、『それでもやられるのであればしょうがない』という空気感もできてきているのは良いことだと思います。
ただ、(体を)投げ出すことが全てではないので、しっかりチームとして改善して良いディフェンスをできるようにしたいです」
■常田克人選手のコメント
Q:試合を振り返って。
「前節やっと勝てたので、今節はしっかり連勝しなくてはいけませんでした。ディフェンスとしては無失点というのを決めていたので、そこは達成できてよかったです。得点に繋がるプレーがもっと出れば勝ち切れた試合だったと思います」
Q:この4試合は前半での失点がなくなりましたが。
「後ろは粘り強く無失点でやれば、前の選手が点を取ってくれるというのを信じてやれるようになったのかなと思います。前半に点が取れなくても、後ろは焦らず我慢してやるというのを心掛けています」
Q:点を取るために必要な部分は?
「きょうの試合もチャンスは作れていました。あとは決め切るところや、後ろからのビルドアップを安定させて前に運んでいければもっとチャンスは増えると思います。そのチャンスに自分が関わっていけるように今後しっかり練習して、試合で発揮していきたいです」
■山本真希選手のコメント
Q:試合を振り返って。
「お互いチャンスがあった中、どっちが勝ってもおかしくなかったと試合だったと思います。ただ、うちはホームだったのでなんとかして勝ちたかったです」
Q:途中出場でしたがどのような意識で入りましたか?
「中盤のところで相手をフリーにさせないことと、攻撃にどんどん絡んでいけというのを言われていました。今シーズンは5人交代できるので、交代選手が非常に勝負を分けると思います。その役割を自分は与えられているので、どういう状況でもチームをいい方向に進めていけるようなプレーができればと思っています」
Q:次節に向けて。
「ホームでなかなか勝てていないので、次は勝ってみんなで喜びたいです」