試合日程・結果

FIXTURES & RESULTS

2018 明治安田生命 J2リーグ 第3節

3月11日(日) 14:00 Kick off 味の素スタジアム

東京ヴェルディ

  • 7' ドウグラス ヴィエイラ
  • 43' アラン ピニェイロ
試合終了lose
2 1
2 前半 1
0 後半 0

松本山雅FC

  • 2' 永井 龍

東京ヴェルディメンバー

スターティングメンバー

STARTING
  • GK 21 上福元 直人
  • DF 23 田村 直也
  • DF 3 井林 章
  • DF 4 畠中 槙之輔
  • DF 24 奈良輪 雄太
  • MF 8 内田 達也
  • MF 33 渡辺 皓太
  • MF 38 梶川 諒太
  • FW 35 藤本 寛也
  • FW 7 アラン ピニェイロ
  • FW 9 ドウグラス ヴィエイラ

サブ

SUBS
  • GK 1 柴崎 貴広
  • DF 2 若狭 大志
  • MF 20 井上 潮音
  • MF 27 橋本 英郎
  • FW 11 林 陵平
  • FW 22 カルロス マルティネス
  • FW 26 高井 和馬

監督

MNG
ロティーナ

交代

CHANGE
  • 69'
    藤本 寛也 カルロス マルティネス
  • 77'
    梶川 諒太 井上 潮音
  • 89'
    渡辺 皓太 橋本 英郎

カード

CARD
  • 69'
    奈良輪 雄太

松本山雅FCメンバー

スターティングメンバー

STARTING
  • GK 1 守田 達弥
  • DF 3 田中 隼磨
  • DF 31 橋内 優也
  • DF 4 飯田 真輝
  • DF 2 浦田 延尚
  • DF 29 下川 陽太
  • MF 5 岩間 雄大
  • MF 8 セルジーニョ
  • MF 14 パウリーニョ
  • MF 25 前田 直輝
  • FW 38 永井 龍

サブ

SUBS
  • GK 30 ゴ ドンミン
  • MF 10 工藤 浩平
  • MF 20 石原 崇兆
  • MF 23 岡本 知剛
  • MF 47 岩上 祐三
  • FW 7 前田 大然
  • FW 9 高崎 寛之

監督

MNG
反町 康治

交代

CHANGE
  • 59'
    前田 直輝 石原 崇兆
  • 69'
    岩間 雄大 工藤 浩平
  • 74'
    田中 隼磨 高崎 寛之

カード

CARD
  • 27'
    下川 陽太

スタッツ

Tokyo Verdy
STATS
Matsumoto Yamaga F.C.
14
シュート
12
6
ゴールキック
13
6
コーナーキック
7
10
直接FK
8
3
間接FK
0
3
オフサイド
0
0
PK
0

試合データ

主審
笠原 寛貴
副審1
村田 裕介
副審2
田島 宏則
第4の審判員
長田 望
入場者数
8812人
天候・風
晴時々曇・弱風
気温/湿度
12.6℃/50%
ピッチ
全面良芝/乾燥

試合レポート

MATCH REPORT

試合後のコメント

■反町監督記者会見のコメント
「良い形で先制したんですが、その後が痛かったですね。
セットプレーからの失点と少し偶発的な部分もありました。勝ち点ゼロという試合の結末は、そんなに悲観する必要はないんですが、プレーの精度が雑な部分が東京Vさんに比べて少しあるのは否めないです。ただ全力を尽くした結果ですので下を向く必要もないですし、反省をもとに、より強いチームにしていかなければいけないという気持ちでいます。アウェイが3つ続いたんですが、最後の笛が鳴るまで声を枯らして応援していただいサポーターの皆さんには本当に感謝しているのと同時に、なかなか勝ち点3を取るゲームが出来なくて申し訳ないと強く感じております。次もまたホームのようなアウェイで、アウェイのようなホームでやることになりますが、強い気持ちを持って準備していきたいと感じています」

Q:勝利のないままホーム開幕を迎えますが、3試合が終わった時点でのチームの状態は?
「今も言いましたけども、相手に対して互角には戦えていると思います。だから悲観する必要もないんですが、だからって楽観することも必要ないわけであって。しっかりプレーできているかどうかというところはヴェルディさんとの差かなと思いますね。良いスタートが出来たかと言われるとそうではないことになりますが、その分を取り戻せるだけのエネルギーを我々も費やさないといけないと思います。何とか歯を食いしばってやるしかないですね」

Q:いま、もっとも修正しなければいけない点は?
「メンバリングも含めて少しやらないといけないこともあるのかなと思います。あくまでも勝敗ではなくパフォーマンスに左右されるものがあるなかで、やれることがしっかりできているか、チームに貢献できているか。そこを踏まえて考えないといけないところは、あるんじゃないかなと思います」

Q:守備面でも調子の良い選手を使ってと言われていましたが、怪我人が多くて後ろの3枚を代えようがなかったのがこの3試合の誤算だったと思うのですが?
「それを言ったら切りがないですし、どこのチームも同じと思うしかないでしょうね。後ろのほうもそんなに酷い内容でもないですし、GK含めて安定したプレーはしていると思います。アラを探すのは難しい部分もありますが、それでもやっていかないといけないです。しっかりと反省したなかで、やっていくしかないでしょうね」

Q:攻撃面では交代で最後の15分は活性化したように見えますが、交代策も含めた攻撃面についての評価は?
「こちらがリードされているわけですから、当然人数をかければ向こうはリトリートのような形に自然となって、それが攻撃が活性化しているかというと、結局は上手く守られていたという感じです。両サイドで起点になっても、そこでチャンスを作れるような良い仕事をこなせるのがいないですから、それは真ん中だけでもはね返す力はあるので、押しているようですけど向こうにとっては恐くはない形でしたよね。セットプレーでも、どっちが上かというと点を取っているので向こうの方が上でした」

Q:ハーフタイムコメントで、サイドのところで後手を踏まないようにとあったのですが、この2試合を見ていると前半はサイドのポジションが低くて5バックのような状態で相手に押し込まれる時間が長いように感じています。後半は前に出て高い位置でしたが、それは狙い通りなのか、試合の流れでそうなっているのか?
「今日のような試合で相手に合わせるのであれば、4バックでやった方がいいのかも知れないですね。後ろが重くなって、うちのシャドーの選手が行ったり来たりして後ろ向きの守備をしないといけない状況でした。そこは少し改善しないといけないと。だから前の方のディフェンスのインテンシティが高くて、逆にCBのインテンシティが低いという感じになってしまうと、攻撃の時に出て行く力がなくなってしまう。今日で言えば前田直輝とセルジーニョでしたけど、そこを消化するために、どっちで後手を踏むか、後手の踏み方を変えたのは後半でしたよね。ただ向こうも一つ飛ばしの長いボールでサイドチェンジしてくるわけでもなく、グラウンダーのボールを通してくるだけなので充分スライドで間に合うんですよ。そこは前半に見ていても感じたので。我々のやり方の泣き所ではあることはあるんですけど、その分だけ後ろのインテンシティをもう少し上げて対応すればよかったという部分も当然あるかなと思います。そこは後半ある程度は修正できて、どっちがチャンスメイクというか、どっちが主導権を握ったかというと我々でした。でも点数の流れで、そういう風に変わるのは当たり前なので。そこでフィニッシュに繋げられたかというところでしょうね」

Q:終盤に下川陽太を右サイドで使った時間帯の評価を?
「彼は右も左もできますから。向こうのCBの2人はヘディングが強くて、はね返す力がありますし。イーブンなボールで向こうがはね返したとしても拾うような形にするのであれば、前の方に高い選手をいれないといけない。だから今日はどちらかというとスピード勝負というよりも、向こうもそれほどラインが高くないので、うちの前田大然みたいにスピードのある選手が生きるわけではないので、その前で勝負したかったというのはあります。下川はキャンプでも右をやっていたので悪くはなかったんですが、つい中に入ってしまって。広がりと深みという部分では、拡がりがちょっとなかったですね。それは反省点だと思います」

Q:痛かったというCKからの同点ゴールでしたが、セットプレーの守りとして、あれは悔しいやられ方ですか、事故的なものですか?
「あれは悔しいですよね。抑えているんだけど上からやられてしまったのであれば、それは厚底を履くしかないですから(苦笑)。ただ打った次のボールもクリアできてほしいなというのはありますけど。畠中(槙之輔)は前々節でもCKから点を取っていますし、彼の強さも分かっています。ただ今日見ていただいても分かるように、ほとんど捨てクロスで真ん中で勝負してくるんですよ。それでうちが勝てるかというと、残念ながら勝てないですよね。それは分かってやっているんですけど、オープンプレーもセットプレーも分かっていてやられてしまうというのが辛いというか悔しいというか。では背の高い選手を並べればいいのかという話になると、それも面白くないですしね。そこは辛い部分がありますね」

Q:2節まで2トップでしたが、今日は1トップ2シャドーでスタートしました。新潟戦の後半に2枚代えして、2シャドーにしてから、4バックに対して3枚当てた方が前向きに行けるというところでのチョイスだったと想像するのですがその理由を聞きたいのと、それを使いながらウイングバックで、例えば前半から下川選手が藤本選手を結構逃がして、足元でボールを受けてから守備をするアプローチするような守備が多かったですが、あの辺は横についてインターセプトに行かせるとか、前に立って裏に行かれても浦田選手がいるのでスライドするとか、守備設定を試合のスタートからやるという意図やイメージはなかったでしょうか。
「仰る通りですね。特に今の我々の左サイドでは、藤本(寛也)はタッチラインに足を踏みながらやっている選手で。広がりを持たせて何を目指すかというと、そこの広がりのところから斜めのパスを入れてドウグラス・ヴィエイラが入ってくる。もしくは渡辺(皓太)と梶川(諒太)がそれを追い越していくと。これが今の彼らがやろうとしている攻撃の手段なんですよね。そこにCBが引っ張られたら真ん中でドーンと(やられてしまう)。それを考えた場合、1トップ2シャドーというよりもダブルボランチにして、サイドのところの結末を上手くやろうとしたと。つまり渡辺と梶川のところを上手くボランチとドッキングさせるような形にして、真ん中を分厚くしようという狙いでした。だから両SBが高い位置をとってくれればいいんですが、特に田村(直也)とかは高い位置を取らないので。今日は思い切って出てきましたけど、その時にどういう対応するかと。今日は浦田が一番インテンシティが低くて、5メートルの範囲内でディフェンスしている形になってしまっていたので、スライドという意味では前の方がすごく負担になっていたと思います。そこは前半から後半にかけて変更した部分はあると思うんです。もう少し、いわゆる駆け引きであるとか後ろの状況を見ながらというは、ゲームをやりながらでないと下川もまだまだですから。やりながらどんどん会得していくしかないと思います。

Q:ロティーナ監督はその辺を踏まえて、出方を観ながらサイドバックを低い位置にして、見ていたんじゃないかと思うのですが、そのあたりの駆け引きは感じましたか?
「もちろんそうですね。向こうはCBに時間がある時には、わざと持ち運ばせて、田村などを高い位置に上げていって、藤本を中に入れて長い二等辺三角形を作ると。その頂点には渡辺もいるしという感じで、足元に入ったのでアプローチが早ければワンタッチで入れると。サイドでの攻略という意味では向こうが少し上で、我々もダブルボランチだったので、そんなに後手を踏むことはなかったんですけど、持ち運ばれてハーフウェーラインを簡単に越えられてしまうと押し込まれてしまうということですよね」

■永井龍選手のコメント

Q:試合開始直後に先制点を決めて、個人的にも今季初得点となったが?
「開幕から2試合で得点できていなかったので、まずは1点取りたいと個人的に思っていました。その意味では良かったですけど、チームとして2点目3点目と挙げられなかったのは悔しい。守備の時間が長くて、ディフェンスラインで繋がれたりボランチを使われたりで後手後手になってしまい、前から上手くはめられなかったというのはあります。後半はボールを保持できる時間もありましたが、そこで最後の一本というか、どうシュートまで持っていくかが課題だと思います」

Q:今日は1トップ2シャドーの布陣で臨んだが手応えは?
「前で勝負できるポジションだと改めて思ったし、得点場面でシャドーの選手がサイドに流れた時に自分が前に勢いを持って詰められるのは1トップの良さだと思う」