試合日程・結果
FIXTURES & RESULTS2017 明治安田生命 J2リーグ 第28節
8月16日(水) 19:00 Kick off アルウィン
松本山雅FC
- 37' セルジーニョ
- 63' 高崎 寛之
- 68' 山本 大貴
モンテディオ山形
- 25' 高木 利弥
- 53' 中村 駿
松本山雅FCメンバー
スターティングメンバー
-
GK 16 村山 智彦
-
DF 3 田中 隼磨
-
DF 31 橋内 優也
-
DF 4 飯田 真輝
-
DF 18 當間 建文
-
DF 29 下川 陽太
-
MF 14 パウリーニョ
-
MF 7 武井 択也
-
MF 8 セルジーニョ
-
FW 19 山本 大貴
-
FW 9 高崎 寛之
サブ
-
GK 21 鈴木 智幸
-
DF 6 安藤 淳
-
DF 13 後藤 圭太
-
MF 5 岩間 雄大
-
MF 10 工藤 浩平
-
MF 15 宮阪 政樹
-
FW 11 三島 康平
監督
交代
-
90'山本 大貴 安藤 淳
-
90+3'高崎 寛之 三島 康平
-
90+5'武井 択也 岩間 雄大
カード
モンテディオ山形メンバー
スターティングメンバー
-
GK 1 児玉 剛
-
DF 15 加賀 健一
-
DF 5 菅沼 駿哉
-
DF 20 茂木 力也
-
MF 10 鈴木 雄斗
-
MF 14 本田 拓也
-
MF 17 中村 駿
-
MF 27 高木 利弥
-
FW 9 瀬沼 優司
-
FW 11 阪野 豊史
-
FW 19 太田 徹郎
サブ
-
GK 23 富居 大樹
-
DF 3 栗山 直樹
-
DF 6 山田 拓巳
-
DF 13 石川 竜也
-
MF 16 佐藤 優平
-
MF 25 汰木 康也
-
FW 39 中山 仁斗
監督
交代
-
65'中村 駿 佐藤 優平
-
75'太田 徹郎 汰木 康也
-
84'阪野 豊史 中山 仁斗
カード
-
22'鈴木 雄斗
-
82'菅沼 駿哉
スタッツ
Matsumoto Yamaga F.C.
|
STATS |
Montedio Yamagata
|
---|---|---|
21 |
シュート | 6 |
6 |
ゴールキック | 20 |
8 |
コーナーキック | 0 |
15 |
直接FK | 9 |
1 |
間接FK | 5 |
1 |
オフサイド | 5 |
0 |
PK | 0 |
試合データ
- 主審
- 扇谷 健司
- 副審1
- 越智 新次
- 副審2
- 田尻 智計
- 第4の審判員
- 田中 玲匡
- 入場者数
- 12146人
- 天候・風
- 曇・無風
- 気温/湿度
- 23.0℃/90%
- ピッチ
- 全面良芝/乾燥
試合レポート
MATCH REPORT試合後のコメント
■反町康治監督記者会見のコメント
「前節は非常に悔しく悲しい、不甲斐ない結果でした。たくさんのサポーターに豊田スタジアムまで足を運んでいただきましたが、辛い帰途になってしまったと思っています。当然、我々も悔しさは同じです。我々の底力というか、意地をこの試合で出さなければ、このチームは死んでしまうと思って今日のゲームに臨みました。要所要所で、そうしたところが見られたんじゃないかと思います。そういう風に言ったのは試合に勝ったからであって、もし負けたとしても言っていたかもしれませんが少し意味合いが違います。特に前節と全く同じような流れで攻めに攻めていましたが、セカンドシュートか何かをあっさり決められてしまった。「さあこれから」という時に、前節で学んだ部分が出たのかなと思います。すぐにファイティングポーズをとってすぐに立ち上がり、我々らしさを貫いたということだと思います。
それは後半も同じで、全然悪くはないんですが、横からのボール2つであっさり(決められてしまった)。向こうの狙いどおりと言えば狙いどおりでした。名古屋さんと違って、最後のパスを合わせるんではなくて入れてるという感じで2つやられてしまいましたけど、それでもファイティングポーズを取り続けました。ボクシングは2回まではダウンしてもいいが3回目はダメというのは昔のルールかもしれませんが、その姿勢がこの結果を導いたのかなと思います。
またこの2試合の結果や、天候も心配されて足が遠のきそうななか12000人を超えるサポーターが集まって声援を送ってくれたことにチームを預かる人間として感謝していますし、本当に嬉しく思っています。これは言葉で表すのは難しいくらいですが、最後まで応援していただき感謝しています。
最後は山形の選手の負傷によって展開上楽になった部分はありましたが、これまでにアディショナルタイムで何点も取っているチームという話をしてきましたし、最後のところも冷静に試合を進めることが出来ました。なかなか交代選手を探すのが難しかったくらい、皆最後まで足を止めることなく我々らしいサッカーをしてくれました。次は非常に大事になる試合なので、アウェーですが頑張りたいと思います」
Q:今季初の逆転勝ちを記録したが、収穫を挙げるならば?
「いつも試合を振り返って色々な話をするんですが、今週は選手たちからもポジティブな意見も上がって、自分たちで良くしていこうという雰囲気がありました。2連敗しているチームにしては非常に明るくトレーニングも出来ていました。そういうポジティブな姿勢が今日の90分にも現れたのかなと思います。もちろん苦しい試合で、山形も前後半で手を変え品を変えやってくるなかで、非常に冷静に対応できたと思います。横からのボールで2つやられたくらいで、全体的に試合を掌握しました。これが90分間できる試合はなかなかなかったので、こうした連戦の中日でできたことは嬉しく思っています。しかしそれに満足せずに次の試合も同じように出来るかですね。答えになっていないかも知れませんね(苦笑)」
Q:セルジーニョと山本大貴の活躍が光った試合だったが。
「確かにMOMを選ぶとすれば山本じゃないことは確かですが(笑)、セルジーニョはそれに値すると思います。セルジーニョはシーズン途中に少し調子を落としたので、本人とも話し合いをしてきて、ある意味吹っ切れた部分があると思います。全部自分の力でやろうとするのではなく、うまく周りを使いながら自分の生きる道を考えると。以前に比べれば、かなり守備ラインの背後を狙うようになりましたよね。だからこそ足元も開くわけです。トップスピードでもボールコントロールできますし、たぶん測ったら13km以上走っているくらい足が止まらずに攻守に渡ってできるようになったことが大きいです。一時はメンバー外になるときもありましたが、本人の強い意思がこういうことになったことは間違いないと思います。練習も真面目に取り組むし性格も明るい。顔がそっくりのお父さんも来日していて、家族と共に生活のリズムも良いと思うので、カードを気にしながらも今の状態を維持しながらやってほしいですね。山本は相変わらずでしたが、足がつるまで頑張ってくれたことは嬉しく思っています」
Q:ここ3試合で9失点と、守備には課題があるようだが?
「仰るとおりですね。いつも言っているように、「あっさり失点」が多いので何とかしていきたいですね。また映像を見ながら修正したいと思います」
Q:武井択也と村山智彦を先発起用したが、その意図を。
「連戦ということもあったので、ポジティブな変更です。(岩間)雄大がダメというわけではなく、少し新しい血を入れないといけないかなと。それはGKも同じで、鈴木智とも話しましたが、「君が悪いわけではない。悪いのは全て監督の責任だ」と。ただもう少しポジティブなエネルギーを出さなかいけない部分もあるという話をし、その意図を彼も受け入れてくれました。今後も多くの試合がありますし、天皇杯もある。そのなかで競争しながら、緊張感を持ってやっていくことが大事になります。そうした意味で、今日の2人には及第点を与えてもいいんじゃないでしょうか」
Q:村山智彦の縦へのフィードで、以前のようなシンプルな攻めが見られたと思うが?
「今日の村山は、昔の村山と違って1つランクアップしたと思います。攻撃にも積極的に参加する姿勢が見られましたし、トップの動き出しに合わせて的確なボールを供給していました。その意味でGKも攻撃の第一歩が大事になりますし、本人の意識もかなり高くなってきたと思います。縦へのフィードというのがどういう言い方になるのか分かりませんが、以前のスタイルからレベルアップさせてボールを動かしながら縦に入れるようにしています。1点目が象徴的でしたが、ベンチサイドで動かしながら逆に運んで、スピードアップしてゴールに繋げる。そういう形を普段から意識してやっています。中を閉められたら外、外からまた中。そういうゴールに向かう姿勢は、選手同士の間でも形になりつつあると感じています」
Q:前節・名古屋戦で大量失点して、立て直すのは難しかったのでは。
「7点取られたこともありますからね。勝ち点0は極端に言えば0-1でも2-5でも同じです。でもズシンと来ることは間違いないわけであって、それをどう捉えてやっていくか。精神的なものも含めて。今回はミーティングも極力短くして、練習でもあえて僕がタクトをとらないで、石丸にとらせるなど少し変化を加えました。少し流れを変えようと努力したことが奏功したかは分かりませんが非常にポジティブな空気が流れて、今日の90分間に乗り移ったのかなと思います」
■武井択也選手コメント
Q:今日の試合を振り返って?
「修正しないといけない失点はあったと思うが、それ以上に点を取り返せたことがチームにとって良かった。湘南戦や名古屋戦では少し消極的なプレーが出ていたが、今日は課題があるなかでもエネルギッシュな姿勢で得点を狙いに行った。松本らしさが現れたことは良かったです」
Q:この勝利を、今後の戦いに繋げていきたいところだが意気込みを。
「今は順位的にも団子状態で、自分たちが一つ勝つことで順位も上がっていく。これから一つずつ順位を上げていくことでJ1昇格という目標に向かって戦っていきたい。ホームだけでなくアウェイにも多く駆けつけてくれるサポーターの皆さんに力を貰えているので、次からアウェイ2連戦も勝っていけるように頑張りたい」