試合日程・結果

FIXTURES & RESULTS

2017 明治安田生命 J2リーグ 第24節

7月22日(土) 18:00 Kick off アルウィン

松本山雅FC

  • 2' 石原 崇兆
  • 35' 石原 崇兆
試合終了win
2 1
2 前半 0
0 後半 1

愛媛FC

  • 52' 小島 秀仁

松本山雅FCメンバー

スターティングメンバー

STARTING
  • GK 21 鈴木 智幸
  • DF 3 田中 隼磨
  • DF 4 飯田 真輝
  • DF 18 當間 建文
  • DF 31 橋内 優也
  • DF 33 安川 有
  • MF 5 岩間 雄大
  • MF 14 パウリーニョ
  • FW 9 高崎 寛之
  • FW 20 石原 崇兆
  • FW 8 セルジーニョ

サブ

SUBS
  • GK 16 村山 智彦
  • DF 13 後藤 圭太
  • DF 29 下川 陽太
  • MF 10 工藤 浩平
  • MF 15 宮阪 政樹
  • FW 19 山本 大貴
  • FW 39 ダヴィ

監督

MNG
反町 康治

交代

CHANGE
  • 73'
    高崎 寛之 山本 大貴
  • 90+2'
    セルジーニョ 工藤 浩平

カード

CARD
  • 82'
    鈴木 智幸

愛媛FCメンバー

スターティングメンバー

STARTING
  • GK 21 馬渡 洋樹
  • DF 16 田中 裕人
  • DF 23 林堂 眞
  • DF 2 浦田 延尚
  • MF 5 藤田 息吹
  • MF 8 小島 秀仁
  • MF 17 小暮 大器
  • MF 41 小池 純輝
  • FW 7 近藤 貴司
  • FW 15 丹羽 詩温
  • FW 20 河原 和寿

サブ

SUBS
  • GK 31 パク ソンス
  • DF 3 玉林 睦実
  • DF 22 深谷 友基
  • MF 11 神田 夢実
  • MF 14 白井 康介
  • FW 9 有田 光希
  • FW 40 鈴木 隆雅

監督

MNG
間瀬 秀一

交代

CHANGE
  • 67'
    丹羽 詩温 有田 光希
  • 67'
    近藤 貴司 神田 夢実
  • 85'
    河原 和寿 鈴木 隆雅

カード

CARD
  • 57'
    小島 秀仁
  • 78'
    河原 和寿

スタッツ

Matsumoto Yamaga F.C.
STATS
Ehime FC
13
シュート
13
12
ゴールキック
4
2
コーナーキック
3
14
直接FK
4
0
間接FK
1
0
オフサイド
1
0
PK
0

試合データ

主審
廣瀬 格
副審1
穴井 千雅
副審2
小椋 剛
第4の審判員
山際 将史
入場者数
11222人
天候・風
晴・弱風
気温/湿度
26.3℃/67%
ピッチ
全面良芝/乾燥

試合レポート

MATCH REPORT

試合後のコメント

■反町康治監督記者会見のコメント
「今シーズンで一番苦しいゲームだったかなと思います。終わってから、そう言えるのは嬉しいという言い方になるかも知れませんが本当に厳しかったです。
今日の試合は、早い時間帯で点を取れたからといって精神的に休んでしまったとか、そういうことではない試合でした。ということは向こうの中盤でのボールの動かし方が良かったということだと思います。それは試合前から分かっていることであって、今日はセンターサークル付近での勝負になるなと。それを踏まえて少しメンバーを変えました。それでもテクニカルな部分では、しっかりボールを止めて蹴る動かせる選手のいる中盤と、そうでもない中盤と。特に後半は簡単に失ってしまい溜息で終わる場面が多かったと思います。じゃあ他の選手を使えと言われてしまうかもしれませんが。うちのチームの課題としては、今日に関してはそこをしっかりやらないといけない。目をつぶるところはつぶってという感じになりました。
最後は本当によくしのいでくれたと思います。それは(シーズン)前半戦にあまり見られなかったことですし、本当は3点目のチャンスもあったので残念でしたが、この勝ち点3を次に繋げていかなければ意味がない訳であって。次は最近力をつけてきている金沢さんです。チームの戦術も明確になってきているので、どう崩していくかを考えながら、この一週間やっていきたいと思います

Q:セルジーニョとパウリーニョを先発起用した狙いとそれぞれの評価を。
「セルジーニョは、前半戦の中盤過ぎくらいでチームに加入したときと様相が変わってきてしまい、自分中心のサッカーをするようになってしまいました。少しメンバーから外れたり、直接話をしてきて、何とか日本サッカーや我々のサッカーに順応できるようになってきました。皆さんも見て分かるように、天皇杯でも良くなってきました。色々と出来ることが多いので欲を出してしまって墓穴を掘っている感じでしたが、もっとシンプルに考えて自分の存在する場所や与えられている仕事が、少しずつですけど整理できてきたと思います。もともとスピードもあり、外国籍選手にしては珍しく歩く時間の少ない選手です。鳥栖戦での走行距離も(チーム内で)上のほうでした。本当はセルジを交替させる予定はなかったのですが、向こうが大きい選手を入れてきて、セルジと工藤が並立するとセットプレーの守備で少し問題が起きるので、最後はちょっと替えましたが、最初から最後まで良かったと思います。
パウロ(の起用)は、向こうの中盤のボールポゼッション率が高いですし、ガチンコというかテクニカルな戦いをしてくるチームには有効かなと。実際に前節も球際のところで負けてしまって運ばれて持っていかれているので、こういうクローズ気味なゲームの時には。
パウロも練習試合や天皇杯でずっと好調を維持しています。少し向こうにボールを握られることを前提に、パウロの良さが生きるのではないかと思いました。実際100%とは言わないまでも、かなり実力を出してくれたと思います。こうやって出場機会を得た選手が力を発揮してくれたのは嬉しいですし、これがチームに良い刺激になればと思います」

Q:苦しい展開で勝ち点3を取れたということは自信になるのでは?
「自信に繋がるというのは、いいのかどうかは分かりませんが(苦笑)
例えば向こうにチャンスを作られているのも、我々がボールを失っているからなんですね。そこでボールをしっかりと動かすことができなければダメだということは、話をしていかないといけないでしょうね。別に向こうがハイプレッシャーで来ているわけではなく、自分たちがコントロールミスしたり、奪ったボールを後ろからかっさらわれたり。J1だったらすぐに失点に繋がると思います。
今日は向こうの力の方が明らかに上ですよね。それはリードされたからというのもあったかも知れませんが、よくトレーニングしているなと感じました」

Q:3点目を取りに行くかどうか、監督の中での分岐点は?
「浦田(延尚)や田中(裕人)が高い位置に上がってくれば向こうは1バックですからスペースがあります。前半も後半も(そのスペースを)うまく使えなかった。我々の行き違いやノッキングもあって。そこで仕留められるのはレアル・マドリーくらいですが。もう少しペナルティエリアまでボールを運べるくらい息の合ったスペースの使い方をしたいですよね。あれでは後ろのラインも疲労困憊です。前でもキープできない。それを分かっていて送り出している僕が悪いんです。今日はどうしても相手が主導権を握ることを前提にしてプレスとプレスバックを何回も繰り返さないといけない試合だったので、そこは目をつぶるしかないでしょうね」

Q:愛媛の戦術に合わせることで後ろが重くなったということ?
「合わせたというわけではありませんが、何回も繰り返して言いますけど、あれだけ最終ラインの浦田とかがペナルティエリアまで入ってくれば、それは難しいです。うちもやっても良いんですけど、その代わり勝ち点は少なくなるでしょうね。向こうがそれを出来るのは、小島(秀仁)と藤田(息吹)がボールを変な失い方をしないからです。そこは差があります。彼らは下の世代で日の丸をつけている選手ですからね」

Q:厳しい試合を勝ち切ったということについての感想を改めて
「押し込まれながらも、何とかはね返して最後の笛を聞くことが出来たことは嬉しく思います。前半戦だと、もしかしたら同点に追いつかれたかも知れない。学習意欲も含めて少しずつ上がってきたかも知れません。こういう試合でも勝ち点3を取れたのは嬉しく思っています、勝った気がしませんけど(苦笑)」

Q:神田夢実の投入もあって押し込まれる場面が続いていたが、そこをどう改善したい?
「愛媛は神田を入れてアンカー1人の三角形の中盤にして、前線も2トップにしてきました。それは的確な交替ですし、2トップは予想の範囲でしたが、我々の右サイドのところで数的不利になってしまった。神田うんぬんというよりも、そこをどうするかということですね。
前半のように近藤(貴司)や河原(和寿)が低い位置まで落ちてくることは予想していたんですが、そこにCBが引いた選手に行くべきかどうか。僕は行くべきではなく、後ろのスペースを埋めるべきだと思っていました。
(一方でそうすると)ボールを持って前を向いてドリブルで運ばれ向こうの選手の攻撃の選択肢が増える。
そのどちらを取るか、もしくは中盤でもう1人人数がいればうまく守れるのか。どこで目をつぶるか。そこが今日の試合でのコーチとの論点でした。
結局、(前半と後半で)違うことをやってやられるなら、同じことをやってハーフタイムにもう少し助言をしてやりたかったんですが、やはり逃げられました。ボールのビルドアップのところで。
石原にはボールサイドにあまり寄せなくていいと。失点したみたいに逃げて逃げて、うちのスライドが間に合わない形でしたから。そこはボランチに任せて、チェルシーみたいに5-4-1の形で対応せざるを得なかったですね。
それはそこそこうまくいきましたし、交替の工藤にも言いました。今日は本当に頭を悩まされましたし、違う見方では我々の弱点ややり方が露呈されたのかも知れません。それはそれで、やってくれればありがたいんですけどね」

Q:改めて愛媛と対峙してみて
「愛媛とは第2節に対戦しましたが、それと比べると洗練されていて、個々の良さも含めてマックスの力を出していると思います。我々は残念だけどそうじゃないというのが現在の勝ち点に現れていると思います。止めて蹴るという作業が、まだまだいい加減なところがあるのかなと。パススピードなども含めて、悲しいかな軍配は向こうにあることは認めます。
サイドのところで三角形を作って、うちが2人で対峙して1人が出てきたところでその背中をとる形が多かったと思います。サイドでボールを動かせるかどうかは大きい訳です。うちは残念ながら行き当たりばったりというか。それは向こうが一枚も二枚も上でしたね。でもうちにはうちの良さがあるし、それが最後まで出来たことは嬉しいですね」

 

■石原 崇兆選手コメント

Q:厳しい試合となったが、2-1で勝利した。
「90分間を通して厳しい試合になりましたけど、勝てたことはすごく良かったと思います。ただ勝ち続けることがすごく大事なことなので、次節に向けてしっかりと準備したいと思います。(次節・金沢戦は)またホームで出来るという強みがありますし、前回対戦時にも得点を決めているので、また自分が得点できるように頑張りたいです」

Q:自身、2得点を挙げて勝利に貢献したが?
「セル(ジーニョ)と(2シャドー)を組むことは、後半戦はもちろん前半戦含めてもあまり無かったんですけど、うまく良い形を作り出すことが出来ました。2得点に絡むことが出来て、良かったです」