試合日程・結果
FIXTURES & RESULTS2015 明治安田生命 J1リーグ 2ndステージ第3節
7月19日(日) 18:00 Kick off アルウィン
松本山雅FC
- 17' 工藤 浩平
- 28' 飯田 真輝
鹿島アントラーズ
松本山雅FCメンバー
スターティングメンバー
-
GK 1 村山 智彦
-
DF 3 田中 隼磨
-
DF 36 安藤 淳
-
DF 4 飯田 真輝
-
DF 30 酒井 隆介
-
MF 8 岩上 祐三
-
MF 5 岩間 雄大
-
MF 23 工藤 浩平
-
MF 11 喜山 康平
-
MF 6 岩沼 俊介
-
FW 9 オビナ
サブ
-
GK 25 白井 裕人
-
DF 2 大久保 裕樹
-
DF 16 鐡戸 裕史
-
MF 17 飯尾 竜太朗
-
MF 20 石原 崇兆
-
MF 22 前田 直輝
-
FW 39 阿部 吉朗
監督
交代
-
89'工藤 浩平 前田 直輝
カード
鹿島アントラーズメンバー
スターティングメンバー
-
GK 1 佐藤 昭大
-
DF 22 西 大伍
-
DF 14 ファン ソッコ
-
DF 3 昌子 源
-
DF 16 山本 脩斗
-
MF 5 青木 剛
-
MF 40 小笠原 満男
-
MF 25 遠藤 康
-
MF 8 土居 聖真
-
MF 7 カイオ
-
FW 18 赤﨑 秀平
サブ
-
GK 21 曽ヶ端 準
-
DF 4 山村 和也
-
DF 23 植田 直通
-
DF 24 伊東 幸敏
-
MF 13 中村 充孝
-
FW 19 豊川 雄太
-
FW 11 ダヴィ
監督
交代
-
57'赤﨑 秀平 ダヴィ
-
64'ファン ソッコ 豊川 雄太
-
89'西 大伍 山村 和也
カード
-
34'カイオ
-
85'佐藤 昭大
スタッツ
Matsumoto Yamaga F.C.
|
STATS |
Kashima Antlers
|
---|---|---|
10 |
シュート | 17 |
17 |
ゴールキック | 4 |
6 |
コーナーキック | 11 |
14 |
直接FK | 9 |
0 |
間接FK | 3 |
0 |
オフサイド | 3 |
0 |
PK | 0 |
試合データ
- 主審
- 松尾 一
- 副審1
- 馬場 規
- 副審2
- 植田 文平
- 第4の審判員
- 山際 将史
- 入場者数
- 17625人
- 天候・風
- 曇・中風
- 気温/湿度
- 26.7℃/67%
- ピッチ
- 全面良芝/乾燥
試合レポート
MATCH REPORT試合後のコメント
■反町監督記者会見のコメント
「1stステージの最後から2ndステージにかけて、特に2ndステージですね、内容的には悪くないにも関わらずうまくいかない試合が続いていまして、結果重視のこのサッカー界においては非常につらい時期だったんですが、それでもこうやってアルウィンにたくさんの方が試合の前から試合終了間際の“ワンソウル”まで声を枯らさずに応援して頂いて、非常に感謝しております。こんな状況だったら変な垂れ幕が出たり、例えば無言で応援されたりとか、そういったことになってもおかしくないですがこうやって応援して下さったことに感謝しております。 我々はJ1の中でもまだまだ未成熟なチームなので、こうして本当に今日観に来て下さった方は気持ちのこもった試合だったと言って頂けると思うんですが、こういう試合を増やしていかなければいけないと再認識しましたし、これからもひたむきにやって勝点を取っていきたいと思います。 同じような話になりますが、前節の結果を受けて我々の意地というかマイナスイメージを払拭するような気持ちを出さなければ、ここの選手じゃないぞとかなりおしりを叩いて送り出しました。 交代枠を2人残したのは、みんな最後まで足を止めること無くやって、ディフェンスのリズムが出来ていたので変えなかった訳で、今日の勝利は勝点3以上の価値になったと思います。 但し、状況的には全く変わっていないので次の試合そしてまた次の試合へと一つずつ良い準備をしていきたいと思います。 この3連戦、移動もあってかなり大変だったと思うし、今日は良いリバウンドメンタリティがあったんですが、また強い気持ちを持って準備をして、次はアウェイ甲府戦ということで近いので是非たくさんの方に来て頂いて我々を後押しして欲しいと思っています。かなり重要な試合になる事は間違いないので是非とも応援してください」
Q 工藤選手が先制点を決めるまでに2つくらい決められてもおかしくない状況がありましたが、体を張るなど気持ちを見せ、隙を突くといった山雅の原点を出せた試合だったそのあたりの評価は?
「赤崎選手はどちらかというと一旦視野から消えて斜めに入っていくというプレーを得意なんですが、まさにそういった形をされてしまいました。 あそこはちゃんと対処しなければいけない所だと思います。それをやられていたらまた0-6ですよ。そこでキーパーの奮闘も含めてやれたのが最終的には良かったんですが、やっぱりキーパーと1対1の場面を作らないのがうちのコンセプトなので、もう一度検証しなければいけないと思います。 まあ、後半の初めも同じような形ですよね。それをもうちょっとしっかりやらなければこうした勝点3というのは、たまたま相手が外してくれただけであって我々のゴールもたまたま相手がコントロールミスをしてくれただけであって、崩して取れているかと言えばそうではない訳です。ただ我々のボールに対する執着心が相手を上回ったということは自信を持って言えます」
Q J1優勝経験があるクラブから初めて勝利したことはクラブとして大きいのでは?
「0-6で負けた試合の翌日は初めて新聞を読まないでここまでやってきました。明日の新聞にはそういった良い話題を書いて頂けると思います。(笑) 皆さんも分かっていると思いますが、J1のレベルは高いです。それも上位の方のチームはこの前の0-6ということもありますが、我々が何年かけても追いつけるか追いつけないかという域にあると思います。我々のバックには責任企業と呼ばれるような親会社的なスポンサーは付いていませんが我々だから出来ることをこれからもやっていきたいと思いますし、上位云々では無くて次の1試合に集中してやっていきたいと思います。 試合に勝つということの重みは、ここにいる皆さんも今日を終えてわかっていると思いますし、その喜びのために身を削ってこれからもやっていきたいという気持ちは強いです」
Q 試合終了の笛が鳴った瞬間に座り込んだようでしたが、直後の感想は?
「ずっと神経を張りつめてやっていたので、一つ終着駅が出来たということであって、ただすぐ始発が始まるわけで、明日始発からやっていきたいと思います」
Q 今日のフォーメーションの意図は?2ndステージの土台は出来たか?
「今日はゲーム戦術として、鹿島のストロングな部分は1stステージを見てイメージがあるので、その対処だと思ってもらえれば良いです。
この場で偉そうにしゃべる事でもないので具体的には話しませんが、こういう強敵に勝つには我々の基本的な戦術プラス、ゲームの戦術をトレーニングでしっかり刷り込んでやったのでその成果が大きかったと思います。今日はゲームに入ってもそのシュミレーション通りに出来ましたし、そういった意味で今日は(前田)直輝では無く工藤だったという事です」
Q 選手補強のポイントと、どのように使おうと思っていたのか?
「まず1stステージの途中くらいから怪我を含めてどうしても足りないところがあると、そこを戦力の補強をしてもらい感謝しています。 ですが、新しい選手が入っても2試合勝てず、なぜと言われるかもしれませんが、お互いの良さをはかるのは実戦で使うことです。もちろん実戦で使う力がある事が前提ですが。 工藤は30歳を超えており、前田では無く工藤だったのは、そういった経験を生かしていかないとこのJ1の厳しい状況を打開できない所もあるので。安藤はどちらかと言うと、あのポジションはあんまりやった事がないかと思います。固定観念が出来ないように本人に聞いてはいませんが、思ったよりもしっかり声も出るし ビルドアップの落ち着きはうちには無い部分で、それはピンポイントでチームの戦力になったと思います。それによってチーム内の競争も増え、こうやってポジションを変えても 軸がぶれずにやれるようになりました。この夏場は特に選手層が厚くならないと、怪我もありますし、疲労もあるので、カードの累積でガタンと落ちることもあります。 この2人については即戦力として、今日は特に活躍してもらって、彼らにとっても大きいと思いますし、私にとっても非常に大きいと思います」
Q 今日のボールを奪う部分のゲームプランは?
「浦和、広島、鹿島は日本の3強と言っても良いようなチームで、プレッシングのエリアをどうするかというような話をずっとする中で、やっぱりJ2だったら2本目3本目でボールを取れるがJ1ではボールが奪えない。じゃあどうするかというと、剥がされないようなうまいプレッシングを習得して送り出す。そこそこだったと思います。向こうはルックアップしたら何でも出来ます。ミドルシュートもありますし、相手は枠内シュート率1位のチームなので、そういった意味では今日は風も良かったかもしれません」
Q 1stステージに比べると相手の両サイドを抑えていたようですが、両サイドの攻守の対応への評価は?
「鹿島を分析すると当たり前なんですけど、両サイドバックのポジションと、中に入っていく遠藤選手とカイオ選手の所を、どううまく対処していくかなので、それは他のチームも同じように対処していると思います。岩沼は対峙する西選手と札幌時代一緒にやっていますし、危機察知能力や1対1で外されない強さがあるので、ゲームから遠ざかっていましたが、ここで発揮してもらわなければいけないという事でした。 攻撃に加担する事は無かったですが、今日のゲームではしょうがないと思います。ただし、上がってくるサイドバックの後ろのスペースを使おうとずっと話をしていて実際それが出来ました。 両サイドの(田中)隼磨も岩沼もアップダウンが大変だったと思いますが、良くやったと思います」
■喜山選手のコメント
Q:試合を振り返って?
「前半はゼロで耐えて、少ないチャンスで決めるという戦いを目指していた。(0-6で敗れた)前節の後にまた恥ずかしい試合をしたら、もう応援してくれないと思うし、あの試合の後でもこれだけのサポーターが来てくれた。戦わないといけない責任があったし、それをプレーで表現出来たんじゃないかと思います」
Q:ディフェンス面で非常に効いていたが。
「仕事を整理して、うまく同サイドの(岩沼)俊介と(酒井)隆介、(工藤)浩平君含めてうまく出来たと思います。危ない場面もあったし、まだ修正しないといけない課題はあると思いますけど、スカウティングどおり対応出来た場面も多かった。相手に対応しないといけない場面で後ろが隙を与えなければ、こういううちのスタイルを出せるゲームになると思う。久しぶりの勝ちなので、これを続けていきたい。勝つ喜びを忘れていたので(苦笑)、皆とも『ここからスタートしよう』と話してきた。次の試合(アウェイ甲府戦)も近いのでたくさんサポーターが来てくれると思うし、また一緒に喜びたいですね」