試合日程・結果
FIXTURES & RESULTSJリーグ ディビジョン2 第40節
11月9日(日) 13:00 Kick off アルウィン
松本山雅FC
- 14' 喜山 康平
- 68' 岩上 祐三
ジェフユナイテッド千葉
- 90+4' 森本 貴幸
松本山雅FCメンバー
スターティングメンバー
-
GK 21 村山 智彦
-
DF 13 犬飼 智也
-
DF 4 飯田 真輝
-
DF 2 大久保 裕樹
-
DF 6 岩沼 俊介
-
MF 15 岩間 雄大
-
MF 8 岩上 祐三
-
MF 11 喜山 康平
-
MF 27 飯尾 竜太朗
-
FW 20 山本 大貴
-
FW 10 船山 貴之
サブ
-
GK 25 白井 裕人
-
DF 14 玉林 睦実
-
DF 16 鐡戸 裕史
-
DF 23 多々良 敦斗
-
MF 17 ユン ソンヨル
-
MF 34 椎名 伸志
-
FW 18 棗 佑喜
監督
交代
-
76'山本 大貴 棗 佑喜
-
85'飯尾 竜太朗 玉林 睦実
-
90+1'岩上 祐三 椎名 伸志
カード
-
30'飯尾 竜太朗
ジェフユナイテッド千葉メンバー
スターティングメンバー
-
GK 24 高木 駿
-
DF 20 キム ヒョヌン
-
DF 5 山口 智
-
DF 2 大岩 一貴
-
MF 8 谷澤 達也
-
MF 7 佐藤 勇人
-
MF 16 佐藤 健太郎
-
MF 17 中村 太亮
-
MF 33 幸野 志有人
-
MF 28 町田 也真人
-
FW 11 森本 貴幸
サブ
-
GK 1 岡本 昌弘
-
DF 15 田代 真一
-
MF 10 兵働 昭弘
-
MF 13 山口 慶
-
FW 9 ケンペス
-
FW 19 オナイウ 阿道
-
FW 31 ジャイール
監督
交代
-
55'佐藤 勇人 山口 慶
-
56'町田 也真人 ケンペス
-
70'幸野 志有人 ジャイール
カード
-
49'佐藤 勇人
スタッツ
Matsumoto Yamaga F.C.
|
STATS |
|
---|---|---|
13 |
シュート | 18 |
10 |
ゴールキック | 10 |
3 |
コーナーキック | 3 |
9 |
直接FK | 15 |
0 |
間接FK | 4 |
0 |
オフサイド | 2 |
0 |
PK | 0 |
試合データ
- 主審
- 扇谷 健司
- 副審1
- 手塚 洋
- 副審2
- 亀川 哲弘
- 第4の審判員
- 荒木 友輔
- 入場者数
- 18114人
- 天候・風
- 曇・無風
- 気温/湿度
- 12.6℃/77%
- ピッチ
- 全面良芝/乾燥
試合レポート
MATCH REPORT試合後のコメント
■反町監督記者会見のコメント
「昇格を決めて初めてのホームゲームということで、これだけたくさん集まってくださって。もしかしたら歴代最多ですか?そういう中でやれることが出来て非常に嬉しく、感謝しております。かつて同じような天候でJ2初年度に北九州とやった時は4千人かな?そういうことを考えると、嬉しく思っています。選手には話をしたんですが、J2からJ1に上がるからといってあなたがたは偉くなったわけでも何でもないと。逆により実直にサッカーをしなければいけない、と話をして送り出しました。実際、今日は非常に我々らしい実直なサッカーをしたのではないかと嬉しく思っています。千葉の良さもほとんど出させなかった、我々の気持ちと体力は、ここまで40試合終わりましたが宝物だと思っております」
Q:昇格を決めた最初の試合、こういった内容で勝ったことの意義は?
「千葉さんは遡ってみても、天皇杯含めてずっと負けなしで来ているわけです。磐田との試合を見ていてもずっと好調を維持していて、我々にとっては超えなければいけない大きな壁だなと思っていました。その中で皆さんは浮ついていましたが、我々は浮つかずに一週間しっかり準備をしてきた。それが成果となったことは嬉しく思います。長期的視野で言えば、千葉はJ1仕様というところもある。どちらかというとああいう感じのチームが多いわけですよね。そういう相手にも気後れせずに自分たちのサッカーを全面的に押し出せてやれたことは嬉しく思っています」
Q:ポゼッション能力に勝る千葉相手に上手くはまっていましたが?
「こういう天候で、向こうも単純なミステイクは前半特に多かったですよね。それにも救われて、結局我々のハイプレスがすごく有効だと選手も思ったんじゃないでしょうか?二度追い三度追いしたり、プレスバックしたり、そういうところで誰一人サボることがなかったのが千葉の良さを出させなかったところだとは思います」
Q:今日の試合含めて松本はなぜ強いのか?
「それを説明するとすれば朝まで一緒に飲まなきゃですから(笑)。これはずっと培ってきたものであって、こんな簡単に皆様の前で説明出来ません。あなた毎日来ているでしょう?毎日来ている人にそんな質問されても困ります(苦笑)。今までずっと培ってきたものが結集したからで、今年だけではなく昨年一昨年からずっと構築してきたところがこういう形になったのではないでしょうか」
Q:3年間築いてきたものを千葉にぶつけて、勝ったという事で手応えを掴んだゲームだったのでしょうか?
「どの試合でもプラスでもマイナスの意味でも手応えは感じていたと思います。例えば、千葉の2点目の失点はクロスからの単純な失点でしたよね。ウチが今年ああいう失点をしたか思い出してください。殆どないはずです。昨年はクロスからの失点が60%以上でした。今年は15%切っています。そういうところで課題をしっかり整理してトレーニングを積んできた、そういう成果もあると思いますね」
Q:村山智彦選手が活躍していたが評価は?
「まあ宇佐美のシュートはもっとすごいですからね。まあ子供も生まれて、今一番良い時じゃないですか。ただそうは言っても9月はあまり良くなかったですね。自分もそう感じて真摯に取り組んできた結果だと思います。競争のある中でやってきて彼も自信をつけた部分はあるでしょうが、そうは言っても最後のところは防いでほしかったですね」
Q:千葉を仮想J1という意識で試合にのぞんだのでしょうか?
「仮想というより、J1級の選手が何人かいるということですね。だからそれを想定してやるほど私も余裕はないので。現在J2で一番力のあるチームにどう挑んでいくかだけを考えてやりました。仮想してやるのとはちょっと違いますが、もしかしたら天皇杯優勝する可能性もありますからね。そういうチームにどれだけ出来るという課題も与えて、今日はなかなか整備できていたと思います。例えば昨年などは、ハーフタイムでもシーンとしていました。ところが今年は帰ってくるとすぐに色々な論議が始まる。例えば今日、竜太朗と飯田が話し合っていました。例えばコーナーキックで入れられたと思ったらファウルになった場面がありましたが、自分たちで修正しようと山本を代えているわけです。つまり山本はダメなんですよ(苦笑)。山本は頼りにならないから自分たちで話をして解決している。そういうところは大事なんです。自分たちで解決していく力がついてきたというのは、昨年一昨年になかったですよ。だからハーフタイムに僕は寝ていてもいいと思っています。そういう自分たちで考えて、修正していく力がついてきたのは本当に嬉しいですね。一応ゲームプランとしては、トレーニングでもディフェンスの練習をしてきました。千葉は森本の下の3人が間で受けて相手に接触せずにペナルティエリア内に運べる唯一のチームですから、そういうチームに対してどうやって守っていくか。そこを実直にやることが出来た。ゲームプランを持ってしっかりやれた。でもゲームが始まれば全く違う可能性があるわけです。それでも自分たちでしっかり修正することが出来た。それは非常に大事で、自分たちでそういうことがやれるようにしないと、自分たちよりも力があるチームには太刀打ち出来ないなと思いますね。そこは成長の一つだと思います」
Q:今節は五輪監督同士の対戦でしたが意識は?
「特にないですね。まあ、関さんは五輪で非常に好成績を出して羨ましい限り(笑)。関さんとは五輪監督就任の頃に何回か食事をして、アドバイスになるか分かりませんが話をさせていただきました。オープンマインドな方なので、お互いに競争しあいながらやっていければと思いますね。特にそういう感情はありません。食事に行ったというのは五輪の時の話ですけどね」
Q:千葉のような相手に勝ったことで確信になった?
「ここで自分たちのやっていることに確信を持つためにも、今日の試合は非常に大事でしたね。試合前にも強く思っていましたし、ここでこうしてそういったことをコメントできることも嬉しく思っています。ただ当たり前ですが、チームが劇的に良くなることはないわけであって。ブンデスリーガでもブラウンシュヴァイクが頑張って上がっても苦しかった。かたやホッフェンハイムのようなお金のあるチームは上位に食い込めるわけです。今年パーダーボルンがどうなるか楽しみですけど。そこから何が出来るかを踏まえてやらないといけないと感じています。今日そうなったから皆通用するなとかそういう問題とはちょっと違うと思います。何故かというと他のチームも戦力を補強する。我々はまだマイナスからのスタートですよ、環境面含めて。でもマイナスだからこそ出来ることもたくさんあるわけで、それを苦にせずにやっていきたいですね」
Q:今季のJ2は、個の能力に頼らない湘南や松本など走力をベースにしたスタイルが結果を出していますが?
「そうはいっても個人の力は大事だと思いますよ。今日の山本見てもらえば分かると思いますが、個人の力は非常に大事ですよね(笑)。ただ、ケンペスだったら入っていたかもしれないけどプレスバックは出来ないかもしれない。もちろんチームは生き物なので、ちゃんとした道筋を作って団結してやることの重要性を僕も充分感じていて、リーグ戦ではそこは絶対引けを取ってはいけない。そういう部分ではサポーターの皆さんの、ある意味“お祭り騒ぎ”でもおかしくないのに悪天候にも関わらず、いつも以上の声援を送ってもらったことに感謝しています。それが我々の大きなエネルギーになったことは間違いありません」
Q:改めてサポーターの前で挨拶されて今、どんな気持ちでしょうか?
「アウェイの地で決めたので、しっかり報告することは大事かなと思っていました。そういう機会があったことは非常に嬉しいですよね。最近ファンになったという方よりずっと前から応援してくれているファン・サポーターの方がここは多いんですよね。本当に感無量ですよね。私が来たのは終着駅に近いところで来て、彼らは始発からずっと乗って応援してくれていたわけです。私財をはたいたり、夜中にフラッグを作ったりとかね。そういう皆さんの気持ちを汲んで、挨拶することが出来たと。裕史も挨拶することが出来て良かったと思います」