試合日程・結果
FIXTURES & RESULTSJリーグ ディビジョン2 第38節
10月26日(日) 13:00 Kick off アルウィン
松本山雅FC
- 62' 大久保 裕樹
- 71' 飯田 真輝
カターレ富山
- 73' 大西 容平
松本山雅FCメンバー
スターティングメンバー
-
GK 21 村山 智彦
-
DF 13 犬飼 智也
-
DF 4 飯田 真輝
-
DF 2 大久保 裕樹
-
DF 3 田中 隼磨
-
MF 6 岩沼 俊介
-
MF 15 岩間 雄大
-
MF 11 喜山 康平
-
MF 8 岩上 祐三
-
FW 20 山本 大貴
-
FW 10 船山 貴之
サブ
-
GK 25 白井 裕人
-
DF 16 鐡戸 裕史
-
DF 23 多々良 敦斗
-
MF 17 ユン ソンヨル
-
MF 27 飯尾 竜太朗
-
MF 34 椎名 伸志
-
FW 18 棗 佑喜
監督
交代
-
87'山本 大貴 棗 佑喜
-
90+2'船山 貴之 鐡戸 裕史
カード
-
66'大久保 裕樹
カターレ富山メンバー
スターティングメンバー
-
GK 41 廣永 遼太郎
-
DF 19 池端 陽介
-
DF 4 平出 涼
-
DF 40 パク テホン
-
MF 39 前 貴之
-
MF 14 井澤 惇
-
MF 8 大西 容平
-
MF 9 白崎 凌兵
-
MF 6 内田 健太
-
FW 38 宮吉 拓実
-
FW 10 苔口 卓也
サブ
-
GK 1 飯田 健巳
-
DF 27 吉川 健太
-
MF 30 田中 寛己
-
MF 13 キム ヨングン
-
MF 16 國吉 貴博
-
MF 7 朝日 大輔
-
FW 17 木本 敬介
監督
交代
-
68'平出 涼 木本 敬介
-
76'井澤 惇 朝日 大輔
-
87'大西 容平 キム ヨングン
カード
-
54'白崎 凌兵
スタッツ
Matsumoto Yamaga F.C.
|
STATS |
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---|---|---|
14 |
シュート | 9 |
13 |
ゴールキック | 17 |
4 |
コーナーキック | 0 |
15 |
直接FK | 17 |
1 |
間接FK | 0 |
1 |
オフサイド | 0 |
0 |
PK | 0 |
試合データ
- 主審
- 上田 益也
- 副審1
- 塚越 由貴
- 副審2
- 清水 崇之
- 第4の審判員
- 竹長 泰彦
- 入場者数
- 14007人
- 天候・風
- 晴・弱風
- 気温/湿度
- 20.6℃/61%
- ピッチ
- 全面良芝/乾燥
試合レポート
MATCH REPORT試合後のコメント
■反町監督記者会見のコメント
「まあ内容的には誉められたものではないと思います。逆に言いますと、誉められた内容ではないにも関わらず勝点3を取れたというのはある意味評価していいと思います。しぶとさが我々にもついてきたんじゃないかと思います。富山さんは最後のシーンもそうでしたが、本当に捨て身の戦いをしてくるということで、そういうチームは本当に難しいです。どこもチームも難しいというのはあるんですが、今日は本当に難しかったです。苦しい時に声を出して応援してくれたサポーターには本当に感謝していますし、新たな目標設定したんですが、それに向けてやっていきたいと思っています」
Q:2点ともセットプレーからでしたがいつも以上に狙いがあったのでしょうか?
「いつもそうなんですけど、向こうがスローインにどういう対応してくるのか分からなかったので正直、ちょっと難しかったですね。フリーキックはスカウティングどおり、飯田と犬飼のダブルアイにつけてくるのが95%だよと話はした。彼らは逆に言うと、スペースを作る、または混雑を避けることをして、山本、大久保、喜山で勝負をすると。それが奏功したと思います。多分あの時は大久保がいれたシーンは平出つまり犬飼のマークがファーに逃げたと思います。ほんのちょっとしたことですが、その準備が奏功したと思っています」
Q:前半は富山が風下をとってノーリスクな試合運びをしたように見えましたそれでも捨て身の怖さは前半からあったのでしょうか。
「逆に長いボールで、ワンバウンド・ツーバウンドしたボールはナンバー10の苔口の一番好きなボールなんですよ。結局彼の加速で1回喜山が置いて行かれましたが、ああいう形を狙っているわけです。あれはラフなボールを入れてきているわけではなく、ある意味、個人の力を生かした戦術的な部分で、あれが正直一番怖いです。あとは苔口のゴールのほとんどがアーリークロスからのゴールなんですが、前半の17分くらいかな?どこかで内田のアーリークロスが出て、犬飼が触るか触らないかというのがありましたけど、ああいうボールが怖いんです。それは向こうの個人の持っている力と攻撃の1つの手段としては狙い通りだったと思います。それは選手に話をしました。ただ問題だったのは、自分たちのボールになっても簡単に相手に渡してしまうとか、中途半端なクリアをするとか、味方に繋げるのに外に逃げてしまったりとか。ミーティングで伝えた処理をしっかりするということが、外に逃げちゃうこととイコールになってしまったので、なかなか自分たちのリズムで出来なかった。あとは山本ですよ。今日はハーフタイムに代えてもおかしくなかったくらいでしたけど、それで攻撃のリズムが出来なかった。それだけです。湘南もウェリントンがいないとああなっちゃうのと同じですよ。うちのヤマリントンはまったくですよ(苦笑)」
Q:条件付きですが、次節には2位が確定します。今まで通りやるのでしょうか?
「そうして浮わついて、例えばチーム全員で福岡に移動しよう、なんてことはしませんから。いつもの18名を1週間見て選んで、いつもどおりの準備をすると。今度は中3日になりますけど完璧な準備する、それだけです。目の前の試合だけです。」
Q:内容が悪かったということですが、どの辺りでしょうか?
「失点場面だけではなく、ひとつのボールに対する執着心とか、先ほど捨て身と言いましたが向こうのほうが少し上でしたね。お互いに風の影響もあって長いボールが多かったですけど、それを拾うところとか、うちの選手も何人か倒れましたが球際のところを激しく来ていることで少し圧された部分はあると思いますね。ハーフタイムに『なんでこんなにルーズなんだ。これじゃあ前期の二の舞だよ』と話して、後半少しは良くなりましたが、まだそういうルーズな部分はあったと思います。1回右サイドで、村山が足が短かったために抑えた部分もありましたけど、あれを機に『この試合はアンカーに雄大を置いて、その前に喜山と祐三を置かなければ展開上厳しいな』と思い、並びを変えましたけどね」
Q:10月は3勝1引き分けと負けなしでしたがどう評価されますか?
「9月が終わった時点でいいオクトーバーにしようと話をしましたが、最後に力を発揮できるのが強さだと思いますし、蓄積していったものをどんどん試合で出していくという意味においてはうれしく思っています。これで後半戦だけに限れば、ベスト3は我々と横浜FCと千葉ですか。それが勝ち点31で今日で湘南を抜いたわけですよ。それを考えると、監督が色々言って何をしようが、サッカーというのはメンタルスポーツなんだなと思いますね」
Q:昇格というプレッシャーは感じていませんか?
「私も年をとってきて、階段を登るのに、二・三段一気に登れないわけですよ。一段一段しっかりと登っていかなきゃいけない。そういう年になってきたので、チームも同じで一段一段しっかりと画鋲とか落ちていないか確認しながら登っていきたいと思います。下る時は早いですよ、どーんどーんと(苦笑)。登るときはしっかり登りたいと思っています」
Q:富山は一番掴みづらい相手と事前に話していたがどういった作戦を立てたのでしょうか?
「相手のストロングな部分は少し話しますが、何はともあれここに来て、相手ではなく我々が主体ということをまず中心に話をします。その中で向こうのセットプレーとか特徴を押さえてゲーム戦術に移さないといけない。ただ、捨て身で今日はアンカーを1人置いてその前に白崎と井澤を置いてきた。想定の中にはあったんですが、最初からそうしてくるとは思わなかった。そういうことを色々やってくるわけですね。それで所謂セカンドボールを拾われたりした部分はあったんじゃないかと思います。どのチームも難しいですし、皆さんは勝つのが当たり前という感じでスタジアムに足を運んだ方が多いと思いますが、何も知らない人が今日の試合を見れば、どっちが強いか分からない。コメントさせると違うことが出てくるかもしれない。それぐらい我々も見えないところで重圧があり、向こうも同じように重圧はあるんですが。やはり42試合あればこういう試合もある。それを勝点3に繋げることが出来て、どちらかと言うと火事場で馬鹿力を出せたことはうれしく思っています」
Q:昇格を目の前にして、いつもと同じような松本らしいサッカーが出来ている要因というのは?
「1つは色気を出さず、やれることをしっかりやるということですね。例えば自分が上手い選手と思っちゃって、ひとつ余計にボールを持ってしまう。前半の喜山なんかそうでしたよね。ハーフタイムに言いましたが、今日は良くないほうだったと思います。言い方を変えると、うちの選手は自分のやれることは限られているわけですね。自分のやれることをしっかりやれば、チームとして組織化して出来ていると我々も選手も自負しています。それが大きな流れとなってチームのエネルギーとなって出ている。それだけです。別に何か隠し味があるわけではないし、色々な人の批評も批判もあると思いますが、今の我々の出来ること、最大限の力を出すことを徹底して、練習でもミーティングでも話をしながら実直にやっている。誰もサボらずに。それだけです」
Q:前半は低調な展開だったがメンタル面が影響していたのでしょうか?
「まぁあの…いつも低調なので(苦笑)。今日が特別低調だったわけではないと思うのですが、やはり今日もここで紅白戦が出来るくらいメディアの方が沢山見えているわけで、それぐらい注目してヨイショしてくれているので、その影響も少なからずあると思います。でも言い方を変えると、こういう雰囲気でやれることはありがたいんですよね。それをエンジョイしようとは言っていますし、実際いい形でやれているんじゃないかと思います。それでダメだったらしょうがないですよ。それだけのチームだったということになりますから」
Q:今までのキャリアの中で昇格がありましたが、その経験を活かして次節へ向けて、アプローチする部分というのはありますか?
「そんなレシピがあればいいんですけど、ないですよ。それはチームによってそれぞれですからね。何か持っているんじゃないかと思われていますけど、何もないですよ。逆に今までどおり実直に、私も選手と、サッカーと向き合っていきたいと思います。昨日はクラシコの前半で寝ちゃいましたが、サッカーを勉強して、実直にサッカーに向き合う。それだけです。」
Q:個人的には過去の2回の昇格経験はプラスになってますか?
「何もしてないよりはマシなんじゃないでしょうか。ただ、どうでしょう。何とも言えないですね。多分、湘南の時も同じ質問をされたと思いますが、主語が違いますね。僕が上げるのではなく、松本山雅が上がる為にという事ですね。まあ、あと1カ月、人生賭けてやりたいなと思っています」