スタッフブログ

オザレポ

いつも応援ありがとうございます。

少し時間が経ってしまいましたが、11月24日で2013シーズンの全公式戦が終了しました。
本当に最後の最後までどうなるかわからない展開でしたが、今年は残り僅かプレーオフに届かず!という結果になりました。

この1年、選手やスタッフがどれだけ頑張ってきたかというのを目の当たりにしてきたので、応援して下さっていた皆さんと同じで、心から選手達の頑張りが報われて欲しかったなと、少し時間が経った今でもそう思っています。
よく、サッカーの世界では、「たら、れば、はない」と言いますが、やっぱり見ていてもシーズンを通してあの時、こうだったらと思う事は多いですよね。
42試合やってきて、最終的に勝ち点が並ぶのだから、やっぱりあと1歩何かが足りなかったってことなのかもしれません。

あの時、もしこうしていたら・・・

自分自身の仕事1つをとってみても、そう思う事が多いです。

でも、一番大事なのはそういう気持ちを次へ、来年へ繋げる事。
それが現場の選手やスタッフを見ていて改めて学んだ事でもあります。

0-7で敗戦したアウェーの神戸戦。
選手達は大きなショックを受けた事は間違いありません。
でもその翌週、ホームで迎えた福岡との試合ではそんなムードを払拭するようなゲームをしてくれました。

諦めなければ必ず目標は達成出来る。
彼らの姿を見ていると、自然とそう思えるようになりました。

後悔している事、失敗した事を1つ1つ改善していく。
そうした日々の小さな積み重ねこそが次の大きな喜びへと繋がっていくのだと思います。

って、何だかちょっとかたいですね。
今年最後のオザレポだからって気持ちが入り過ぎているのかもしれませんね。笑

まぁ、何を皆さんに伝えたいのかというと、試合でプレーをするのは選手です。
でも、僕らにも出来る事があるってことなんですよね。

それを肌で感じたのが最終節の愛媛FC戦。
16,885人のサポーターがアルウィンに足を運んでくれました。

これまでにも、ガンバ大阪との対戦や天皇杯での浦和レッズとの対戦。
アルウィンが満員になる光景は見たことはありましたが、あの日のアルウィンには純粋に山雅のサッカーを見に来てくれた人たちで一杯でした。

そして、その雰囲気がどれだけ選手の背中を押してくれたか。
声援の1つ1つが合わさって束になり、それが大きなうねりとなってピッチで闘う選手の後押しをする。

スタジアムの雰囲気が目の前の試合の結果を左右する光景を目の当たりにし、改めて応援してくれる方達の力、熱というものを感じる事が出来ました。
プレーオフには行けませんでしたが、あの雰囲気を体感出来た事は確実に自分自身の、そしてクラブにとっての大きな財産となったと思います。

僕らスタッフは直接試合に関わる事は出来ません。
思えばそこに選手だった頃とは違う物足りなさや寂しさ、敗北した時の自分達の無力さを感じながらここまで来たように思います。

でも、あの日のアルウィンにはそんなちっぽけな想いを吹き飛ばす熱がありました。

サポーターやバモスの皆さん、そしてこの街、このクラブに関わる人たちと一体となって1人でも多くの人にアルウィンに足を運んでもらうこと。
あの空間を、あの日の雰囲気を毎試合創り出して、選手達を送り出してあげること。

これが今の僕たちに出来る、いや、僕たちにしか出来ない最高の後押しだと思うのです。
それには僕らの、皆さんの日々の1つ1つの積み重ねが大事なんですよね。

これからも後悔している事、失敗した事を1つ1つ改善していきたいと思います。
その先に、大きな喜びが待っている事を信じて。

今シーズンも本当に沢山の応援、ありがとうございました。
今年届かなかったあと1歩、それを来年は全力でサポートすべくクラブスタッフ一同邁進していきたいと思っています。

2014シーズンも熱いサポートを宜しくお願い致します。

ではまた。