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オザレポ【グッズ紹介】

いつも応援ありがとうございます。
さて、もう冒頭から触れないわけにはいきませんね。

松本山雅FC。
J2昇格後、3年目にして悲願だったJ1昇格を果たしました!!

・・・というクダリはどうせ最後の小話でやるんだろ!?という声が聞こえてきそうなので、とりあえずは肩の力を抜いて、まずは残すところあと2回となったオザレポ【グッズ紹介】のコーナーから行きましょう。

今回新たにご紹介するグッズは3点。
てぬぐいハンカチ、松本山雅FC2015年版カレンダー、もこもこフリースブランケット。

まずはてぬぐいハンカチからいきましょうか。
てぬぐいハンカチっていってもどんくらいの大きさなのよ、というのが皆さんの気になるところだと思います。
というわけでこんな形で大きさを測ってみました。

ようは顔がちょうど隠れるくらいの大きさという事ですね。
ちなみに、これ誰かおわかりでしょうか?

さすがにこれじゃちょっとわからないですかね?

じゃあ、という事でもうちょっとヒント。

なかなか特徴的な頭と眉毛の形で一発でわかっちゃいましたね。笑

まだわからない人の為に徐々に下げてってもらうと…

はい、復帰間近と噂の塩沢選手でした。笑

てぬぐいハンカチ、ガンズくんや松本城やかえる、何気に色々な模様が入っているしコンパクトなのでちょっとカバンの中に入れておくのにちょうどいいのかなと思います。

さて、お次はブランケット。
これはノルディック柄とチェック柄の2種類を用意してあります。

最初に伝えておきますが、これ、相当質がいいです。
というよりさすが商品名に『もこもこ』とつけるだけあって、本当にもこもこしてて膝にかけるだけで本当に温かいんです。

先日の練習終わりに喜山選手が寒そうにしていたので仕方なくかけてあげたところ・・・

チェック柄のも本当に温かいの?と疑心暗鬼の目を向けてきたので両方試してもらいました。

まぁ、写真みてもらえばわかる通り、無理やりかけて撮ったんですけどね。笑

ただ、一向にこっちを向いてくれなかったので、携帯を見てニヤニヤするちょっと危ない人になってしまいました。。

でも、これじゃあ温かさが伝わらない!!という事で棗選手に手渡したところ・・・

気持ちよすぎて寝ちゃいました。笑
皆さん、知らないと思いますが棗選手、実は相当な面白キャラ。
この時期に来るまで引き出せなかったのが悔しいくらいです。笑

でも、やっぱりグッズ紹介界の大御所と言えばやっぱりこの選手。

様になりますね~。
まぁ、本来の使い方とはかけ離れていますが。。笑

女性の方は寒い時はこんな感じで腰に巻いて使ってみてもいいかもしれませんね。

もうこんな寒さ耐えきれない!!と究極に追い込まれた場合は、こんな感じでマフラーとして使用しましょう!!笑

さて、伝わったかどうかわかりませんが、このもこもこフリースブランケット。
とにかく肌触りがよくて保温性抜群なので是非、手に取ってみてくださいね。

そして、最後は2015年版カレンダー。
カレンダーが発売されると何となくやっぱりあぁ、もう1年が終わるんだなという気がしますね。
あっと言う間ですね、本当に。

カレンダー。
残念ながらページに限りがある為、全員のページは設けられませんでしたが、それでもやっぱり一緒に闘った仲間を載せて欲しいという事で、1ページ目には全選手の顔写真が載せられています。
でも、今回拘ったのはこの表紙ですかね。

山雅といえば、やはりサポーターですから。
皆で相談した結果、スタジアムの風景をカレンダーの表紙にチョイスさせて頂きました。

早速、選手に持ってもらってと思って鐡戸選手と岩間選手を撮影したところ、同じタイミングで同じ顔をする・・・という奇跡の場面に遭遇。笑

犬飼選手は、時折見せる不思議キャラが顔をのぞかせてこのくらいの距離で撮ってください!!との事なので、少し離れた所から撮影。

でも、アップにしてよーーく見てみると・・・

ちょっと怖いんですけど。笑

そして、多々良選手とユースから練習に参加していた古市選手にも持ってもらいました。

先日の山雅ラボでは岸野監督とこの古市選手のインタビューが放送されていましたが、ユースの選手には本当に頑張って欲しいですね。

そして、今回の締めはこの人。
白木マネージャー。

この笑顔にいつも癒され、騙されてます。笑

というわけで3つの商品を紹介してきましたが、後で見返してみると、もはやグッズ紹介ではなくて、ちょっとしたオチャラケタイムと化しているのは明白ですよね。笑

でも、今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

新グッズの詳細はこちらでご確認下さい。

さてここからは残すところ2回となったオザレポ的小話のコーナー。

J1昇格。

その歴史的瞬間を皆さんはどんな想いで迎えたのでしょうか。

福岡のレベルファイブスタジアムで、
松本でのパブリックビューイング会場で、
自宅のテレビで、

仲間や家族と、万感の想いでその瞬間を迎えた人も多かったのではないかと思います。

僕はというと、有難い事に現地福岡のピッチサイドでその瞬間を迎える事が出来ました。
でも、実はというと試合終了の笛が鳴った瞬間から、ずっと余韻に浸っている暇がなく、あまり実感のないまま今に至っています。

目の前で反町監督が胴上げされるのを見ても、
連日、全国版の新聞やテレビのニュースで山雅を見かけても、
練習場や街中、至る所で皆さんにおめでとう!と声を掛けられても、
休む暇もなく電話が鳴りやまない事務所の喧騒の中にいても、

本当にJ1に昇格したのだろうか。
正直、いまだに半信半疑の自分がいます。

でも、今日。
練習が終わり、練習場で片づけをしているとネット越しに散歩をしていたお年寄りの方に声を掛けて頂きました。

「おめでとうございます」

ネット越しに握手をして頂きながら、
「皆さんが頑張ってここまで押し上げてくれたからです。本当にありがとう」

そう声を掛けて頂きました。
その瞬間、どこか他人事のように感じていたJ1昇格という現実を急に実感する事が出来ました。
僕らが沢山の人達と一緒になって進めてきたこのプロジェクトは、こうして沢山の人に夢や感動を届ける事が出来ていたんだな。

そう実感出来た瞬間でした。

『おめでとう』
沢山の方にそういった言葉をかけてもらえますが、
その度に『おめでとうございます』という言葉を返させてもらっています。

松本山雅は沢山の人に支えられているクラブです。
僕らはサッカーを通じて、皆さんに夢や感動を届けたいと思っています。

でも、準備をしてくれる人達がいなければ試合は出来ません。
伝えてくれる人達がいなければ僕らの想いは誰にも届かない。
見に来てくれる人達がいなければ夢や感動も共有することは出来ない。

だから、
試合の準備をしてくれる人。
取材してくれるメディアの方や、応援してくれる自治体、スポンサーの皆さん。
そして、スタジアムに足を運んで応援してくれる皆さん。

このクラブに携わるすべての人の行動の上にこのプロジェクトの成功があると思っています。
皆の力で成し遂げたこのJ1昇格。

だから、この『おめでとう』という言葉も皆で共有したいと思うのです。
だって、これは僕ら全員の勝利なのだから。

ただ、この昇格の喜びの中で、少しだけ冷静な自分が存在します。

思えば初めて松本の地に足を踏み入れた10年前。

『Jリーグを目指す』

誰にも見向きもされないような中で、声高らかにされた宣言。
そしてその宣言とは明らかにかけ離れた環境の日々。

あの時、いったいどれだけの人が実際に今日の松本山雅を想像出来たでしょうか。

でも、僕らは成し遂げた。

何度も、何度も壁にぶつかり、その度に挫折を経験した。
でも、壁にぶつかる度に少しずつ仲間を増やし、
輪を作り、肩を組み、何度も何度もその高い壁を乗り越え、ついにここまでやって来た。

沢山の想いを持ったサポーター。
そしてそのサポーターに背中を押されるように一歩一歩着実に成長していくクラブ。

その姿を見て、いつかその日は訪れるだろう。
そう確信はしていました。

J2に昇格して3年、ついに、悲願のJ1昇格を達成。

ついに・・・
悲願の・・・

何度書き直してもこの言葉が妙にしっくりこない自分がいます。
選手やスタッフの必死の毎日をずっと見続けてきて、この瞬間に立ち会えた事が本当に、本当に嬉しいはずなのに。

でも、よくよく考えてみるとそこにはごくごく単純な理由が存在していました。

ここはゴールではなく、ましてやスタートラインでもない。

北信越リーグ2部、北信越リーグ1部、JFL、J2、そしてJ1。
10年という時間の中で5つのカテゴリーを駆け上がってきた松本山雅FC。

様々な困難に抗い、壁を乗り越え、
カテゴリーを上げる度に成長し、ついに日本の最高峰のリーグまで辿り着きました。

でも、そうなった時に次は何を目指すのか。

J1優勝。
ACL出場。
ナビスコカップや天皇杯制覇。
例えばリーグ戦で連覇が出来るようなクラブになるのも1つの目標かもしれません。

目標は次から次にあらわれ、大きく、果てしなく続く。

でも、僕らは絶対に原点を忘れてはいけない。

僕らの目指すべき原点、それは・・・

ホームスタジアムが毎試合満員に埋まること。
そしてそこに集まった皆と想いや夢、感動を共有すること。

だからこそ、この後のリーグ戦3試合は本当に大事な試合になると思っています。
結果だけではなく、その先にあるものを見据えて皆でこの3試合に向き合いたい。

J1昇格。
ここはゴールではないし、ましてやスタートでもない。

沢山の人を巻き込んで進み続ける僕らのプロジェクトはこの先もずっとずっと続いていくのだから。

これから先も、肩を組み、手と取りあい、共に歩んでいきましょう。

最後に、
これまで携わってくれた沢山の人に、沢山の選手達に感謝したいと思います。

そして、ここまでこのクラブを押し上げてくれた『松田直樹』という存在を皆でいつまでも大切に想い、闘い続けましょう。

ありがとう。
そして、『おめでとう』

これからもずっと共に。

明日は新たな歴史の第一歩。
厳しい闘いになるとは思いますが松本山雅に関わる全ての人の総力を結集し最後まで闘いましょう。

明日もグランドで闘い続ける選手達に熱いご声援、宜しくお願いします。

ではまた。