9月24日(日)FC岐阜戦 喫茶山雅ブースにてリユース食器試験導入のお知らせ
9月24日(日)のFC岐阜戦より、「松本市イベント用リユース食器導入事業業務」の採択を受けた就労継続支援A型事業所「エア・ウォーター・スマイル」様で管理されているリユースカップを、喫茶山雅ブースにて試験導入します。
趣旨
松本山雅FCでは、未来ある子どもたちと地域の人々に夢と感動を与えられるような「ひとづくり」に貢献するため、多くの皆様と一緒にホームタウン活動を行っています。
昨シーズンより、「SDGs」を意識した活動により重点的に取り組んでおり、街中にポスターを貼って歩く「緑化大作戦」と併せて新たに清掃活動を行うようになったり、ホームタウン・生坂村で、脱炭素社会に向けた取り組み「いくさか『創造の森』プロジェクト」をスタートしています。
「地域を良くする」こと、誰からも「愛される」「親しまれる」「応援される」クラブを目指し、ファン・サポーターの皆様・地域の皆様と共にSDGsの取り組みを広げていきたいと考え、ゼロカーボンチャレンジマッチ実現に向けたプロジェクト「good with YAMAGA」を実施するなど、活動の幅を広げております。
また、昨シーズンの6月に行われた藤枝MYFC戦では、雷雨により試合が一時中断となりました。昨今、異常気象により試合の中断を余儀なくされるケースも増えており、クラブとしても、改めて環境や気候について考えて行動して行かなければならないタイミングと捉えております。
松本市の現状
松本市の一人一日あたりのごみ排出量は県内19市で最多であり、ごみの減量は長年の課題となっています。令和2年12月に気候非常事態宣言を発出し、2050年ゼロカーボンシティを目指して、あらゆる場面で脱炭素を進めることとしています。
これらの背景から、温室効果ガス排出の一因であるプラスチックごみの削減は急務であり、松本市内では、特に環境負荷の大きいワンウェイプラスチック(使い捨てプラスチック)のごみを減らすため、「ワンウェイプラスチック削減ミッション」として、あらゆる場面でワンウェイプラスチックからの転換に取り組んでいます。
松本市は年間を通してスポーツや音楽イベント、学校・地区行事等、大小様々な規模のイベントでにぎわう街であり、ポストコロナにおいて再び活発化する動きが見られています。これらのイベントのうち飲食を伴うものでは、多くの場合、ワンウェイプラスチック製の食器が大量に使用され、プラスチックごみを増やす一因となっています。
松本山雅では、「リユース食器を導入したイベントへの参加を通じ、環境配慮に取り組む機運の醸成をねらう」という事業の趣旨に賛同し、9月24日のFC岐阜戦よりリユースカップの試験導入を開始します。
その他
- 今回は試験導入のため、喫茶山雅ブース(キッチントレーラーを除く)のみで実施いたします。他の飲食ブースにつきましては引き続きプラカップを使用しますが、今後リユースカップ導入について検討していく予定です。
- ご使用いただいたリユースカップの回収は、スタジアム内YELLステーションにて行います。
- 今回の導入にあたり、「松本市リユース食器利用促進補助金」をいただいております。
「松本市リユース食器利用促進補助金」について
松本市内のイベントにおいて使用しようとするリユース食器の賃借をする方であれば補助金を受けることができます。
皆様、ぜひご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。