新活動拠点「小坂田公園」に関するメディア説明会を開催しました【報告】
9月16日(金)塩尻市役所にて、塩尻市が再整備を進める「小坂田公園」での活動に関するメディア説明会を行いましたので、ご報告いたします。
当日は、塩尻市・小口利幸市長にもご出席いただき、弊社 代表取締役社長 神田文之よりフットボール環境整備について、フットボール部部長 鐡戸裕史よりトップチームの利用についてご説明させていただきました。
また、サッカー場の利用に合わせ、公園内に松本山雅による管理棟(クラブハウス)の建設を併せて発表いたしました。建物には、ロッカールームやシャワールーム、サッカー場利用者用トイレや屋根付き休憩スペースのほか、イベント開催時には一般向け利用も計画している多目的ルームを備え、2023年3月に完成を予定しています。
2015年には、松本市をはじめとする多くの皆様のご協力により「かりがねサッカー場」が整備され、メインの練習会場として利用させていておりますが、シーズンを通して試合会場と同様に整備された天然芝での練習環境を確保することが、直近の重要課題となっておりました。
今回、ホームタウン・塩尻市また関係者の皆様のお力添えにより、来春以降は天然芝でのトレーニング実施日数が大幅に増やせることが可能なりましたこと、この場をお借りして御礼申し上げますとともに、小坂田公園にファン・サポーターや塩尻市またその周辺の皆様が集い、賑わいのある公園づくりに貢献して参ります。
「小坂田公園」での活動について
塩尻市 小口利幸市長のご挨拶
「地域にとって、プロスポーツによる活性化は、今後さらにより深い関係になろうと承知しております。
塩尻市は、市内にただ一つの都市公園という形で小坂田公園を持っています。大切な市の財産でございますし、税金を使って管理しておりますので、より活性化できる案を外部の意見もいただきながら再三研究してトライしてきた経過があります。そんななかで最新の芝生を選定して、J1を目指す山雅さんの希望にも添える形で工事が進んでおります。現在3位ですが、上位チームの中から勝ち抜いて来年はJ2のサブグランドとして、塩尻市民はもとより近隣の多くの皆さんがいろんな希望を持って集まれる場所になることを心から期待しております。
元々長野県そのものがプロスポーツに触れる環境に今までありませんでした。私も含めて全くそういうことを知らなかったものが心を1つにして、ワンソウルで山雅を応援できる、そんなプロスポーツに育っていることを地域住民の一人として心から嬉しく思っております」
株式会社松本山雅 代表取締役社長 神田文之のご挨拶
「小口市長をはじめ塩尻市の関係の皆様には、(小坂田公園の利用について)多大なるご協力をいただきますこと感謝申し上げます。
塩尻市の皆様には、2013年よりホームタウンとして松本山雅を熱く温かく応援いただき今日まで来ております。現在は10市町村にホームタウンになっていただいておりますが、当初は松本市が中心にクラブが活動していたなかで、塩尻市がホームタウンになったことは、松本を含めて広域で山雅を応援いただく流れを作っていただいたと思っております。またホームゲームにおいても、塩尻駅からアルウィン間でシャトルバスを運行いただき、サポーターの利便性向上にもご協力いただいております。今秋のホームゲームではホームタウンのPR企画も予定しておりますが、さらに塩尻市のPRにも役立てていただきたいと考えております。
まず天然芝の環境を作っていただいたこと、施設内にクラブが自前でクラブハウスを建てさせていただけることは、トップチーム環境面で大きな一歩を踏み出せることになりました。
今後は、しっかりと塩尻市の皆さんにご理解いただけるように活動していかなければならないと感じています。
クラブが2015年に発表したドリームビジョンのなかの大きな一歩です。10年20年先の未来の財産を作っていただいたこと、重ねて御礼申し上げます」
小坂田公園の利用について
小坂田公園サッカー場は、2023年4月に供用開始を予定しており、天然芝サッカー場、人工芝のサブピッチが新設され、塩尻市民を中心に利用される他に、4月から11月においてトップチームで年間240時間程度の利用を予定しており、週2回の練習と月2回程度の練習試合利用を想定しております。
管理棟(クラブハウス)について
2023年3月末完成予定
ロッカールーム、更衣室、シャワー室、トイレ、スタッフルーム(多目的)、サッカー場利用者用トイレ、軒下休憩スペース
※多目的ルームは、イベント等の開催時において、賑わい向上のための活用を想定して設計しています。