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鹿児島キャンプレポート6日目

鹿児島キャンプ6日目

今日は朝から生憎の雨模様。
気温も上がらず、鹿児島とは思えないような天候の中、トレーニングスタートしました。

今日の午前中のメニューは先日、言い渡されていた通りミドルパワーのトレーニングでした。
選手達はもはやお馴染みとなったこの等間隔のコーンが何とも言えず不気味に感じているのではないでしょうか。

ウォーミングアップをする選手達の表情もやはり少し硬かったように思います。

そして、早速トレーニングが始まりましたが、日に日にタイム設定が厳しくなり、ミドルパワーから次第にハイパワーの要素が混じったトレーニングへと変化している事もあり、本当に厳しいトレーニングとなりました。
もはや苦しそうな選手の表情を撮るのをためらうほど。

タイム設定や内容も少しかわったこともあり、途中からはタイムに入れない選手も出てきていました。
ただ、選手達は最後まで諦めずに歯を喰いしばり、自分自身の限界にチャレンジし続けていたと思います。

走った分、苦しんだ分、必ず強くなると信じて自分自身と必死に闘っていると思います。

その証拠に終わった瞬間には、選手達はお互いの健闘を称えあうかのようにハイタッチをして、喜びを表現していました。

普通、ゴールを決めた時や試合に勝った時くらいにしか出ないハイタッチを走り終わった瞬間に自然に出てくる。
この苦しみを乗り越えた時の達成感はきっと選手達本人にしかわからないのかもしれません。

真摯にトレーニングに向き合う選手達のこの努力が報われて欲しいと心から願います。

午後は室内で筋トレをし、ミーティングをした後にボールを使ったトレーニングを行いました。
ゴール前の攻防では、とても疲労がたまっている身体とは思えないような集中力と真剣勝負の中、トレーニングは進んでいきました。

明日は午前練習のみで午後はオフです。
天候も少しずつ回復してくるようなので明日も集中してトレーニングをこなせればと思います。