ニュース

NEWS

鹿児島キャンプレポート10日目

鹿児島キャンプ10日目

今日は天気予報通り、朝から生憎の雨模様。
気温がそこまで低くなかった事がせめてもの救いでした。

今日は午前、午後の二部練習。
そして午前中はフィジカルトレーニングという事で鹿児島キャンプの山場とも言える1日だったと思います。

まずはいつも通り、怪我のないようしっかりとジョギングとストレッチで体を起こしていきます。

そのあとは早速、このキャンプで幾度なく見てきた光景、シャトルランのフィジカルトレーニングが始まりました。
ただ、メニュー自体はどんどん変化してきていて、今日はターンの回数が増えるような設定になっていました。
走行距離やタイムがそれほどかわらずにターンが増えるという事は、それだけ実際のプレーに近い、ストップ&ダッシュの要素が多く含まれているという事です。

エルシオコーチは常々、ターンの仕方、走る姿勢にも選手達に拘りを求めます。
正しい姿勢で行えばより良いトレーニングの対価が得られるという考えのもと、選手達に細かく指導を続けてきました。

トレーニング自体はほぼフルパワーを連続して出さなければ入れないタイム設定になっているので、筋肉や心肺機能の限界まで選手達はチャレンジを続けていました。
最後は体を投げ出してまでタイムに入ろうとする選手がいたり、妥協せずに限界までトライする姿勢が随所に見られ、本当に素晴らしい時間を積み重ねる事が出来たと思います。

午後は室内で筋トレとミーティングを行った後にグランドに出てボールトレーニングが始まりました。

その後は、本番を想定してセットプレーのトレーニングを行いました。
反町監督からは、
「2週間後には大舞台でやらなきゃいけないんだぞ!」
とゲキが飛び、1つ1つのプレーに真剣勝負を求めていました。

そして鹿児島キャンプ10日目のトレーニングは無事に終了しました。
山場を乗り越えた選手達には安堵の表情が浮かんでいたように思います。

余談ですが、
エルシオコーチは午前練習の最後にこんな言葉を選手達に投げかけていました。

「今日のトレーニングは最後まで闘う姿勢が見れて本当に素晴らしかった。フィジカルトレーニングの時に見せてくれたこの姿勢をサッカーの試合でも出して欲しい。このキャンプでは他のどのチームよりも君たちは走り、そして強くなった。その自信を持ってシーズンを迎えて欲しい」

この言葉に表されるようにこのキャンプで選手達は本当によく走りました。
苦しい思いをした分、必ずこの努力が報われると信じています。

選手達がこのキャンプで積み上げた走力。
反町監督始めとするスタッフがたゆまぬ努力で積み上げた智力。

この2つが交じり合い展開される「ノンストップフットボール」が、今シーズンのJ2リーグの中でどれだけ躍動するのか。
今から2014シーズンの開幕が本当に楽しみで仕方ありません。

キャンプも残すところあと4日となりました。
開幕まであと少し。
松本での雪が心配ではありますが、まずは目の前の1日1日に集中したいと思います。