鹿児島キャンプレポート11日目
鹿児島キャンプ11日目
今日の鹿児島は1日雨模様。
今回のキャンプは残念ながら雨が多く、天候にはあまり恵まれたとは言えないかもしれません。
ただ、やはり気温は低くないので、練習が始まると選手達もウォーマーや手袋を脱ぎ捨てる姿をよく目にしました。
今日は午前中だけのトレーニング。
練習会場の鴨池陸上競技場で戦術ミーティングを行った後にトレーニング開始。
今回、キャンプを通じて行ってきたミーティングでは、映像や資料を使って選手達に分かりやすいように入念に準備されたものが用意されていました。
ミーティング → 実践(トレーニング)という流れが選手の中にも出来ていて、フィジカル的な要素も勿論ですが、このキャンプでは選手達の反町監督の戦術に対する理解度もだいぶ進んだのではと思います。
いつも通り入念なウォーミングアップから開始。
今日は、様々な種目の俊敏性を養うトレーニングも行いました。
その後はボールを使ったトレーニングに移行。
エリアが狭く設定されているこのトレーニングでは攻守が間断なく繰り返され、頭と体の切り替えの早さが求められていました。
そして、こういった昨年から在籍している選手が新加入の選手にトレーニングの目的やルールを教えるシーンがこのキャンプでは良く見かけられました。
そういう意味でも、新加入選手と既存の選手の融合が進んでいる証拠だと思います。
足を引っ張り合うのではなく、お互いに良きライバルとしてミックスアップを目指すいい関係性が築けているように思います。
その後は、少し特殊なルールがあるゲーム形式のトレーニングが行われました。
最後は飯尾和也選手のDFとは思えないような美しい2つのゴールで今日の全体トレーニングが終わりました。
そして全体トレーニング後に何人かの選手が残ってプレスキックの練習をしていました。
雨の中、1本1本、ボールの感触を確かめるように大事に蹴っていたのがとても印象的でした。
明日はここ鹿児島で最後のトレーニングマッチです。
いいイメージで松本に帰れるように、中身のあるトレーニングマッチになればと思います。