東金キャンプレポート<8日目>
東金キャンプ8日目も2部練習を行いました。
キャンプ前に布監督が話していた、「リーグで90分戦える体をつくること」と「チームコンセプトを落とし込むこと」を今日の練習でも実践。
午前中は、100m・200m・300m・400mの合計1kmを立て続けに走るシャトルランを4セット走りました。
前夜のホテルでは、「明日はシャトルランか…」と素直に本音を漏らす選手もいるほど。1次キャンプの後半の風物詩ともいえるハードなフィジカルトレーニングに臨みました。
心身共にタフな練習開始前に、古邊フィジカルコーチからシャトルランの説明と入念なウォーミングアップが行われました。
トレーニングがはじまると、グループごとに設定された制限タイム内に入るよう、それぞれの限界に挑戦しました。
練習後に選手たちは口を揃えるように、「キツい練習だけど、1シーズン戦うためには必要なトレーニング」、「このトレーニングを乗り切らなければ、J1昇格することなどできない」と力強いコメントと意識の高さを示してくれました。
高卒1年目の村越凱光選手も前々日のYO-YOテストに続いて、一番早いグループで終始「がんばりましょう!」と盛り上げつつ、先輩たちに必死で食らいついていました。
シャトルラン終了直後は、ピッチに横たわっていましたが、すぐに起き上がると一緒のグループで走り切った吉田将也選手とカメラに向かって笑顔とガッツポーズを見せてくれました。
続いて午後のトレーニングへ。
ウォーミングアップを入念に行った後は、ボール回し。
そして最後にチーム始動後初のフルコートでのゲームを行いました。
アタッカー陣が積極的にゴールへと迫るとネットを揺らすシーンが何度も見られました。
さらに監督も強調しているピッチ内での選手間のコミュニケーションについては、キャンプ生活を通じて選手同士お互いにやることが見えてきており、仲間をコーチングする声がピッチに響くようになってきています。
東金での1次キャンプも残すところ2日。
明日は午前のみの1部練習を行います。