あけましておめでとうございます。
日頃より松本山雅FCに対して熱いご支援をいただき、誠にありがとうございます。

昨年は２度目のＪ１挑戦でしたが、Ｊ１の大きな壁を突破するためにはクラブとしてもう少し力を身に着ける必要があると感じた１年でした。

８年間反町体制で築いた確かな礎を布啓一郎新監督に継承して頂きながら、チーム強化と若手育成という難しい局面を乗り切り、新しい未来を切り拓きたいと思います。

育成組織に目を向けると昨年はまさに「境界突破」を実現した１年でした。
U-18が念願のプリンスリーグ北信越に昇格を決めたほか、U-15北信越リーグ再昇格、全日本U-12サッカー選手権大会出場、長野県U-11サッカー選手権優勝、U-15女子サッカー選手権大会全国大会出場とほぼ全てのカテゴリーで結果に結びつけることが出来ました。

地域の子どもたちがそれぞれ努力を積み重ねること、現場で熱を持った多くの指導者が関わること、それをサポートする保護者。
この地域でサッカーを通じた「ひとづくり」が少しずつ顕在化しているようにも感じます。

また、今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、スポーツ界にとって大きなチャンスの年になります。
松本山雅の事業を通して、この地域での「する・みる・支える」というスポーツ文化を更に深める１年としたいと思います。

今後も身近でスポーツを楽しめる環境づくりや、老若男女が気軽にスポーツと触れ合えるような活動を通じて「まちづくり」にも貢献したいと思います。

そして、企業理念に掲げる「未来への夢と感動へチャレンジ」を追求し、山雅ファミリーの皆様と共にこれからも歩んでいきます。
地域の皆様と作り上げた「山雅」を唯一無二の強いクラブに育てていきましょう！

今シーズンもご支援ご声援をよろしくお願い申し上げます。

2020年　元旦
株式会社松本山雅
代表取締役社長
神田　文之