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信州大学×松本山雅FC「ママサポ企画」“小児入院患者に付き添いをされる保護者の方々へのサポートプロジェクト”のお知らせ

信州大学医学部附属病院東7階病棟において、松本山雅FCと連携の上、「小児入院患者に付き添いされる保護者の方々へのサポートプロジェクト」を開始しました。

第1回目は6月26日(水)、第2回目は7月25日(木)に活動を行いました。

スタジアム内の活動だけでなく、地域にフィールドを広げ、子育て世代の皆さまのお力になれることがもっとできないかと考え、2023年から議論・調整を続け、松本山雅FCの選手達に食事を提供する「喫茶山雅」が定期的に小児患者に付き添う保護者に対して弁当を届けるプロジェクトをスタートすることにいたしました。

●プロジェクトの経緯

信州大学医学部附属病院東7階病棟において小児患者が入院治療を受ける際、未就学児においては常時保護者の付き添いが必要となります。
しかし、その保護者の食事は病院から提供することはできず、保護者それぞれで調達をしなければなりません。調達の選択肢は主に自宅からの差し入れか病院内のコンビニエンスストアで購入の二つとなります。そのうえ、当院入院中の小児患者は松本地域だけではなく信州全域から来られること、また病院内のコンビニエンスストアで買う場合病棟専属の保育士に子どもを預けなくてはなりません。
常時5〜10人の小児患者付き添いの保護者に対して1人の保育士の配置であるため保育士が1人の子供を預かれる時間は限られてしまいます。

以前から「ママサポ企画」と称して、妊産婦がサッカー観戦できるようにする企画やメンタルヘルス不調を抱える妊産婦や父親母親の無料相談ブースの設置などを行なって参りました。

本課題に対しても2023年から議論・調整を続け、松本山雅FCの選手達に食事を提供する「喫茶山雅」が定期的に小児患者に付き添う保護者に対して弁当を届けるプロジェクトを協働することと致しました。

弁当は松本山雅FCの選手達に提供する栄養面を考慮した食材を使用して作っております。
また弁当を届ける際は松本山雅FCの選手も同席し、写真撮影やサインなどを通じて小児患者に付き添う保護者を応援する仕組みとなっております。

●今後の活動として

松本山雅FCは今後もお弁当を届ける活動を実施していきます。
また、この企画を実施するにあたり、共感いただける方にご協賛をお願いしたく思っております。ご協賛の金額によっては食事提供以外に小児科のプレイルームでサッカーが観戦できる環境をご用意する、また退院した家族をスタジアムにご招待することなども検討しております。

松本山雅FCは地域リーグの時代からサポーターの皆さま一人ひとりがクラブを“自分ごと”として捉えて、周囲の人を巻き込んで応援の輪を大きくしてきていただいたという歴史があります。
今回このような活動もぜひ共感いただき助け合いの文化を育んでいければと考えております。

現時点で検討しているご協賛方法として
1.選手参加のサッカークリニック
2.喫茶山雅のオリジナル弁当
3.選手プロデュースグッズ
4.企画チケット
などを検討しています。

活動や集まったご協賛金は、選手含め協議をして決定していきたいと思っております。
活動については決定次第ご報告させていただきます。