「松本山雅FC U-18 田中想来選手トップチーム昇格記者会見」を開催しました【報告】
10月17日（月）松商学園高校にて、松本山雅FC U-18 田中想来選手のトップチーム昇格記者会見を開催いたしました。
記者会見には、クラブより代表取締役社長・神田文之、フットボール部部長・鐡戸裕史、田中想来選手、そして2017年よりクラブと連携協定を結ぶ松商学園高校の長野雅弘学校長が出席いたしました。
神田 文之 社長
「松本山雅U-18、そして松商学園所属の田中想来選手がこのたびトップチームに昇格することになりました。2015年にクラブが掲げたドリームビジョンの「人づくり」のところで、自分たちだけではなく地域の皆さまと地元の血をしっかり育てていくことを公にさせていただきました。その中で、松本大学も含めた松商学園様の学校法人グループと連携し、学校長をはじめ顧問の先生にもサポートいただいて、このようにトップチームに輩出できることになったのは本当にうれしく思っています。
まだまだ道半ばではあると思っていますが、こういった選手が生まれるんだということを確信しながらも、欲を言えば毎年地域の皆さまに喜んでもらえるような選手を育てていけるクラブになれたらいいと思いますし、学校との連携をさらに深める機会にしたいと思っています。
トップチームは残り5試合の終盤戦で、まだまだチャンスがある状況ではありますが、Ｊ３という難しいシーズンをまさに戦っている最中です。想来くんは2種登録としてトップチームで活動していますし、信州ダービーでゴールを決めた姿はクラブにとって本当に勇気をもらったシーンでした。私自身もすごくそれを感じましたし、今月ある信州ダービーであったり残り試合のところで、若くフレッシュな力がクラブの伸び代、切り札となるかもしれません。そういった期待も込めてきょうは喜ばしい会見にしたいと思っています」
松商学園高校 長野 雅弘 学校長
「本校3年生の田中想来くんが松本山雅FCのトップチームに昇格することが決まり、全校を挙げてとても誇らしく嬉しく思っています。松本山雅と本校サッカー部が連携協定を結んでいる中、2年前にも本校生徒2名（神田渉馬、稲福卓）がトップに昇格し、このたび4人目として田中くんもトップ昇格となりました。Ｊリーグで大活躍してくれることを願っています。
田中くんはすでに2種登録でリーグ戦にも出場し、ゴールに貪欲でチームのために献身的に走る選手と聞いています。担任の先生の話では、田中くんは明るくクラスのムードメーカー。トップの練習以外で学校を欠席することはなく、勉強にも非常に打ち込んでいると聞いています。このような生徒でもあるので、今後も活躍して松本山雅の昇格にも貢献してくれることを私たちは切に願っています」
チーム統括本部 鐡戸 裕史
「今シーズンの天皇杯・長野県予選決勝で決勝ゴールを決めて、地域の皆さんをはじめたくさんの方に衝撃を与えてくれた存在です。
ジュニアユースから山雅アカデミーに所属し、トップチーム昇格を一番の目標としてここまで一生懸命活動してくれています。その後5月末には２種登録を完了し、それ以降はリーグ戦にも出場して活躍してくれています。田中選手の特徴は、リーグ戦でしっかりと表現してくれていると思いますので、概ね皆さんにもご理解いただいていると思いますが、FWとして得点力や得点に絡むこと、ゴールに向かう姿勢や相手の背後へ抜け出す動き出しの質がとても高いと評価しています。また２種登録ですがトップチームに入っても物怖じしない性格で、どのような状況でも落ち着いてボールワークができるところが魅力です」
田中想来 選手
「来季よりトップチームへの昇格が内定いたしました、松本山雅FC U-18の田中想来です。まずはこのような会を開いてくださり、ありがとうございます。小さな頃から見て育った松本山雅FCというクラブで、プロのキャリアをスタートさせられることを大変うれしく思います。いま自分がここにこうして立っていられるのは、自分を支えてくださった全ての皆さまのおかげです。その方々に自分がアルウィンで躍動する姿を見せられるよう、日々努力していきたいと思います。応援よろしくお願いします」
記者会見での質疑応答は、松本山雅FCプレミアムにて無料公開中です。ぜひご覧ください。