鹿児島キャンプレポート<3日目>
チーム
鹿児島キャンプ3日目も前日に続いて、午前・午後の2部練習を行いました。
初日、2日目と温暖な気候でしたが、この日は、雨が降っていたかと思えば晴れ、晴れていたかと思えば冷たい風が吹くなど不安定な1日でした。
午前のトレーニングでは、フィジカル中心で、スプリントやミドルパワーのメニューを次々とクリアしていきます。
フィジカルメニューの後には、攻撃と守備のグループに分かれ、得点・失点に直接つながるクロスをテーマに確認作業をしました。
選手間のコミュニケーションを密にしながら、ボールや相手の状況に応じたポジショニングやスペースを埋める動きについて共通理解を深めました。
午後は、午前の動きをおさらいしながら、実戦的なシチュエーションのメニューを行いました。
ゴール前でのスピードアップやクロスの精度など、1つ1つの質も追及していきます。
お互いの体を激しくぶつけ合ったり、息をつく間もない攻守の切り替えのシーンがどんどん増えてきました。
選手は声を張り上げ、仲間と声を掛け合いながら、集中を切らすことなく連続してプレーします。
鹿児島キャンプ4日目の1月31日は、練習会場を白波スタジアムに変え、今季3試合目のトレーニングマッチを行います。
ルヴァンカップ初戦まで約2週間。
布監督は、練習後の報道陣からの取材に対して「まずはチームとしてやるべきことをいかに多く出すか。今までやってきたものを出せる機会を増やしていく」と選手たちの積極的なチャレンジに期待を込めつつ、フィジカル面の仕上がりとチームコンセプトの質向上を確認する意向を示しました。