東金キャンプレポート<6日目>
東金キャンプも6日目。10日間にわたるスケジュールを折り返しました。
この日の午前は、1次キャンプの風物詩?とも言える持久力測定「YO-YOテスト」を行いました。
これから自分自身を追い込む過酷なテスト前のウォーミングアップ。不安を隠しきれない雰囲気が伝わってきました。
そして測定がスタート。
20メートルのシャトルランをひたすら往復!制限時間がどんどん厳しくなっていくなかで、精一杯走り抜きます。
ゴールキーパー陣もフィールドプレーヤーに負けじと粘り強さを見せてくれました。
今年も最後まで残ったのは、田中隼磨選手と藤田息吹選手。
無尽蔵のスタミナは今年も健在です!
チームで一番走った田中隼磨選手の健闘を称える、イズマ選手・セルジーニョ選手・ジャエル選手。
往復ダッシュは、孤独な自分との闘いですが、測定最終盤には走る選手たちをチームメイトが大きな声で鼓舞し、辛くて諦めそうになった気持ちを奮い立たせます。
ホームのサンプロアルウィンやアウェイでのサポーターの皆さんの大声援が選手の背中を押してくれるというのは、このようなことなのだなと改めて実感しました。
そして、ピッチ上ではチームに一体感が生まれていました。
午後のトレーニングは、守備にテーマを置いたメニューに取り組みました。
積極的なチャレンジとカバーリングやプレズバックなど、チーム全体で連動性を持つことを意識付けしました。
午前のYO-YOテストでの疲労を微塵も感じさせず、上下動を惜しみません。
選手間で声を掛け合うことも日に日に増えてきて、お互いの意思を確認し合うシーンが必然的に多く見られます。
キャンプ初日から練習参加しているゲイラン・インターナショナルFCのファリス選手。
ディフェンスと1対1のシーンでは積極的に攻撃を仕掛けていました。
布監督は、「相手を休ませるな!」と自分たちの頭と体を常に動かし続けるよう選手たちに要求。
守備においてもチャレンジングな姿勢を貫きます。
明日も午前午後の2部練習を行います。