試合日程・結果
FIXTURES & RESULTSJリーグ ディビジョン2 第10節
5月15日(水) 19:00 Kick off アルウィン
松本山雅FC
東京ヴェルディ
松本山雅FCメンバー
スターティングメンバー
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GK 1 野澤 洋輔
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DF 15 川鍋 良祐
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DF 23 多々良 敦斗
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DF 4 飯田 真輝
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DF 14 玉林 睦実
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MF 6 岩沼 俊介
-
MF 11 喜山 康平
-
MF 8 弦巻 健人
-
MF 16 鐡戸 裕史
-
FW 10 船山 貴之
-
FW 19 塩沢 勝吾
サブ
-
GK 25 白井 裕人
-
MF 5 小松 憲太
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MF 18 楠瀬 章仁
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MF 24 パク カンイル
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MF 30 岩渕 良太
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FW 7 北井 佑季
-
FW 20 長沢 駿
監督
交代
-
62'塩沢 勝吾 長沢 駿
-
75'弦巻 健人 楠瀬 章仁
カード
-
78'玉林 睦実
東京ヴェルディメンバー
スターティングメンバー
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GK 1 佐藤 優也
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DF 26 井林 章
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DF 5 金 鐘必
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DF 2 石神 直哉
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MF 19 森 勇介
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MF 14 鈴木 惇
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MF 15 小池 純輝
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MF 11 西 紀寛
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MF 16 飯尾 一慶
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FW 7 中島 翔哉
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FW 44 高原 直泰
サブ
-
GK 31 キローラン 菜入
-
DF 23 吉野 恭平
-
MF 27 前田 直輝
-
MF 10 安田 晃大
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MF 21 高木 大輔
-
FW 17 常盤 聡
-
FW 18 巻 誠一郎
監督
交代
-
64'中島 翔哉 常盤 聡
-
72'小池 純輝 前田 直輝
-
83'石神 直哉 吉野 恭平
カード
スタッツ
Matsumoto Yamaga F.C.
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STATS |
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---|---|---|
9 |
シュート | 13 |
20 |
ゴールキック | 8 |
1 |
コーナーキック | 9 |
5 |
直接FK | 11 |
2 |
間接FK | 0 |
2 |
オフサイド | 0 |
0 |
PK | 0 |
試合データ
- 主審
- 吉田 哲朗
- 副審1
- 青山 健太
- 副審2
- 佐藤 貴之
- 第4の審判員
- 藤沢 達也
- 入場者数
- 8855人
- 天候・風
- 晴/弱風
- 気温/湿度
- 20.0℃/41%
- ピッチ
- 全面良芝/乾燥
試合レポート
MATCH REPORT試合後のコメント
■反町監督記者会見のコメント
「試合を終わって、あれだけのサポーターが今までの5~6倍、我々のチーム名を連呼してくれたことが今日のゲームを象徴していると思います。本当に死力を尽くしてやったゲームだったと思います。ボールを止めて蹴るという作業がどれだけ必要かは、皆さんも分かっていただけたと思います。我々と比べると、同じリーグにいて良いのかというくらい技量の差は正直あるのはここにいる皆さんも含め、分かったと思いますが、それでもリーグは進んでいくので我々はこうしたプレッシャーのなかでも技術も含めて、しっかりやっていかないといけないというのと同時に、今日の勝点1を僕は評価して良いと思います。本当に最後のところをやられてもおかしくなかったと思いましたけども、野澤を中心にした後ろの3枚、ダブルボランチの喜山と岩沼、両サイドの玉林、鐡戸。全員の名前をあげちゃいますけど、前線も船山、弦巻、塩沢、長沢、楠瀬、本当にみんな良くやったと思います。ただ、現実としてはまたホームで勝てなかったということを、このあと質問する人がいると思いますけども、死力を尽くした結果なので明日の新聞記事には小さく書くくらいにしてもらいたいなと思います。0-0でしたが非常に良いゲームをしたとは思います。もちろん勝てれば良いのですけども、上位に入ってくるチームとの試合は難しいですし、今日は良くやったと思います。あんまり褒めすぎると休んでしまうので、次アウェイで強豪の千葉さんとやるわけですから、しっかりリカバー作業をして、勝点3を取って帰れるように努力したいなと思います」
Q:GK野澤洋輔選手と弦巻健人選手の初先発起用の意図と評価をお願いします。
「あまり多くを語ることは出来ないですけど、少し後ろの方のディフェンスの不安定感がありましたので、最後尾から仕切らないといけないかなというのは一つありました。野澤は怪我もありましたが、野澤と白井、村山に関しては3人同じくらいの力量だと思っていますから、そういう意味では、調子の良い選手にチャンスを与えたいなというのもありました。彼も腐らずに、こういう今日のお日柄を考えると注目されるゲームになってしまいましたが、そのなかでも冷静にゲームをしたと思います。弦巻はここのところ少し調子も上がってきていました。相手の弱いところを突くという意味では、一番洗練されたものを持っているので、連戦でもありますし、そこに少し賭けようかなと。期待通りのプレーはしてくれたなとは僕は思いますね。90分間出来るだけの体力はないのですが、やりきったとは思います」
Q:勝点3に繋がる試合だったと思いますが、いい試合が出来た中で得点出来なかったことに関しては何が足りなかった?
「最後のところで慌てているのはありますよね。もうちょっと向こうも最低の人数をかけて守っているわけなので、最低というのは我々の攻撃の枚数にプラスワンの人数でやっているわけで、そこを超えて数的優位を作れるか。後半は何度か数的優位を全体的に見ると出来ているんですけど、そこでパスなのか、もしくはシュートなのか、もしくはドリブルで仕掛けてワンツーなのか。そういうところのアイディアはなかったですね。やはりそこはヴェルディさんが3枚くらい上ですよね。アイディアはありますよ。そのアイディアをイメージングさせるようなトレーニングはこれからもしていかないといけませんね」
Q:連戦なので難しいとは思いますが次節の千葉戦に向けて、3日間で出来ることは?
「今日はJ2の試合は一つなので、恐らく千葉の人が上から双眼鏡を持って試合を見ていると思うので、逆にその裏をかくようなことをやっていきたいなとは思います。我々は何回も繰り返して言っていますように、こういう連戦でも力を発揮出来るために御殿場、鹿児島キャンプを含めてずっとやってきたわけです。昨年も、目を瞑るとたくさんのサポーターがフクアリに足を運んでくれて、ホームの雰囲気を作り出してくれたので、それを期待しています。そうすれば選手もやらざるを得ないでしょう。ただ、沢山応援に来てくれると千葉の方に沢山のお金が入ってまた第3の外国人を獲りそうなので何とも言えないんですけども(笑)」
Q:中2日という短い期間のなかで非常にアグレッシブなところが見えましたが、メンバーを変えた事以外の要因は?
「変化は別にしていないと思うんですけど、やはり向こうの高原・中島・飯尾・西、この4人の攻撃力は大したものですよ。何で向こうの失点が少ないかというと別に守備がいいわけではなくて、シュートまで持っていける力があるからなんですね。だから、シュートで終わってから布陣をしっかり整えてディフェンスすることが出来るわけですね。ここを上手く抑えるためには、ダブルボランチがあまり前に引き出されないようにしないといけないんですよ。そこは今日はゲームプランの一つとして上げてやったのですが、その仕事は前の3人含めて良くやったんじゃないかなと思いますね。向こうも思った以上に足が止まらずに、高原もまだまだブンデスリーガで試合出来るんじゃないかというくらい、ここのところ好調ですからね。高校の先輩として嬉しい限りです。もう一人、森っていう悪童もいますけど(笑)。チームとしてはかなり能力が高いと思いますよ。終わった後に(三浦監督に)「今の段階ならベスト3に入る力はある」って言いましたけど、ボールを走らされてかなり我々も体力を消耗しましたけど、それに見合う勝点1だったかなと思いますね。良くやったと思います、今日は。これで『何で勝てないんだ』と言われても、今日はすみませんでしたと言うしかないと思います。死力を尽くしたと思います。次にこの勝点1が繋がるようにやっていくしかないでしょうね」
Q:ここ5戦負け無しで、一桁順位に乗りました。
「一試合ごとに大きく順位が変わるわけで、今の円相場と同じ感じですからね。何とも言えませんが、そこで苦しい時期というか、接近しているところを這い上がるか、それとも自分から落ちて自滅するかというところだと思うので、ここは我々のチーム力が問われると思います。色々なものを駆使して、フィジカルのところが一番回復作業をしていかないといけないと思うので、ベストを尽くして千葉戦を迎えたいと思います」
Q:上位の相手に勝ち点を拾っていく中で今シーズンの現時点での松本の立ち位置は?
「皆さん見ていただいて分かるように、レベルはまだまだ高くはないですよ。それを何でカバーしているかと言えば、皆さんわかっている通り、走力だったり強いメンタリティーだったりで補っていますが、そのなかでもリーグは進んでいくのでやっていかないといけない。我々はそういうクラブ力をつけていかないといけませんし、今季もいつも言っているようにまだ21番目からのスタートだと。22番目がどのチームかは何とも言えませんが、その謙虚な姿勢でやっていきたいです。逆に言うと、今日の相手のヴェルディさんは20年前に国立で華々しくデビューしている歴史のあるチームですから。我々のような地方の新興勢力が超えていくには相当努力しないといけないと思います。20年後にJ3じゃなくてJ1でやって優勝争いやACL出場が出来るように。私はもう死んでいるかも知れませんが、そのためにも日々こういうところから1分1秒とも無駄にせずに一生懸命やっていくしかないと思います。答えになっていないかも知れませんが」
Q:メンバーを替えてもかなり上手く行ったことで、昨季に比べてメンバー構成の選択肢が増えてきたように見えますが?
「栃木さんや岡山さんが今年上位争いしているのは当たり前だと言っているのは、岡山さんもJ2に参画して2年目で、僕も湘南でやっていた時は下の方の争いをしていたわけですよね。徐々に選手を獲得したり、アカデミー組織が出来たり、岡山に限って言うと練習場がしっかり出来て、そうやって体制が整ってくるとやはりチーム力は間違いなく上がってくるんですよ。我々はそういうのを参考にしながら徐々に力を付けていかないといけない。そういう意味で考えると、今のポジションは変な話ですが良くやっていると思っていますよ。ただ、さっき言ったように1つ勝った負けたで順位が変わるようなポジションですから、まだまだチーム力は上辺ではついてきたかも知れないけれど、足元を見るとまだついていない部分は正直あると思うので、そこは努力しながらやっていくしかないかなと思います。僕は下部組織から選手が出てきて、初めてJのチームであると思いたいですしね。今日のヴェルディさんを見ても、ユースから出てきた選手はうちの木部選手たち高卒組と同じ年ですよ。しかしサッカーに対する姿勢は全然違いますからね。ベンチを見ても、ヴェルディユースやジュニアユースという名前が出てくるわけです。うちもそういうチームにならないといけないんですが、それは明日出来るような作業ではないですが徐々にやっていかないといけない作業だと思います。こういう地方のチームは良い選手は簡単に獲れないですから、そういう作業も引き続きやっていくことになると思います。クラブとしてやれることは全て責任を持ってやっていきたいなと思っています。いつも答えになっていないような感じですけど、今日は(Jリーグの)誕生日なのでよしとしておいて下さい」